かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

加津佐・12月30日の日

2012年12月30日 | 日記



今日は、12月30日 日曜日 天候は小雨時々曇り。
年末の掃除の私の役割は、仏壇と神棚の掃除。欄間のふき取りもやりましたよ。
家を新築して以来、欄間に積もったゴミが30数年の我が家の歴史かと思うと
何となく、ふき取るにも愛着が湧いてきます。ごみに愛着なんて、少し可笑しいと
思うのですが…。あんまり無理をしない範囲での、年末の掃除となりました。

スーパーで正月用の食材も、数日前から買ってきているのですが、今日は
連れ合いが「さざえ」を買ってきました。いつもは、31日に食するのですが
私が食べたそうな顔をしていたのでしょう。早速、「さざえの壺焼」をしてくれました。
一緒に食したのは「淡雪」と「数の子」。変な食べ合わせかも知れませんが、いずれも
私にとっては大好物なんです。ひと足お先に正月気分を味わった昼食でした。

さて、雨模様の厳しい冷え込みと風の強い一日になりました。海も白波が立っています。
買い物に行ったついでに、前浜の海岸に立ち寄りました。車から降りると、寒さに体が
すくみます。急いで、数枚の写真を撮りましたよ。その一枚が上の写真です。午後4時頃
の前浜の風景です。

    

勤務していた頃は、行事や会議などの予定を書きこむために必携だったのですが、
退職してからは、あまり必要性も感じなくて購入していませんでした。
今年は、どういう訳か来年の手帳を予約しました。昨日届いた私の好きな出版社からの
手帳です。一日一行の日記になればいいかなと、考えています。

この1年間、つたないブログにご訪問頂きありがとうございました。
来年も、加津佐の四季をお届けできたらと思います。ご訪問頂いた皆様にとって、
来る年が素晴らしい年になりますよう、加津佐の地よりお祈り申し上げます。


年の瀬の祐徳稲荷神社

2012年12月28日 | 日記



今日は、12月28日 金曜日 天候は曇り。
今年も残すところ3日となりましたね。いよいよ年の瀬も押し迫ってきた感じがします。
午後からは、長く伸びた髪をカットするために、行きつけの理容院に行ってきましたよ。
いわゆる、“正月頭”と呼んでいるのですが…。短く刈り込んであるせいか、頭が軽く
なったのはいいのですが、少し、スースーし過ぎですよ。(笑)

さて、昨日は初詣ならぬ、感謝詣でのために鹿島の祐徳稲荷神社への参拝に行って
来ました。この年齢になると、1年無事に過ごせたことを感謝したくなるのですよ。
初詣と違って、気分的な高揚感はないのですが、一年の感謝に手を合わせるのも
また、いいのかなと思ったりしましたよ。
何だか、甘いものが欲しくなって、門前街を歩いたのですが、平日のせいか人影は
まばらで、商店もシャッターを下ろしているところが多くありました。日本の三大稲荷
神社にしては、少し寂しい気もしました。

ついでに、かっての宿場町として知られている「肥前浜宿」を訪ねてみました。
最近、またテレビで取り上げられていたので、少し町並みが変わったのかなという
期待感があったのですが、古い家屋の修復作業が進んでいる途中でした。
テレビでは、酒蔵通りの一角に観光直売所があり、世界の酒コンクールで゛世界一に
なったという酒が飲まれるということを紹介していたので、そこに行ったのですが
置いてはありませんでした。そのイベントが終わったのか、それともテレビ用だった
のですかね。

     

     白壁の酒蔵通りとなっています。

    

    海に近い南船津という地区に茅葺の数軒の民家が修復されて
    いました。

    

    祐徳稲荷神社の境内で、「うまくいく絵馬」がありました。
    初詣では購入する人が多いのではないでしょうか。


加津佐・冷え込みの厳しい日

2012年12月25日 | 日記



今日は、12月25日 火曜日 天候は小雨。
ここ数日、厳しい冷え込みが続いています。今日はそれに輪をかけたような、一段と
冷え込みが増しているような天候になっています。

今日の午前中は、岩戸山の案内の依頼があったので、穴観音まで行ってきました。
案内したのは、長崎在住で、口之津出身の方でした。年末の、それもこんな寒い時に
熱心な方がおられるなと感心しましたよ。それも、年配の女性の方でした。

