植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

篆刻家を目指そう 今からでも遅くはない

2021年05月31日 | 篆刻
 昨日は晩御飯の前に自治会の会長を集めた会議があり、夕食の後は自治会で必要になった新たな人選と、部会に関わるトラブルで近隣の関係者宅を回り、なんとか暗くなるころには一件落着しました。連日自治会の用事に生活を乱されているのです。

 家に戻ると先日光電話を解約した影響でWi-Fiが飛ばなくなり、スマホは会話以外はほとんど通信不能、ゲームもlineもヤフオクも操作不能、ニュースも読めません。
 ワタシの自宅が相模川の川沿いにあり、電波を仲介する「基地局」からの通信範囲の円の縁にあるようです。家の中では、唯一西側の離れの壁際がその境界線にあたっていて、必要に応じてその壁のそばへ行くことになります。そこには書道の練習に使っているスチール机を置いているので、夜になると筆ペンによる実用書道の練習しながらスマホをいじるという有様であります。

 近日中にプロバイダーからIDやPWが届く予定なので、ルーターに設定変更すると復活すると説明がありましたが、いささか不安であります。

 今朝は、すでに草取りゴミ出しを終え、ようやく仕事場に入り、これでブログ更新したら、カナちゃんの花屋さんにメダカを届けます。そのあとはマッサージの予約があり、午後からは、今計画中の篆刻販売用デモ・チラシ作りに頼んだ商業デザインの専門家に来てもらい、写真撮影など打ち合わせが入っております。

 2年前からみると生活が様変わりなのです。それまでほとんど日中誰とも会うこともなく、日がなガーデニングと書道、メダカ飼育に没頭していればいいという浮世離れした生活だったのです。ワタシの隠れ家は、コンビニの2階、裏手がマイガーデン、しかもいつでもコンビニで飲み食いが出来るという夢のようなスローライフだったのですね。当然コロナとも無縁、誰とも会わないので感染しようも無いのです。

 それが、ブログを日課として毎朝1時間はこれに割かれるようになりました。また、メダカは増えすぎたのをきっかけに花屋さんで安く売ってもらうようになりました。篆刻はその魅力の虜になり、毎日彫っています。ヤフオクで安く印材などを集めたりするので、毎日のように宅配便も届くようになりました。しまいに、趣味が高じて売り物にしたいという欲求に駆られているのです。

 小金を稼ぐ必要はありません。年金も貰っているし副収入もわずかですが毎月定額を貰っております。月に数万円を苦労して得るくらいなら、そのお金を倹約し使わない方がはるかにマシで楽なのです。理由は「向上心」(笑)と友人・知人への援助なのです。

 篆刻は、彫るほどに腕が上がるのは明らかですが、暇つぶしで彫っているのと、人様からお金を貰ってガチンコで身を入れて彫るのでは格段に違いが生じます。腕を上げ多様な篆刻手法を習得するのには近道だと思うのです。更に、来年は篆刻作品展に応募しようと思います。専門家の目で客観的に自作を評価される、というのは結果に関わらず大きなモチベーションになります。
 知り合いが経営するいろいろな業種の店舗(3,4店舗)に篆刻制作のチラシやサンプルを置き、取り次いでもらうわけです。ワタシの懐に入るのはわずかでいいのでその分値段は安くし、彼らに取次ぎ手数料が入れば喜ばれるでしょう。

 篆刻という、かなりマニアックな世界に踏み入ったワタシは、それに打ち込むに従って、これが自分の性分や才に合った天職ではなかろうか!と一人合点しております。生まれ変わったら篆刻家になるのだ、と心底思いますね。50年数年来の友人が「生まれ変わらなくてもなれる」と励まして(けしかけて笑)くれました。残りの自分の推定生存年数を指折って諦めたら、何も始まらず、何もなしえないのです。

 残された時間が短いほど、為すべきことやり残したことにとりかからねばならぬ、ああ、それなのに自治会などの雑事・雑用がワタシの行く手に立ちはだかるのです。
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