男女雇用機会均等法がセクハラを、
育児・介護休業法などがマタハラの
法的規制になっています。
パワハラには、このような法律が
なく、厚生労働省が法整備に動いて
います。企業はパワハラに関与した
社員の処分を就業規則に規定する
などの防止措置を講じることを
義務付けます。
パワハラの定義は、①優越的な関係、
②業務上必要な範囲を超えた言動、
③身体・精神的な苦痛を与えるの
3要素を満たす行為です。
人格を否定するような発言、
たとえば「クズ」などという
ことが該当します。
昭和的体育会的な社員教育を受けた人が、
同じような指導をすると引っかかる恐れが
ありますね。公園でやっている少年野球の
練習を見ていると、大人の指導者が聞くに
堪えない罵声を子供たちに浴びせています。