宣教師・フロイスが歩いた道として知られる穴観音まで案内しました。
穴観音にまつわる史実や伝説を説明したあと、帰る途中の穴観音から少し下りたところ
に、何と紅葉があるではありませんか。断崖絶壁の座禅石と紅葉とのバランスがとても
マッチしています。厳寒の中で色づいた紅葉に、案内した方と一緒に見とれてしまいまし
たよ。

ということで、今日の加津佐の風景は、この写真をお届けします。雨がパラついて来た
ので、急いで下山しました。


加津佐・冷たさをひとしお感じる前浜

2012年12月24日 | 日記



今日は、12月24日 月曜日 天候は晴れ。
朝から気温が上がらずに、ずっと冷たさの中に身を置いているような、そんな
感じの一日でした。昨夜は、余りの冷え込みに、連れ合いが湯タンポを準備
してくれましたよ。布団の中の湯タンポと足で戯れながら、眠りにつきました。
それでも、肩から冷気が入ってきて、何度も目を覚ましてしまいました。

朝は冬の明るい日差しに誘われたのはよかったのですが、玄関を開けると、
冷たさを一気に受けたような寒さに襲われました。ブルッと身震いしましたよ。

今年も残すところ、あと一週間になりましたね。昨夜は、市民劇場の12月例会
の劇団青年座「ブンナよ、木からおりてこい」の劇を鑑賞しました。水上勉原作の
この作品は、多くの中学校、高校でも上演されてきた作品です。命の“つながり”
を、主人公の殿様ガエルのブンナが弱肉強食の世界で、生きるということの意味
を気づくという感動的な物語でした。そして、“今を生きるとは”という問いかけが、
舞台から伝わってきた作品でもありました。一年を振り返る今、素晴らしい舞台に
出会えたことを感謝した時間でもありました。

      
       ▲しまばら市民劇場発行の会報より

午後になって、部屋から冬の青空を見ていると、ウォーキングに出かけたくなり
ましたよ。下馬松海岸を見ると、寒そうな冬の海が広がっています。でも、空気が
澄んでいるのか、天草の島々がよく見えます。

    

    青空の中に浮かぶ灰色の雲に太陽が隠れていきます。

前浜につきました。今日のウォーキングはここまででした。風の通り道だったので
しょうか。砂紋が広がっていました。上の写真がそうです。

    

    昨日、旧加津佐町役場庁舎跡を通りかかったら、コブシのつぼみが
    毛皮のコートを身にまとっていました。 


 


ぶらりと冬のウォーキング

2012年12月22日 | 日記



今日は、12月22日 土曜日 天候は曇り。
毎日が日曜日の私にとっては、暦の上の3連休も、普通の1日に変わりありません。
朝から、冷え込みが少し和らいでいるのか、目覚めた後も、布団からスムーズに
抜け出すことができましたよ。昨日の温泉で、まだ身体が温まっていたのかも知れ
ません。

勤務していた頃は、寝る前に本を読むのが、睡眠剤になっていたのですが、退職後
本の文字が見づらくなってから、その習慣も止めていました。昨夜は、福岡の書店で
購入した本を、久しぶりに枕元で読むことにしました。文字が鮮明に見えます。見づらく
なったのは、最初老眼のせいだろうと思っていたのです。白内障だということは、私の
頭に浮んではいませんでした。これで、一日の終わりに本を読む楽しみを取り戻すこと
ができました。

朝食を摂った後は、パソコンの前に座り、インターネットの新聞記事やコラムを読んだり
ブログを見たりしながら、脳体操の時間になります。パソコン画面の前の狭い空間が
すっかり、落ち着く場所となっています。所属する会の事務をしたり、資料を読んだり
“仕事”気分を味わえるのがいいですね。

午後になると空は雨模様の天気になりました。雨が降らないうちにとウォーキングに
出かけることにしました。道路そばや庭先には、もう水仙の花が咲いていました。

    

    水仙の花言葉はうぬぼれとか色々あるようですが、寒さの中に
    凛として咲く花には、その言葉は似合いそうにありません。

よそ見しながらのウォーキングでしたが、気づいたら口之津港に来てしまいました。
ちょうど天草行きのフェリーが出港していたので、今日はこの風景にしました。
かって口之津教会があったとされるこの地では、クリスマスには、讃美歌の調べが
聞こえていたのかも知れませんね。

自宅に帰ったら、連れ合いがクリスマスケーキを買ってきていました。
ひと足早いクリスマスを味わうために、2人で珈琲を飲みながら、生クリームが
のったおいしいケーキを頂きました。


