植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ガーデニングあるある

2019年10月20日 | 植物
昨日は、所用があり上越新幹線に乗って新潟まで日帰りしてきました。7時間ほどの移動はなかなかこたえますね。どこに行っても雨模様、運動会の予定の方はヤキモキしているでしょう。ブログも習字もお休みとなりました。

手に余るほどの植物とメダカの数になっており、おちおち遠出ができません。

雨の合間にやっと今日はガーデニングに専念できます。温かさと雨のお陰で雑草がすごくなっております。油断ならないのが鉢植えですね。スズメノカタビラ、アキノノゲシ、カタバミ、ナズナなどなど容赦なく生えてきます。姫スミレなどは、それなりに可憐な花を咲かせてくれますが、やはり繁殖力が旺盛でじゃまになるので雑草扱いとしております。
コガネキヌカラカサタケなどのキノコ類もたまに見かけます。観葉植物は元々熱帯性のものが多く、土に菌が紛れ込んだまま家庭にきて、ポカポカした出窓あたりで突然生えてくるわけです。

時折、見慣れぬ植物や植えた覚えのない葉が出てくる、これが実に興味深いですね。
下はクロトンの鉢植え、これに子宝草の子株が落ちて育ってきました。

これは、ある意味想定内であります。子宝草は、葉の縁にどんどん子株(小さな葉)をつけ、ひげ根を伸ばしながらパラパラと落ちて繁殖します。

お次は四季咲き(熱帯性)合歓の木。気が付くと株のそばからとんな葉がにょっきりと顔を出しました。

これは、アロカシアに見えますね。ワタシの記憶では買ってきた状態のまま鉢も土にも手を加えていません。想像するに、育苗・生産者さんが、育苗中か、出荷のために用意した土に子株が混入したのではないでしょうか。古い土の使いまわしはあまり感心しませんが。

そしてこれ「月下美人」であります。この鉢はひと月ほど前に開花直前の蕾3つをつけていたのを千円!で購入したものです。挿し葉して育てたばかりの小苗ならいざ知らず、立派な花付きの大株ですから大変お買い得だと思いますよ。買ったのは農協直営店です。で、ふと気づくとその株元に変な葉っぱが出ております。
超特価かつ、おまけに別の植物との寄せ植えですよ。ジャパネットもトーカ堂も真っ青ですな。

この株の鉢がこちら

どう見てもこの葉はシクラメンでしょう。さすがに、農家さんもシクラメンの芋を一緒に植え付けたとは思えないので、実生、つまりこぼれ種で発芽生育したと推理します。うまくいけば、この冬には花を見られるかも。来春はこのまま鉢増しして寄せ植えのまま育てたいと思います。

ネットで探してもこういう状態の正式な表現が無いので、ワタシが名付け親になります。
こぼれ種、混入子株・球根により、鉢植えに発芽した雑草でない植物を「迷子苗(株)」とします。
さらに、その鉢植えは「里親鉢」または「一人寄せ植え」と命名します。

うーーー園芸はなんて奥深くて面白いのだろう

コメント
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