かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

南島原・田んぼと石橋の原風景

2011年08月31日 | 日記

                                                         

今日は、8月31日  水曜日 天候は晴れ。
8月も今日で終わりと思いきや、真夏日のような天気。暑い、暑い! 部屋の中にいても、汗が噴き出してきます。
 時刻は、午後1時半。南島原市北有馬町の「面無橋」に来ています。島原半島の中でも、「石橋」が一番多く点在
している町です。
  中でも、この「面無橋」は、自然石のアーチ橋としては、日本でも、ここ1基しかないと、説明版には書かれて
有ります。見た目は、自然石だけで、すぐに壊れそうな印象を受けますが、江戸期に構築されてから、今まで
当時の姿をそのまま保っています。大雨が降れば、すぐに流されそうな橋に見えますが、先人の石工の知恵と技術が
この橋には施されているんでしょうね。その工夫が「せき落し」と言って、水が早く流れる工法がとられているとか。
 橋に立って、辺りを見回すと、青々とした田んぼが広がっています。昔の人も、この橋の上を行来していたんでしょうね。
決して裕福とは言えない生活の中で、朝早く起きて、この橋を通り、暗くなるまで田んぼで農作業に精を出し、疲れた体で
またこの橋を通って家路につかれていたのが目に浮かぶようです。
  その当時は大家族、どんな生活が営まれていたんでしょうか。父親を筆頭にして、家訓めいたものが家々にあって
それで秩序がたもたれていたのかも知れませんね。それと同時に家族社会の絆が深かったのでしょう。耐えることも
子どもたちには、しつけられていたのでしょう。
  何だか、風景の「原風景」が家族の「原風景」になってしまったみたいです。
帰ろうとしたら、赤トンボが、かなり飛んでいました。秋の涼しさまで、しばらく我慢、我慢。


              

                      今日、8月31日 午後1時頃の前浜海水浴場です。
                 海水浴客の姿が数人見えます。


                                       

 

       

 


 

 


南島原・まろやかな水ー有馬湧水

2011年08月30日 | 日記

今日は、8月30日 火曜日 天候は晴れ、晩夏と言うのに、今になって夏らしい天気が
続きます。9月に入っても、猛暑が続くことはないでしょうね。心配になって来ましたよ。 
ここ数日、夜の寝苦しさからは、解放されたような気がします。明け方近くは、涼しい
風も入ってくるようになりました。
朝から残暑はあるものの、しのぎやすい天気になったような気がします。
今日は、どういうわけか、珈琲が頭に浮かんだのです。珈琲と言えば、やはり水 でしょう
「有馬湧水ホタルの里」に向かうことにしました。途中の棚田には、青々とした稲穂が育っています。
「青の田園風景」から「黄金の田園風景」に変わるのも、あと、しばらく。
 さて、着きましたよ。水神様が祭られている石碑の下から、透明で清らかな水が流れています。
見ただけでも、美味しそうにみえます。早速、備え付けの杓子で飲んでみることにしました。
 冷たさはあまりないものの、舌の上で味わいながら飲む水は、とてもまろやかです。
  近くの説明板には、この湧水は、水道法に基づく水質検査の基準をすべてクリアーしている
安全で美味しい水と書かれてあります。
  中でも、軟水と言うことで、炊飯やお茶・コーヒーを入れたりするのに適しているそうですよ。
写真を撮っている時でも、3人の方が、水ボトルを手に、.水汲みに来られましたよ。

 
                 

                     ちょうど、水を汲みにこられた方にきいてみると
                                やはり、「炊飯やお茶・コーヒーに使っています」との事でした。


                  