福岡のイルミネーション

2012年12月21日 | 日記



今日は、12月21日 金曜日 天候は雨。
雨の冷たい朝を迎えました。今日は、24節季最後の「冬至」。眼の術後のため
長らく温泉に入浴していなかったので、朝から原城温泉・「真砂」の湯船で、至福
のひとときを過ごしました。
 今日は、湯船にネットに包まれたミカンが浮いていました。風呂からあがると
脱衣所には「柚の湯」の説明が書いてありました。冬至には、柚子湯に入浴する
のが習わしになっていたんですね。ということは、「柚」の代わりに「ミカン」という
ことでしょう。風邪の予防にも効果があるそうですよ。

さて、2日間福岡に行っていました。12月末が連れ合いの誕生日ということもあり
毎年、この時季に訪れています。街中をぶらぶらするだけでも、楽しいものです。
行った日の19日は大安吉日。前日が寒かったこともあり、この日は、天神の宝くじ
売り場は長蛇の列。早速、連れ合いも、列に並びます。
私はと言えば、くじ運はあまり強くないので、最初から買わないことにしています。
これだけの購入者だと、売り場の“オジサン”の今日の売り上げはどれぐらいかな
と考えたりしましたよ。
売り場の前では、〇〇宗と書かれた名札をつけた僧侶の方が、托鉢をしておられ
ました。その方の足元には、「天国に行く方法」「幸せになる方法」教えますと書か
れた掲示板が置かれてありました。これも、宗派のひとつの布教なんでしょうかね。

      

       宝クジ売り場でも、大当たりが出ている売り場は列の並びが
       違います。

      

      写真は、有名パン屋さんの朝食メニュー。焼き立てのパンが
      何枚でも注文できます。もちろん、最初の注文の時だけです。
      隣のオジサンのお皿には、パンが山積みになっていました。
      他人ごとながら、それだけの量、食べれるんですかと、訊ね
      たくなりましたよ。
      これで、値段は390円。この量で満腹になりましたよ。

夜は、天神警固公園のイルミスポットを見学しましたよ。30万球のシャンパンゴールド
のイルミはツリ―だけでなく、敷地にも敷き詰められています。

      

      地下街にも、イルミの並木道が続いています。


眼の受診と島原ウィンターナイト・ファンタジア

2012年12月18日 | 日記



今日は、12月18日 火曜日 天候は曇りから晴れ。
朝から寒そうな、鉛色の雲が空を覆っています。今日も、熊本の眼科病院へ通院する
ことになっています。10月下旬の最初の通院から、入院期間を除いて、毎週熊本へ
通院していることになります。診察予約時間が、午後1時半からということで、島原を
10時15分に出港するフェリーに乗船するために、自宅を午前9時に出発。

連れ合いの運転する車で、島原外港に向います。気温もかなり冷え込んでいます。
フェリーに乗船後は、海上もかなりシケていて、新聞を読むと船酔いになりそうな揺れ
になっています。でも、島原港から熊本港までは、珈琲でも飲んでいたら、あっという
間ですよ。

熊本駅構内で、昼食のうどんを食べて、電車で病院にそのまま直行です。
受付を済ませると、すぐ検査の呼び出しがあり、眼圧、角膜撮影、視力などの検査が終
わるたびに、検査員の手持ちのタブレットに、鉛筆みたいなペンで検査値が打ち込まれ
ていきます。ほとんど、会話を交わすこともありません。

その後、担当医の診察があり、経過は順調ということで、一安心しました。
でも、また一カ月後に来院をということでした。やっと、温泉への入浴なども許可され、
制限のない日常生活に戻れそうです。今日は、このお墨付きが貰いたかったのですよ。

今まで、診察が終われば、すぐに帰っていたのですが、何だかラーメンが食べたくなり、
熊本のアーケード街にあるラーメン店へと向いました。
 寒い時には、ラーメンに限りますね。

 

ラーメンを食べた後、帰る時間が迫っていたので、電車で熊本駅に向います。
熊本駅を3時55分発の、いつもの定期観光バスで、島原港に帰って来ました。

島原港に着いたのが、午後5時半。まだ、少し明るかったのですが、10分ほどすると、
港公園の広場にイルミネーションの灯りがともりましたよ。超ラッキーでした。
薄暮のイルミネーションが上の写真です。

  せっかくなので、クリスマスらしい写真も掲載しますね。

     


