植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

命なんざ惜しくもねえよ

2020年03月07日 | 時事
先日、相当高齢者と思しき男性が、町医者の受付でマスクを売ってくれないかと相談しているのを見かけました。どこにも売っていないんだと困っている様子。ああ、この年齢では武漢熱が怖いのだな、と感じました。高齢者になればなるほど、感染率・発症率・重症化率が上がるのです。武漢熱は、致死率も以前言われていたような低率ではなく、統計的には3%位、高齢者では10%以上という見方が大勢を占めています。高齢者がおびえるのはもっともなのです。

 政府や、解説者たちがよく口にする「正しく恐れよ」この言葉は誤りであります。とりとめもなく確証もない情報やデモが溢れ、必要な物資が枯渇し、、様々な情報が隠され、検査結果は正確性を欠き、何より治療法も特効薬も無いのですよ。正しいものが分からないのに正しい行動などとりようが無いのです。
 今言われているより、もっと必要以上に恐れ、最悪の事態を想定して自分の判断で行動すべきなのです。目の前の未知の危険が増幅していると思うべきなのです。

 検査で陽性と確認されていた感染者が、わざと飲食店にいったというニュースが出ています。「強制的に在宅命令が出ていないので、罪には問われない」と識者が答えていますが、これも誤り。他者に感染させる可能性を認識し、感染させる意図をもってしかるべき行動をとれば、すなわち、未必の故意が認定されますし、傷害未遂、もし感染の因果関係がはっきりすれば傷害罪、殺人未遂さえあり得るのです。少なくとも、巻き添えになった飲食店は消毒やらで、一時閉鎖になるでしょうから、営業妨害で訴えるべきですね。
 外国で自分のHIV感染を知り、数名の女性にHIVを感染させた男は、懲役45年になりました。これと大差ないのです。在宅のお願いも命令の有無も関係ありません。人を殺傷する企図と同列に考えなければなりません。少なくとも、強制隔離と刑事罰(罰金)を科すのが相当でしょう。抑止効果もあります。個人の権利は、社会全体の公益や他人の生命財産を毀損しないことを前提で守るべきなのです。

 ワタシは、世の中の大半が罹患する事態になっても、感染しないように細心の注意を払うつもりです。自分の命が惜しいわけではありませんよ。やりたいように生きて、十分自分の人生を楽しみました。すでに、祖父や父の享年をはるかに上まわりました。長生きすればいいという訳でもないでしょう。

 ただ、自分が感染し、誰かに感染させるのを恐れるのです。そして、この無責任極まりない嘘つき政権の為に、もし、命を落とすことになったら犬死、悔しくて、死ぬに死ねないのです。
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