                    撮影をしていた時に飛んできた蝶。名前はわかりませ~ん。
                   何とか ヒョウモンチョウと思うのですが…。                


夏の終わりに見た砂浜光景

2011年08月29日 | 日記

                     。


        今日は、8月29日  月曜日  天候は晴れ。
        8月も残すところ、後2日になりましたね。それにしても、時間の過ぎるのが早い事。
        あっという間に一日が終わってしまいます。今日も、そんな一日でした。
         さて、2日間続けて、陽射しの強い中を歩き回ったせいか、歳相応に疲労感が残って
        います。贅沢な疲労感ですけどね。(笑)
        今日は、夏の陽射しが、特に強く感じましたね。
          というわけで゜、外出するのを控えていたのですが、陽射しが弱くなった午後4時近く
        になって、バイクで出かけることにしました。
        夏の終わりの砂浜風景を撮りたくて、前浜海水浴場にやって来ました。海を見ると
        太陽の陽射しが海面に反射して、キラキラと輝いています。潮風も、夏の終わりを告げる
        かのように、爽やかな風が吹いています。
          砂浜に目をやると、最初は兄弟かなと思ったのですが、雰囲気から見ると、どうも親子
        みたいに感じます。潮が段々と満ちてきています。砂の堤防で固めた池が、今にも波で
        洗われそうです。私の子ども時代にも、こんなことをして、遊んでいたなと思うと、とても
        懐かしく感じましたよ。こんな光景も、夏休みが終わると、もう、見られないかも知れませんね。
          ふと、目をやると、日焼けした親子の肌が、とても頼もしく感じられました。親子らしい光景を
        写真に収めようと思いながら、しばらく見ていました。すると、もう帰る時間になったのでしょうか、
        少年の背中を、手ですくった海水で洗い流す、優しい父親の姿がそこにありました。、             
                                        

                   

                       前浜の写真を撮った後、野田浜へ。
                    今日29日 午後4時30分頃の野田浜風景です。
                              


加津佐・私の夏休み宿題ー化石と地層観察

2011年08月28日 | 日記

    

      今日は、8月28日  日曜日  天候は晴れ。
      久しぶりに、朝から一日中、青空が広がりましたよ。夏らしい爽やかな天気。これが本当ですよね。
      今日は、Nセンター主催の「化石を見に行こうー島原半島にステゴドン象がいた時代」という夏休みジオツアー
      に参加するために、津波見海岸に来ています。
        ここの地層は「加津佐層」と言って、160万年から140万年の智層とか。ほかにも、土地の名前を使った
      北有馬層、南串山層などがあります。
        この.「加津佐層の中で、脊椎動物の化石が見つかったんですよ。「シカ」「ゾウ」「ワニ」など。最初の発掘では
      「シカ」が、かなりの比重を占めたとか。植物類としては、「センダン」「クロマツ」なども出土しています。
       激しいマグマの噴出などによる大陸の出現が19億年前、その後、分離と融合を繰り返しながら、陸地が
      形成されていくわけですが、ステゴドン像が生息していた頃は、この津波見海岸も、まだ、陸地続きだったんで
     しょうね。
       参加された皆さんが、化石採取に夢中ですよ。しばらくして、採取されたのを見せていただくと、「木の化石」が
    多かったみたいです。
     化石って、そう簡単に見つかるものではありませんよね。だから、見つけた時は、大発見につながる可能性が、高い
    ということになりますよね。
      この津波見海岸は、その当時、メタセコイアが生い茂る林に、淡水湖があり、鹿が水を飲みに来たりしていたんでしょうか。
    想像するだけでも、楽しくなってきます。
     私の、今日の夏休み宿題は、知識の面では、おぼつかないものでしたけど、「想像のレポート」なら、どうやら提出でき
    そうですよ。
     それにしても、年代の桁数には、戸惑うことばかり。数字が苦手な私にとっては、覚えるのが大変な気もしますが…。
        「ジオ検定」などで、年代の出題がないように、お願いしたいですね。せっかくの好きな科目が嫌いな科目にならないためにも…。

        

       皆さんを待っている間、陽射しを避けるために、蔭を見つけて座っていたところに咲いていた「ツユクサ」です。 


大川内山の風鈴まつり

2011年08月27日 | 日記

                                        