口之津・冬の陽射しの釣り人たち

2012年12月16日 | 日記





今日は、12月16日 日曜日 天気は晴れ。
朝から、冬の陽射しが降り注ぎました。薄雲はかかっているものの、青空です。
今日は、衆議院の選挙の投票日。防災無線からは、投票への呼びかけがアナウンス
されています。今夜は、各テレビ局も選挙の特別番組が深夜まで続きそうですね。

ここしばらく、短時間のウォーキングが続いていたので、天気も良いことだし、久しぶり
に、口之津・早崎まで足をのばすことにしました。途中の風景は、岩戸、女島を望む
ことができます。冬鳥でしょうか。今年は飛び交う鳥たちの姿をよく目にします。鳴き声
もあちこちから聞こえてきます。歩きなれた道から少し外れて、畑のそばの細い道を降
りていくと、海が広がる散策道に出ました。防潮堤下の岩では、夫婦そろって磯釣りを
楽しんでおられます。シニアー世代の方でしょう。写真をと思ったのですが、楽しんで
おられる様子だったので、黙って通り過ぎました。

海上を見ると、早崎海峡には、多くの漁船の姿が目に入って来ます。この光景を見ると
絶好の漁場という感じがします。防潮堤や岩場にも、釣り人の姿が見えます。
見たところは、海が荒れている感じではないのですが、満潮のせいか、波しぶきを伴っ
た白い波が、防潮堤を駆け上がります。もう少しで、しぶきがかかるところでしたよ。

   

   早崎漁港近くのアコウの樹です。ビクともしない樹勢には
   いつも圧倒されます。

   

   レタス畑でしょうか。織物の生地みたいに見えます。

   

   畑に行く細い道にイソシギ?を見つけました。

今日は、余りの好天気に誘われて、歩き疲れました。


加津佐・冬の小春日和?

2012年12月13日 | 日記



今日は、12月13日 木曜日 天候は晴れ。
数日前からの、厳しい寒波がまるで嘘のように、今日は冬雲ひとつない、小春日和
になりました。新聞を取りに行ったついでに、玄関を開け空を見上げると、どこを見回
しても青空が広がっています。気持ちいい目覚めになりました。朝から得した気分を
味わいましたよ。

連れ合いが準備してくれる、いつもの朝食メニューを摂った後、今日の新聞を広げ、
投稿欄を読んでいると、「白内障を手術 回復がうれしくて」という見出し記事が目に
留りました。赤黄緑の信号が幾重にも重なって見えたりしていたなど、白内障の手術
前の症状などが書かれてありました。心当たりのある私も、うなずきながら読み進めて
いると、最後の方に「今、よく見えることがうれしく、感謝の気持ちでいっぱいである」と
結ばれていました。体験した私も、投稿者の気持ちが、ストレートに入って来ます。
「私もですよ」と投稿者の方と心が通じたようで、嬉しくなりました。

午後から、連れ合いと一緒に、隣人の方の見舞いに愛野病院に行ったのですが病院
が生まれ変わったように新しくなっています。連れ合いが言うには、診察室が16ブース
もあったようでビックリしていました。診療科目が増えて、総合病院の形態になっている
のでしょう。高齢者にとっては、いろんな病気を抱えることが多くなってくるので、このよう
に受診窓口が多くあった方が便利かも知れませんね。

帰る途中、地平線上に日が沈みかけていました。落日の光景と一緒に虹のような
幻日も見えています。自然の織りなす光の波長が、とてもきれいです。
沈むにつれて、地平線上が朱色に染まって来ます。津波見バス停から権田鼻の
道路公園と、それぞれ停車しながら、その様子をカメラに収めて、最後に串漁港で
撮ったのが、上の写真です。冬とは思えない落日に、心動かされた時間を味わう
ことができました。



病院に行く途中に立ち寄った野田浜海岸です。目の手術以来の、久しぶりの
訪問です。冬の小春日和の中、少し歩いてみたかったのですが、またの機会
にすることにしました。


加津佐・寒さが続いています

2012年12月10日 | 日記



今日は、12月10日 月曜日 天候は晴れ。
朝から、晴れの天気になっています。厳しい寒波の影響でしょうか、玄関の外に
出ると身震いするぐらいの寒さを感じます。でも、太陽の光を浴びると、体内時計
がスイッチオンしたみたいで、眠気も吹き飛びます。新聞記事かなんかで、快眠
するためには、朝起きたらすぐに、朝の光を浴びることと書いてあったので、単純
な私はその通りに実践しています。

