フランス大統領選挙実施までいよいよ一日です。
当方は、反グローバリズム派なので、当然のことながらマリーヌ・ル・ペンを応援しています。
のみならず、フランスの庶民にとっても、さらには世界のためにも、ル・ペンが勝ってほしいと心から思っています。
グローバリズムが一般国民にとっていいことはなにもないのは、贅言を要しないでしょう。
では、ル・ペン大統領誕生がなにゆえ世界のためなのか。
それは、フランス国民を苦しめているインフレの大本の原因は、化石燃料を目の敵にする脱炭素政策と現金給付にあるからです。そうして、脱炭素政策はグローバリズム陣営のイデオロギーなのです。
グローバリズムは、ヨーロッパにおいて、EUやNATOの形で具現化されています。
ル・ペン候補が、反EU・反NATOの立場であることはつとに知られています。
女史が大統領になったからといって、その「本音」がただちに具体化することはないでしょう。
しかし女史の一貫した政治姿勢は、プーチンとの腹を割った対話の機運をもたらすことでしょう。その機運は、きな臭いヨーロッパ情勢の好転に少なからず寄与することでしょう。ル・ペン大統領誕生が世界のためであると当方が主張するゆえんです。
ル・ペンの勝機は、ひとえにフランス一般国民の「目覚め」によってもたらされます。つまり、マクロンのグローバリズムに従っている限り、自分たちに幸せなどめぐってこないことに彼らが気づくかどうかにかかっているのです(われわれ日本人も他人事ではありません)。暴力的なインフレによって、その契機は十分に与えられていると当方は考えています。
2022.4.22【フランス大統領選】マクロンに対してルペンに勝機はあるか?【及川幸久−BREAKING−】