植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

台風の中の式典、前途が気になります

2019年10月22日 | 時事
本日は大荒れの天気です。台風がまたしても暴れています。しかも二つ。
先の台風の復旧もままならぬのに天候不順が続き、被災地では二次的な災害も懸念されます。前回の時はかつてない規模として事前に警戒を促していましたが、今回はダブル台風ながら、勢力が小さいためさほど騒がれていません。しかし、こういう台風は足が遅く長時間、雨を降らすため、長引く大雨で地盤が緩んでいる傾斜地、氾濫河川の近辺は特に警戒し、場合によっては避難を促すべきでしょうね。

ボランティアもあちこちで、活躍していますが、ニセボランティアが出没していると聞きました。台風19号の直後、つまり各地で河川決壊や冠水が発生した朝、すでにボランティアが駆け付けた箇所があるそうです。例えば二子玉川・世田谷方面、手回しよく複数の男たちが家庭を回り、片づけに参加するらしいのですが、あっという間に居なくなり、貴重品やPC・TVなどが消えていたそうな。

金持ちが住むエリアですから、目をつけられましょうな。恐らく、こういうことがあると全国に駆け付ける火事場泥棒のグループがいるのではないかと思われます。東北大震災でも空き巣が大勢来たといいますから、そういうことを専門に手掛ける輩なのでしょうか。一般的にボランティアが、災害に遭ったとたんに駆け付けることはあり得ません。まして複数ということはまず、泥棒と思って間違いないと思います。そういう時はまず記念写真を撮るといいらしいですよ。

こういう事例こそ、天下に広く知らしめ、防災対策の案内書に記載すべきでしょうね。

こんな天気の中、令和天皇の即位の礼が執り行われるのです。年中休日のワタシは、祝日ということを全く知りませんでした。そんなものです。平成の時は、昭和天皇の崩御があり、喪に服すため、一年遅れになりました。今回は、生前退位ですから、おめでたい、というわけですね。失われた30年と言われ、日本全体で大きく経済が後退し、閉塞感や将来に対する不安ばかりが濃く垂れこめた平成から、明るい日本を期待する国民のまなざしがこの儀式に注がれるのです。

幸い、雅子妃が見違えるばかりに元気になられ、表情も生き生きとしたお姿を見せています。人は、その気持ちや能力に有った地位や責任を負ってこそ、実力を発揮できるのですね。


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