今日も、寒さというよりも冷たさを感じています。でも、太陽の光があるせいか、
気分的には爽快な感じさえします。目の手術以来、外出するのを控えていたせ
いか、まだバイクに乗るには少し不安があります。1週間後に眼科病院での診察
が控えており、そのときの眼科医の診断を待って、今まで通りのブログ取材に出か
けようかなと思っています。

そんな訳で、天気もいいことだし、連れ合いの運転する車の助手席に乗り、今日の
加津佐の風景を撮りに行くことにしました。いつもの風景とはいいながら、2012年
のふるさと加津佐の師走の風景と思えばまた違った感慨が湧いて来ます。
近くの畑では、馬鈴薯やレタスの収穫作業が行われています。

自宅に帰ってテレビを見ていたら、俳優の小沢昭一さんの訃報が流れました。
ラジオから流れる小沢さんの独特の語り口には、いつも引き込まれていました。
流れる声を聞いていると小沢さんの表情まで見えるようでした。
この番組は1973年に始まり、今年9月の体調不良で休まれるまで、1万355回
続いた長寿番組ということでした。あの軽妙洒脱な語りが聞けないと思うと、とても
残念です。

明日は、少しは寒さも和らぐという予報が出ていました。


加津佐・今日も厳しい寒さ

2012年12月09日 | 日記

 

今日は、12月9日 日曜日 天候は曇りから晴れ。
年平均気温が15℃前後の加津佐では、朝から厳しい寒さになりました。
こんな時には、布団のぬくもりが、とても気持ちいいものです。自分の体温で
温めた布団の心地よさに、最近になって気づきましたよ。布団に感謝しなくては
と思う自分に苦笑いしてしまいます。高齢者に仲間入りしたので、これぐらいの
贅沢は許されるでしょう。

最近、毎日を楽しむ心境になりつつあります。別に構えて楽しむというわけでは
ないのですが、変化を楽しむということでしょうか。季節の移ろいだったり、人との
出会いだったり、想い出に浸ったり、テレビや新聞記事に感動したり、そんな些細
なことも、気持ちの上では安らぎに変わるんですね。

午後から年賀状の準備に取り掛かりました。今年頂いた年賀状を手にすると、
1年の速さに驚くばかりです。今年も残すところあと20日ばかり、賀状に近況
報告も兼ねて、ささやかな思いをしたためてみたいと考えています。

午後4時近くになって、口之津方面へウォーキングに出かけることにしました。
空を見ると、青空と灰色の雲が混在している、変な天気になっています。
太陽が沈みかけています。灰色の雲の間から、斜陽がスポットライト風に
海面を照らし、海も、強風の影響で白波が立っています。



寄り道をして、老人ホーム下の永瀬海岸にも立ち寄ってみました。
そこからは岩戸、女島が見えます。冬空とは思えない青空が広がって
いるのですが、海岸は、さすがに冷たい風が吹いています。

買い物から帰って来た連れ合いが、「みぞれが降っていた」と報告してくれました。
いよいよ、あわただしい師走モードになりそうです。


加津佐・冷たい冬の強風

2012年12月06日 | 日記



今日は、12月6日 木曜日 天候は曇り。
昨夜は、たたきつけるような冬の風が、ガラス戸にあたり、ガタガタと音を立てて
いました。朝起きてみると、強風はだいぶ収まっていましたが…。テレビの映像では
“冬の嵐”とか。最近、低気圧の影響が、かなり顕著に現れているような気もします。

朝から長崎に用事があり、出かける事にしました。途中の津波見海岸には、岩をも
砕くような高波が、白い波頭をたてて、海岸に押し寄せています。昨夜の強風の影響
で、うねりを伴っているのでしょう。まるで、日本海の荒海を想像してしまいます。

用事を済ませた後、連れ合いと待ち合わせをした場所から、浜町を歩いたのですが
とにかく寒い。本格的な冬の寒さを感じました。これでは、風邪を引くと思い、早々と
長崎を後にして、加津佐に帰って来ましたよ。
いつもは、喫茶店に寄ったり、ぶらぶらしながら、長崎を楽しむのですが、今日ばかり
は歩こうという気にはなれませんでした。(笑)