          
 今日は、8月27日 土曜日 天候は晴れ。
 それにしても、今日は夏に逆戻りしたような暑さでしたね。外を歩くとジリジリとした暑さ、これこそ炎暑でしょう。
 今日は、もう夏も終わりと言うのに、風鈴の澄んだ音が聴きたくて、伊万里市の大川内山に行ってきました。
 奇岩の見える山水画のような場所にある大川内山、その景観は“秘窯の里”と言われるぐらい。
 窯元が軒を連ねる通りの軒下には、様々な絵付けが施された風鈴が下がっています。
 6月から開催されていたこの「風鈴まつり」も、今月31日で終わりとの事。
  通りを歩く観光客も、さほど多くありません。
  それにしても、大きい風鈴が下がっていましたよ。ちょっと下から持ち上げてみたい気もしましたが、
  落としたら大変なので止めました。直径は20cmぐらいはあるでしょう。
  でも、風鈴の音を聴きながら、そぞろ歩くのも、この時期しかありませんね。雰囲気のある里だから
  こういうイベントができるんでしょうね。 
   今日は、短めにここら辺で。 暑さと坂道に少し疲れました。
                       


                                                    
                                  
                               


加津佐・少年時代の夏休み風景

2011年08月26日 | 日記

今日は、8月26日 金曜日  天候は晴れから曇り。
昨日に引き続いて、朝から夏の青空が広がりました。でも、午後からは、灰色の雲が空を覆ってしまいました。
西有家方面では、かなりの雨が降ったみたいですよ。局地的な強い雨は、今年の夏の特徴かも知れませんね。
 今日の午前中は、、少年時代の夏休みに、よく泳いでいた、下馬松海岸にやって来ました。
手前の祠には「恵比寿様」が祀られています。「エベッサン」と、その当時は呼んでいました。
その「エベッサンの日」には、子ども相撲が行われていました。その頃は、子どもたちも多くて、結構賑わって
いましたよ。えっ!私ですか。背も一番低くて、体格も貧弱でしたから、勝つことはなかったように記憶しています。
悔しいという気持ちもわかなかったのは、負けて当たり前と思っていたのでしょう。
  砂浜の泳ぎと違って、波止場での泳ぎも、楽しい思い出でしたよ。その当時は、泳ぎ方なんか誰も教えてくれ
ませんから、アップアップしながら、どうにか泳ぎを覚えたものでした。泳ぎを覚えると、遠くまで泳ぎたくなります。
波止場から、少し離れた岩場まで泳ぎつくのが、ゴールになっていましたね。
  もう、長いこと泳いでいませんね。すっかりメタボ体型になってしまった今、泳ぐとしたら、足が届くプールで歩く
事ぐらいですかね。そういえば、海水パンツあったかな~。 

 

 帰ろうとしたら、綺麗な蝶にであいましたよ。この前の岩戸山の植物観察会の時に、講師の先生が話しておられましたよ。
「蝶には、蝶の道があるので、必ず戻ってきます。だから、じっとしてまっていること」という説明でした。確かに飛んでいなく
なったと思ったら、しばらくして、また、戻ってきます。それから、蝶の時間と言うのもあるそうですね。午前11時と午後3時
らしいですよ。  この蝶の名は「アオスジアゲハ」と言います。 それでは、蝶の学習はこれまで。「

 

 


ひまわりのつぶやき

2011年08月25日 | 日記
今日は、8月25日 木曜日 天候は晴れから曇り。
久しぶりに、朝から、青空が広がりましたね。こんな時には目覚めもスッキリ。
朝食は、パンと牛乳それに味噌汁が定番のメニュー。それに、いつもと変わらない夫婦二人の会話が少々。これだけで十分。
 今年の夏は、入道雲はもちろん、夏らしい白い雲を、あまり見なかったような気がします。白い雲と碧い空に似合う被写体
と言えば、やっぱり、ひまわりでしょう。数日前にも、来たのですが、また、やって来ましたよ。
 あれれ!ひまわり畑の雰囲気が、全然違っています。数日前の豪雨と強風のせいでしょうか。元気がありません。うなだれて
いますよ。そんな姿を見ると、とても撮る気にはなれませんでした。
 それではと、ひまわりの声に耳を傾けることにしました。歩いていると、元気な花とよわよわしい花を見つけました。
 「もう、私たちの役目は終わったのかしら」 「そんなことはないよ」と、元気な花がいたわっているように見えます。
 「たくさんの人が、車を止めて、私たちを見て喜んでくれたじゃないの」とも。
 そんな花のつぶやきが、聴こえたように感じた私は、そっとカメラを取り出し、静かに、シャッターを押しました。
  
