植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

花は咲く ワタシは何を残すのか

2020年03月12日 | 植物
 齢のせいか涙もろくなりました。そう感じるようになったのは、10年くらい前からでしょうか。幼子や動物の番組をみるだけで、じんわりとすることが増えました。そして、歌さえも、YouTubeあたりで、中島みゆきさんの「ファイト!」を見るだけで涙腺が緩むのです。
 「花は咲く」、東日本大震災の応援歌として作られ、いまだによく耳にします。先日来、この歌の歌詞を全部覚えてそらで歌えるようにしようと、インターネットの画面見ながら練習しましたが、途中で泣けてくるのです。福島や宮城に知り合いがいるわけでもなく、特段のご縁もありませんが、理由もなく悲しくなり歌うのも詰まってしまいました。
 なんとか覚えて、風呂の中でも歌えるようになりました。

 春本番です。一斉に花が咲きます。今まさに咲いている花をお見せします。
元気な色のガザニア、手間いらずの強健な多年草です。屋上に二株植えました。


こちらは、昨年に植え付けしたプラム「ケルシー」です。桃やプラムの仲間は、若木でも開花結実が早いです。一個だけでも口にできればいいのですが。

同じくサクラ科のアーモンド。4年目になりますか。ビール片手に一人花見をしたい気分になります。

朝日を浴びる「ムサシアブミソウ」、蛇を思わせる茎と、鎌首をもたげたような花姿が独特です。

オセアニア出身の「コリゼマ」。暑さ寒さに弱く、過湿もダメ、直射日光も嫌がり肥料をやると花が咲かないという厄介な植物です。やっと、冬越しして開花しました。喜びもひとしおであります。


蕾がついてからかれこれ二月近く、日数がかかった分大輪であでやかな花が咲き始めました。これで、あとひと月楽しめます。
畑では、草イチゴが満開です。この品種の結実するパターンが不明です。沢山咲いても実にならないことが多く、棘のある茎が四方に伸びてきて危険になります。この写真のイチゴは、昨年、唯一真っ赤な実をつけてくれた(ワタシが食べることが出来た)ので大事にしています。

 そうして、マイガーデンの主役のバラたち、既にみずみずしい若葉を茂らせてきました。早くも蕾も発見しました。出番はすぐそこに来ています。

あぁ、なんたるシアワセ この季節が一番好きであります。
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