メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

簡単、楽ちん、美味しくてきれいなギリシャのクッキー

2015-08-21 04:16:58 | ギリシャ料理
夏の終わりには
それまで色々な場所に散っていた人たちが
ひとり、またひとりと帰ってきます。

私たちの住むこのコンドミニアムの同じ階の住人たちも
1カップル以外は出そろった昨日
恒例の「ネイバーズディナー」がありました。

今回のホスト&ホステスはアンとジェオフ
先回はメイおじさんとメイおばさんでしたし
先々回はフランクとマーガレットでした。

こうしてそれぞれの家で持ち回りディナーをします。
だからと言ってベタベタした関係ではなく
付かず離れずのいい具合です。

何を持っていったらいいかしらと考えて
結局は平凡な路線になりました。

私たちが気に入っている赤ワインを1本と
作り慣れたクッキーです。
ワインは専用の袋にいれます。


クッキーは焼き立てをお持ちしました。
なんていったってアンの家まではものの何秒。
途中でころびもしない限りは
片手の上にお皿を載せて
もう片方の手にワインを持ったって大丈夫(笑)。

いえ、実際は夫さんがワインを持って
メイおばさんがクッキーの大皿を持ちましたけれどね。

何かというとすぐに焼いてしまうメイおばさんの十八番クッキーです。
なにしろ簡単ですし、20分で焼けちゃいますし
見た目もなかなか綺麗ですし、味もまあまあですからね。

ギリシャの「クラビエデス」という
粉砂糖をたっぷりかけたクッキーです。

今回は平たく丸くしましたけれど
三日月型にしてもいいし、こんもり型にしてもいいのです。
こんなに簡単でいいんですか?と言うほどに簡単ですし
まず失敗はしませんから
ぜひお試しになってみてください。

ダイソーあたりできれいな箱を買ってきて
中にフワフワカラーペーパーなどをしき
このクッキーを入れてから、また茶こしで粉砂糖をパラパラとふりかけたりもすれば
なかなか素敵なプレゼントになりますよ。

昨日はこんな風にリボンをおきました。
これだけでもメリハリがつきますよね。


作り方を書いておきますね。

1. バター1箱を溶かしたところに、お砂糖1カップを加えてふんわり混ぜます。

2. そこへ卵黄1個とブランディー大匙1杯を加えます。
ブランディーはなくても大丈夫。

昨日、日本にあるような小さな製菓用のブランディーをスーパー買いに行ったら、
「これしかありません。」と目の前に置かれたのがブランディーのフルボトル。
メイ家はワインやビールは飲んでも、ブランディーとウィスキーは飲みませんからね、買わずにブランディー抜きで作りましたよ。

3. 次に加えるのは小麦粉を3カップとベーキングパウダーを小匙半分。
どちらもふるいにかけてくださいね。はい、これを混ぜればタネができあがり。

4. このタネを好きな形に整えて、クッキングシートを敷いた天板の上に並べて、170度から180度で約20分。


5. 焼き上がったらまだ熱いうちに粉砂糖をまぶします。



お皿に盛り付けたらまた粉砂糖の雪を降らせるとなお綺麗!


胡桃やアーモンドを刻んで混ぜ込むのもお勧めです。
クローブをちょっとさしたりすればまたお洒落ですし
エキゾチックな香りも漂います。

メイおばさん、昨日はピーナッツを使いましたけれど、これまたなかなか正解でした。

ちなみに向こう側はパーティー用。
こちら側は夫さんのおやつ用(笑)。

Bon appétit!

読んでくださってありがとうございました。
ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。
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2 コメント

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Unknown (ケンスケ様ヘ)
2015-08-22 09:20:58
コメントをありがとうございました。本当ですね、素材さえよければ、そのまま一番自然な形でいただくのが本当の味わい方かもしれませんね。生野菜を塩で、温野菜はポン酢でというケンスケさんの食べ方、私も大賛成!!!私はそこにエキストラバージンオイルをかけて食べることも多いですが、これもまた本来の野菜の味が別の形でひきたっていいもんです。
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美味しそうなクッキーです (ケンスケ)
2015-08-21 12:01:13
最近素朴な物がとても美味しく思えます
基本が一番かもしれませんね
生野菜のサラダもドレッシングでなく塩で食べてます
温野菜はポン酢です
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