総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『アイ・アム・サム』

2009-06-25 | 映画(洋)を熱く語る

皆さん、こんばんわ~
ココ最近、軽~いノリの映画の話が続いているので、
たまには私も心にグっと来る映画の話をしようではありませんか~
で、今夜の紹介したい映画のタイトルは...


『アイ・アム・サム』

【ストーリー】
7歳児程度の知能しか持っていないサムは、娘ルーシーとささやかな生活を続けていたが、
彼に養育能力がないと判断したソーシャル・ワーカーが2人を引き離してしまう。
サムはやり手の弁護士リタを頼り、裁判でルーシーを取り戻そうとするが…。

この作品はDVDで鑑賞しました。

はい、非常に評価が難しい障害者の扱った作品です。
作品自身の話は非常に明るく、色彩鮮やかな色使い、
ビートルズのカバーに乗せて流れるBGM等が作品を爽やかに演出します。

7歳までサムを中心にルーシーを育てて来たのは、サムの障害者の仲間&隣マンションの引きこもりの学あるおばさん。
普通の家庭以上のいっぱいの幸せを与えられて育って来たルーシー。
母はホームレスの娘で彼女を産んだ直ぐ後、その姿を消しました。
しかしサムは7歳の知能しかありません。

↑サム役に“ショーン・ペン”、娘ルーシー役に“ダコタ・ファニング”。
ルーシーが7歳になる頃、その知能は父親を超えようとしていました。
次第に父が普通の人と違うのに気が付き始めるルーシー...

「パパはどうして普通と違うの...?」
「ゴ、ゴメン...」
「でも、普通のパパと違って公園で遊んでくれるから大好き~♪」
その分、普通の父親と何倍もの愛情を受けて育ったルーシー。
しかし、その問題は日に日に大きくなっていきます...

そんな中、心配した担任教師やソーシャルワーカーはサムに教育能力がないと判断、ルーシーを施設に入れてしまう。
離れ離れにされてしまうが、普通の親子よりも深い愛情に結ばれた2人...
サムはルーシーを取り戻す為、エリート弁護士のリタとともに裁判に臨むのです。

↑成り行きで無料奉仕でサムの弁護を引き受けるリタ。
始めはサムに困惑する彼女だが、彼のルーシーとの熱い信頼関係に尊敬感を抱くようになる。

果たしてサムは自分が立派な父親である、ということを証明出来るのであろうか...


私はこの作品が大好きです、と言うか非常に泣けました。
お決まりのような芝居臭いお涙頂戴劇は御座いません、障害者だから可愛そう~とかそう言う話の方向には行っていません。
サムとルーシーを取り巻く色んなたくさんの愛を感じる話です。

●サムとルーシーの親子の愛。
●力を合わせてルーシーを取り戻そうとするサムの友人達。
●ルーシーを養子に引き取ろうとする夫婦の愛。
2人を引き離そうとする側も決して悪意でやっているのではありません。
みんなルーシーの幸せを考えての行動です。

↑サムと共にルーシーを愛する仲間たち。


弁護士のリタはバリバリのキャリアウーマンだけど、息子とは上手くいっていない。
強く惹かれ合うサム親子に対して、サムの親としての素晴らしさに心惹かれ、逆に力を与えて貰います。
激しく感情をぶつけ合うサムとリタ...
そんなサムからリタは、友人としての心いっぱいの愛を受取ります。

↑私はこのシーンが一番泣けました。(この辺の話がメインなんでしょうネ~)

愛、愛、愛...と何か小恥ずかしいことを言っていますが、
いや~こんなに愛が溢れた映画観てたら、観てる方もなんか幸せな気分になっちゃいますよ~♪
(なるでしょう?(笑))

それにしてもサム役の“ショーン・ペン”、ルーシー役に“ダコタ・ファニング”。
2人ともメチャメチャ演技が上手いです!
子役で有名なダコタちゃんが、この作品がデビュー作とはコレまた凄い~!!
でも、この作品の彼女が一番可愛かったりして~(笑)
(その後、何か「ギャーギャー」うるさい役が多い気がする...)
しかし、この可愛さ~...私はロリコンではありませんが何か熱いグっと来るモノがあります(←おい!)

↑...と言いながら、私的には弁護士のリタ役の“ミシェル・ファイファー”が好みです♪
(若い!)

まあ、オチ的に言うと、何もかもハッピーエンド過ぎるラストですが、
幸せな環境が整っても、コレからルーシーの迎える人生は困難なモノがあるでしょう。
愛だけでは片付けられないモノが確かにあります。
しかし...
あの唐突のエンディング、...あれ?尻切れトンボ?と思うかも知れませんが素晴らしい演出のラストです♪
幸せいっぱいの多くの人達の笑顔に囲まれて、ルーシーはその困難を絶対に乗り越えて行くでしょう。
それはあんなにたくさんの愛のある人達が見守っているんだから...

↑こう言う感じの明るい作品です。ピピ~ッ♪


PS.
感動的なお話ですが、明るく爽やかな楽しい映画です。
決して暗い話では御座いません。
私の中では名作だと思っています♪
コメント
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