 
 
 


雲仙・柔和なお顔の大黒天磨崖仏

2011年08月24日 | 日記
経は、8月24日 水曜日 天候は曇りから晴れ。
昨夜は遅くまで雷が鳴り響いていましたね。長崎県では、局地的な豪雨も。おまけに河川氾濫予想に伴う避難勧告も
出されていました。
 一夜明けた今日は曇り空。午後からは、晴れ間も見える天気になりました。
 さて、昨日ブログを何気なく開いて見ていたところ、ひょんなところから、雲仙の「大黒天磨崖仏」にたどり着き
ました。雲仙の歴史は、少しは知っていたつもりでしたが「磨崖仏」が存在していたとは…。
 やって来ましたよ。目の前には、湖面に緑が映える「おしどりの池」が見えます。駐車場に車を置き、歩きだすと
歩調も速くなってきます。何といっても、私は「磨崖仏」が大好きなんです。そうなるのも当然ですよね。池の周回
歩道を歩くこと、10数分、登り口鳥居が見えてきましたよ。上を見ると、大きな岩に圧倒されそうです。
 「熊野磨崖仏」で知られる大分県の豊後高田市を訪れた時、観光ガイドの方が「岩には神が宿るといわれますから」と
の説明が頭に浮かんできましたよ。
 辺りが薄暗い中、距離的にはひと登りの、急な階段を上ります。目がまだ暗さに慣れてないのか、「岩肌のお顔」
をみつけることができません。後からついて来た連れ合いが「そこよ」と指さす方を見ると、大きな岩に隠れるか
のようにしている「お顔」を見つけました。そこには、ほほ笑みを浮かべているような、柔和な「大黒天様」が浮き彫り
的に刻まれています。「磨崖仏」と言えば、密教的な「不動明王」を連想するのですが、少しだけ意外な気もします。
 全国的には、「阿弥陀像」「地蔵菩薩」「釈迦三尊像」などいろいろあるようですね。
説明板には、雲仙は修験者の聖地と説明されています。これからもわかるように、山岳信仰が盛んだったことが
伺えます。
 変わりやすい山の天候も、木々の間から、時折一条の光が「大黒天さまの顔」を照らします。優しい霊気が辺り
一面に漂います。そんな時、もう一度「あなたのお顔」を見たくなるのです。







加津佐・路傍の神さまー耳の神様

2011年08月23日 | 日記
今日は、8月23日 火曜日 曇りから晴れ
暦の上では処暑。処はとどまる意味とか。暑さがまだ残るという意味なんですかね。それにしても不安定な天気で
突風、竜巻などの警戒情報もあり、秋の涼しい風と言うわけにはいかないようですが…。
 さて、勤務していた頃の仕事仲間であった、千々石在住のSさんの昨日のプログに「目の神様」の事が書いてあり
ました。私もSさんにならって、路傍の「神さま」を訪ねることにしました。
 津波見小学校から少し行ったところの道路沿いに、地元の人が「耳の神さま」と呼んでいる小さな社があります。
中には、さほど大きくない自然石のご神体が祭られてあり、横には「火吹き竹」が奉納されています。
 地元では「ひょこし竹」と言っています。「火起し」が訛ってそうなったのでしょう。私の子ども時代には、この
「ひょこし竹」を使って、五右衛門風呂を沸かしていたものでした。竹の筒にキリで小さな穴を開けたもので、反対側
から息を吹き込んで、火をつけていましたね。頬を膨らませて。「プッー」と吹くのですが、なかなか火が起きなくて、
耳が痛くなった記憶があります。耳の病に罹った人が、耳の通りがよくなって、よく聴こえるようにとの願いを込め
られたのでしょう。あるいは、快癒したときに奉納されたのかも知れません。今でこそ、病院で治療や薬をもらう
事ができますが、その当時は、「路傍の神さま」に頼るしか術がなかったのでしょう。
 そういえば、私も「耳鼻科」で「耳」に「空気」を入れられた事があります。想い出しても、いやな感触でしたよ。
すぐ近くには「目の神さま」もあり、眼病に罹った時、地蔵様の目を撫でたらいいとの言い伝えもあるとか。
地蔵さまが座られている台石には、「天明」の文字が刻まれています。江戸時代の「享保」「天明」「天保」年間
には、大飢饉に見舞われ、それに伴い疫病や流行病がまん延したという史実もあります。その当時の農民は「神さま」
にしか頼ることができなかったのでしょう。
 近くの田んぼでは、稲が青々と茂っています。天候異変が続いている今、秋の収穫に影響がないようにと願い
ながら、「耳の神さま」「目の神さま」がいらっしゃる津波見地区を後にしました。
 