ということで、加津佐の今日の風景は、津波見海岸としました。


加津佐・寒い一日

2012年12月04日 | 日記



今日は、12月4日 火曜日 天候は晴れ。
朝は、布団のぬくもりがとても気持ち良くて、抜け出すのに少し勇気がいりました。
12月というのに、寒さが、まだ実感として湧いてこない自分がいます。
そんな、朝の始まりでした。

朝の食卓には、いつもの生姜入りの味噌汁に牛乳とパンが並べてあります。
「今日は冷え込んでいるね」と連れ合いと交わす会話は、こんなもの。

午後からは、天気もよさそうなので、登り坂がある八ノ久保までウォーキング。
しばらく坂道を上っていなかったので、息が上がりましたよ。
でも、初冬の陽射しがあるせいか、快適な歩きが楽しめました。

道すがらの民家の庭には、マンリョウやセンリョウの赤い実が目に付きます。
名前がいいですね。お金持ちの木なんでしょうかね。(笑)
ツバキの花もちらほら咲き始めていました。

今日は、澄んだ風景が広がっていました。上の写真がそうです。
風があるせいか、浜辺には白波が打ち寄せています。海も寒そうな色を
しています。

    

    ウォーキングの途中、またまた赤い実を見つけました。モチノキの
    赤い実でした。

    

    我が家の庭でも、今朝から松の木の剪定が始まりました。
    


今日もまた熊本へ

2012年12月03日 | 日記



今日は、12月3日 月曜日 天候は晴れから曇り。
11月から熊本通いが続いています。熊本の眼科病院への通院です。
あさ、8時半のカーフェリーの甲板からは、遠ざかる島原港や眉山、平成新山
が見えています。白内障の手術をして、空の青の濃淡が鮮明に見えるように
なりました。普通の人にとっては、当たり前の風景も、私にとっては、見える
喜びを与えてくれます。

45年前に、89歳で亡くなった私の祖父は、大相撲をテレビで見るのが唯一の
楽しみでした。テレビ画面に、本当に近づいて見ていましたね。今、思えば白内障
がかなり進んだ状態だったのでしょう。祖父にしても、歳のせいと思っていた
のかもしれません。孫の私をかわいがってくれた、祖父との想い出がよみがえって
きます。

眼科病院に着いたのが午前10時近く、すでに院内のロビーは受診を待つ人で
いっぱいでした。いつもの診察前の視力検査が始まりました。やっぱり苦痛に
感じます。でも、先週よりは視力の回復があったようなので、少しは安心しました
けど…。

その後、診察を受けた後、手術で縫合したところの抜糸という事になり、少し
痛いかなと思ったのですが、点眼麻酔が効いていたのか、何の痛みもなく
あっという間に終わってしまいましたよ。

次回の診察は2週間後ということで、また、来院しなければなりません。
会計を済ませ、連れ合いと一緒に病院を出ると、外は冷たい雨がポツリ
ポツリと降り出しました。急いで、電停に向かいましたよ。

どうやら、今年は眼科病院の通院で終わりそうです。


加津佐・師走の海

2012年12月01日 | 日記



今日は、12月1日 土曜日 天候は晴れ。
12月に入ると、今までの紅葉の話題も、何だか色あせたように感じます。
午後からの郵便受けに、映画センターからの封筒が届いていました。
「人生、いろどり」というタイトルの試写会の案内状が封入されていました。

70代、80代のおばあちゃんの葉っぱビジネス奮闘記を描いた作品と
紹介されてあります。確か、テレビのドキュメンタリー番組かなんかで、
タブレット端末を手に注文を取るおばあちゃんの姿が放映されていたのを
記憶しています。何と、自分の売上の順位などもわかるとか。その時は
おばあちゃんのパワーがテレビ画面からも感じられました。1千万円も稼ぐ
おばあちゃんもおられるとか。信じられませんね。たかが、葉っぱという
なかれですよ。

上映チラシの下の方には、こんな風に書いてあります。
葉っぱを売って年商2億円ー四国いち小さな町で起こった〈奇跡〉の実話と。
自分の居場所を自ら創りだしていくおばあちゃんたちの姿を、映画を通して
観てみたくなりましたよ。

“つまもの”として、日本料理には欠かせない季節の葉や花がどんなもの
か、この映画をとおして、わかるかも知れませんね。これからは日本料理を
味わう時は、じっくり葉っぱも見ないといけないと感じましたよ。

さて、加津佐の風景も、ここしばらくお届けできませんでした。
今日は、初冬の温かな陽射しが降り注いでいた前浜をお届けします。