植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ガーデニングは気温が大事

2019年10月10日 | 植物
ボカシ肥料の温度がいまいち上がらず、発酵促進剤追加投与、雨水を少し混ぜ込んで再発酵を促します。仕込んだ翌日から2,3日は温度が急上昇し、50℃以上になりました。安い温度計を買ったのでそれ以上は計測不能、ワタシの手の感触では60℃以上になっていました。ここ数日変化が無いので念のために処置したのです。

先日の白菜の結球では、葉の数が20枚以上になった時16~17℃に気温が下がるのが条件でしたが、今朝の気温が17℃、なんとか間に合ったのではないでしょうか。このタイミングで葉を巻き始めなければもう結球しません。処分しかないのです。
にんにくは、植え付けてから10日ほど経ちましたが、発芽していません。球の植え込みの深さにもよりますが、大体25℃以下にならないと芽がでません。だいぶ待って植えましたが、もう少しでしょうか。

で、18℃を下回って来ると大事な作業があります。胡蝶蘭ですね。こいつは、寒さに弱く10℃を下回ると枯れると思っていいです。最低でも15℃、出来れば18℃以上に保てば冬でも成長し、花蕾をつける確率が高まります。ワタシは、昨年からちゃんとした室内用温室を買って、20℃以上に保つことができるようになりました。問題は収納鉢数が限られるということです。先に書きましたが10数鉢を知人から貰い受けしたので、とても収容しきれません。どうしよう。真冬でウチの廊下で大体最低10℃なので、加温しないと枯れる可能性が大きいのです。

園芸を始めて頃は、そんな気温や温度には全く無頓着に種まきや苗を買って植えていましたから失敗ばかりでしたなぁ
日照や水・肥料には多少の気配りをいたしましたが、温度を侮っていたのです。

そうして、台風19号が接近しています。915ヘクトパスカルといえば最大級の勢力で、前回千葉県で甚大な被害をもたらしたものよりも更に大きい台風が関東方面直撃不可避だそうです。太平洋上で発生した熱帯性の低気圧が30℃以上の海水温があると発達し台風となります。海水温が下がってくれば(あるいは上陸すると)衰えます。現下の情勢は勢力が衰えることなく北上しそうなのです。

園芸をやる人たちならずとも、今度は相当な備えが必要だと思います。
考えるべきは、風と雨だけでなく、停電断水があるということを教訓にします。
①家の周りの補強②停電対策③非常用食品確保④断水対策になりましょうか。
とりあえず、ガスボンベ・電池・ろうそくなど非常用品をチェックし補充、家の周囲で飛ばされそうなものは極力室内や倉庫に格納、柱など固定できるものにロープで結わうなどの準備をいたしたいと思います。
植物は、なるべく倉庫や廊下に避難させます。屋外のバケツや園芸用品はひとところにまとめ、ブルーシートなどで覆って土嚢で重しにするくらいでしょうか。雨は仕方ありませんね。メダカのプールが溢れて流出しないようにする、排水口のつまりをなくすよう掃除する、過湿と塩害に弱い植物とにの鉢は温室か室内へ、くらいのことですね。
 瓦屋根が飛ばされたら、これはどうにもなりません。まさか事前に土嚢を乗せるわけにもいきません。
しかし、出来る範囲で準備は必要です。徒労に終わったらこれこそハッピー。

コメント
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