追伸 千々石のSさん、今日のブログはあなたのお陰です。ありがとうございました。

南島原市・ほほ笑みのひまわり畑

2011年08月22日 | 日記
今日は8月22日 月曜日 天候は曇り。
朝から、重たそうな雲が広がっています。気象予報士ふうに言うと、前線の影響でしょうと言うことになるんでしょうが、
ここ数日、落ち着かない天候か続きます。先ほども、テレビ画面には、島原半島には、大雨洪水警報と雷注意報が発令と
いうテロップが流れましたよ。
 「かづさふるさと紀行」は、旬の風景をお届けするのが役目。写真的な事は、まず二の次にして、現場に立ち、そこで思い
浮んだことや感じたことを、そのまま書いています。当然、天候の良し悪しには関係ありません。
 さて、今日やってきたところは、諏訪の池から少し雲仙方面へ登ったところのひまわり畑。高原の涼しい風に、ひまわりの
花が揺れています。辺り一面に広がるひまわりの花、まるで「観光ひまわり園」にきたみたいですよ。ひまわりの「表情」もいい
ですね。少しうつむいていたり、そっぽを向いたり、自慢げに上を向いたり、見る方も楽しくなってきます。
 単なる、ひまわり畑では面白くないので、個性の強い花はないかなと、道路を何回も往復していたところ、一台のワンボックスの
車が停車しました。どうやら、雲仙帰りの観光客みたいに見えます。
 しばらく、撮影するのをやめて見ていましたが、私の手はゴソゴソとレンズを望遠レンズに取り換えていました。そうだ!「ひま
わりとほほ笑みの家族」のタイトルにしようと、勝手にシヤッターを押し始めていましたよ。
 それにしても、家族の皆さん、ひまわりの花は撮らないで、中学生ぐらいの、スタイルのいい女の子にレンズを向けてばかり。
ひまわりの花をバックに、可愛い女の子の笑みがとても似合っています。これでは、ひまわりも、やきもちを焼きそうです。
 それにしても、我先にと撮っている、おじいちゃんの姿、ほほえましいですね。俺の孫娘だといわんばかりに、もう、撮るのに
夢中。「大丈夫ですよ、おじいちゃん、ひまわりみたいに明るく、素直ないい子になりますよ」と心の中でつぶやいていました。
 家族が去った後、雨がポツリ、ポツリと降り始めました。急いで、車に戻り、フロントガラス越しにひまわりを見ると、私にも
ほほ笑みをかえしてくれたような気がしました。ひまわりさん、ほほ笑みアリガトネ。

ジオパークシンポジウムに参加

2011年08月21日 | 日記
今日は、8月21日 日曜日 天候は雨。
昨夜もドカ雨。朝から、雷と雨の協奏曲、今日の一日どうなる事やら、やれ、やれ…。
毎日が日曜日にも拘わらず、2日間の“夏休み”を頂きました。帰省していた娘と孫を福岡空港まで
送った後、その夜は福岡で一泊。翌日は新藤兼人家督の映画「一枚のハガキ」を鑑賞。座席には、同
年配らしき多くの人たちが見受けられました。やはり、映画は映画館の大型スクリーンで見るのが
最高ですね。その後、大型書店での立ち読み。背表紙のタイトルを見るだけでも楽しいものです。
 そして、今日は「爺」と「婆」の二人だけの普通の生活に戻りました。そして、午前中は、南島原市の
主催による「夏休み親子ツァー」があり、日本で最初の活版印刷などについて説明しました。13名の
の参加者のうち、子どもは2名ということで、少し寂しい気もしましたが…。
 そして、午後からは、来年の5月に島原市をメイン会場にして開催される第5回ジオパークユネスコ
会議に先立ち、プレイベントとして、深江ふるさと伝承館で開催されたジオパークシンポジウムに参加
しました。
 テーマは「島原半島ジオパークと観光振興」というものでした。内容は、基調講演やジオ発表、そして
パネルディスカッションなどが行われ、これからは、地域づくりや観光振興にも目を向け、島原半島の
ジオパークの活性化につなげていこうというものでした。、
 何だか羅列的になってしまいましたが、今日は少し短めということで…。

 

加津佐・流木の造形と白波

2011年08月18日 | 日記
今日は、8月18日 木曜日 天候は雨時々曇り。
朝から空には厚い雲。空が明るくなったと思えば暗くなったりする中での、時折降る強い雨。
それに風も強いし…。それにしても、今年の夏は、落ち着いて夏を過ごしたという実感がわき
ませんよね。猛暑、大雨、洪水、台風などなど。
 さて、今日の撮影、空をにらみながら迷っていましたが、午後5時近くになって、まぁいいか
と思い出かけることにしました。時間が時間だけに、いつものように目的のないまま回るわけ
にはいきません。と言うわけで、私のお気に入り場所の“松林喫茶店”に行くことにしました。
 そこから、野田浜海岸を見ると、砂の造形らしきものを発見。もともと目がよい方ではありま
せんので、ぼんやりとそんな風に見えたのでした。期待をもって近づいてみると、何のことはない
流木でした。期待していただけに、余計ガッカリ。
 それならばと、流木と押し寄せる白波というイメージで、流木を中心にグルグルと回りながら、
撮り始めたのですが、流木が犬に似ているように感じたんですよ。その時、ハッと頭に浮んだの
が、映画「ネバーエンディング」の映像でした。頭がピレネー犬に似た巨大なドラゴンが空を飛ん
でいる映像ですね。懐かしくなりましたよ。日本では、1985年に公開されているんですね。
 ということは、26年前の作品ですよ。中学時代から映画好きな私にとっては、30代で鑑賞
したSFファンタジーの作品として、とても印象に残っています。
 原作は「モモ」のミヒャエル・エンデ。「モモ」と言えば、時間泥棒とすぐ結びつけられるほど、
よく知られた作品ですよね。
 ところで、皆さんには、どう見えますか? 心配しないで下さい。心理テストではありませんので。
なんだか、地平線上の明るい空から、サントラ盤の主題曲が聴こえてくるようですよ。
 でも、私には、まだまだ“果てしない物語”が続いています。

、 



加津佐・青柿と崎谷の石橋

2011年08月17日 | 日記
今日は、8月17日 水曜日 天候は曇り。
雨は降りはしないものの、不安定な空模様の一日でした。青空と黒い雨雲が混在している変な天気。
何だか二の足を踏む空模様に、迷ったのですが、バイクででかけることにしました。途中強い風に
ハンドルをとられそうになりましたよ。
 着いたところは崎谷の高台。棚田の青々とした絨毯が、強い風にあおられて波打っています。
黄金色の稲穂がみれるのは、もう、しばらく先になりそうです。この近くに石橋があったので
立ち寄ってみました。加津佐の石橋の名称も、その地区の字名を冠した石橋が殆どのようです。
だいぶ、前の話になりますが、石橋に興味を持った時期があったので、町内の石橋めぐりをした
のですが、道路に架かる石橋は、車の往来のため、橋の上はコンクリートで固められていて、
普通は、なかなか見分けがつきません。下の方に降りると、アーチ型に組まれた石橋であること
がわかります。この崎谷の石橋もそうでした。この橋が架かったのは昭和初期との事。歴史的に
は古くはないものの、石橋の形態を今に伝えています。
 石橋のアーチが見える下まで降りると、都合のいいことに青柿が目の前にぶら下がっていま
した。本来なら、柿が色づいた時がいいのかも知れませんが、写真的に考えないで、これから
先がある“元気な柿”としときましょうか。
 こんな風に出かけてみると、四季折々の自然の移ろいを感じることが出来て、とても楽しく
なります。江戸時代の歌人「橘曙覧(たちばなあけみ)」の「独楽吟」ではありませんが
 楽しみは、自分の気にいった風景をあちこち見て歩くことかも知れませんね。


 
 



赤い実が緑に映えるサンゴジュ

2011年08月16日 | 日記
今日は、8月16日 火曜日 天候は曇り。
朝から、黒い雨雲が空を覆っています。時折降る強い雨が、樋を伝って流れ落ちてきます。
それにしても、昨日の雷と大雨。15日のお盆に、このような異常天候になるとは…。最近、天変地異というか、
本当に怖い自然現象が続いています。
 出かけたくなるような天候ではありませんでしたが、とりあえずバイクででかけることにしました。今日の前浜
海水浴場の様子はと言うと、風があるせいか、うねりを伴った白波が打ち寄せています。岩戸の波止場では、今夜
の花火の準備でしょうかトラックが、波止場の先端に停車しています。干潮のため、渡れるようになった岩場では、
釣り日和とは言えない中で、4,5人の釣り人が釣り糸を垂れています。
 今日のブログに載せるような写真は無理かなと思いつつ、岩戸参道入り口にやって来ました。ふと、上を見上げ
ると赤い花みたいなのが見えます。望遠レンズを取り出してよく見ると、花ではなくて、赤朱色の実が無数に寄り
集まっています。赤朱色に緑の葉が、とても鮮やかに映えています。この前の植物観察会の時、講師の先生が説明
されていたのを、ほかの所を見ていて、聞きもらしていたのかも知れません。
 この樹木の名前は「サンゴジュ」といいます。赤い実が珊瑚の玉のように見えることから、この名前がついたとか。
それにしても、写真を撮りだしてから、あっちキョロキョロ、こっちキョロキョロと、だいぶ首が回るようになり
ましたよ(笑)。おまけに写真を撮るときは、息を止めて撮るので、まるで、自分自身がレントゲン写真を撮られる
みたいですよ。
 お盆を過ぎると秋の気配がソロソロ。これからは、虫の声にも耳を澄ますことにしましょうか。
  

いがいがの栗に秋の気配

2011年08月14日 | 日記
今日は、8月14日 日曜日 天候は雨。
今日の明け方は、少し肌寒く、タオルケットをそっと引き寄せていましたよ。昨夜からの雨と風が
そうさせたのかも知れません。数日間続いた夏空も、今日は、一転して雨と風の一日になりました。
 昨日は、自宅近くの我が家の墓地に、提灯を下げるための竿を設置しに出かけました。周りは殆ど
設置してあり誰もいません。お陰で焦ることなく、マイペースで設置できましたよ。
 帰る途中、青い栗の実がなっているのに気付きました。近づいてよく見ると、枝にたくさん
ぶら下がっています。これも、お盆の“縁”と思い、自宅に帰り、カメラを持って撮った写真が
コレです。いがいがに触ってみましたよ。チクリと刺す感触。まるで毬栗坊主そのまんま。やんちゃ
坊主ここにありと言わんばかりに、こちらを見ています。
 秋の気配が、こんなところにも、忍び足でやってきているんですね。何だか、秋の新栗を食べるのが
楽しみになって来ましたよ。
 午後6時近くになって、お寺さんから、盂蘭盆の棚経をあげに来られました。神妙に、僧侶の後ろに
座り、聴き入っていました。何十年とお経を唱えられるのを聴いてきたのですが、どんなお経なのか
さっぱり理解していなかったのです。わからないから、ありがたいのかも知れませんが…。
ただ、棚経の歴史的背景や盂蘭盆経の意味については、わかったのですが、読経された内容が、
わからないのです。お悔やみ欄に目を通すことが多くなった今、今度、改めてお寺に訊ねてみようかな
と思います。
 いよいよ、明日15日は送り盆。天候が少し気になります。