すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【衆院選】岸田文雄は国民をナメ切っている

2021-10-06 08:03:43 | 政治経済
疑惑のメンツが主要ポストを総取り

 新首相にめでたく就任した岸田文雄は、国民をナメ切っている。

「有権者の50%は選挙に行かないバカだから、政治のニュースなんか見ないだろう」

 そうタカをくくっている。で、都市再生機構(UR)金権疑惑の、あの甘利明を幹事長に据えた。

 甘利には口利きのための現金として100万円、当時の秘書も500万円を受け取った疑惑がある。

「国民の50%は選挙に行かないバカだから、政治のニュースなんか見ないだろう」

 岸田首相はすっかりそう油断し、安倍晋三のイチの子分の高市早苗を政調会長に置いた。

 そして麻生太郎の義弟である鈴木俊一に、財務大臣を継がせた。

 それだけでなく安倍晋三のイチの子分で、あの加計学園問題がある萩生田紘一を経産相に就けた。

 国民をこんなバカにした話があるだろうか?

勝手に選挙を早くする

 しかも岸田首相は衆議院選挙について、今月14日に衆議院を解散し、衆院選を19日公示、31日投開票の日程で行うという。

 つまり野党共闘の候補者一本化が間に合わないよう、わざと日程を早くした。

 おまけにこれには、(1)新型コロナの第6波が来るまでの間にさっさとやりたい、かつ(2)岸田政権にボロが出ないうちに選挙を終えてしまおう、という狙いがある。

 こんなふうに岸田首相はすべてを「自分の都合」だけで決めている。なぜなら、

「国民の50%は選挙に行かないバカだから、政治のニュースなんか見ないだろう」

 と、タカをくくっているからだ。

PB黒字化目標の破棄はしないのか?

 もちろん話はこれだけじゃない。

 岸田首相は「新自由主義からの転換」を謳い、「令和版所得倍増」を公言している。

 ならば、まずプライマリーバランス(PB)黒字化目標の破棄を高らかに宣言し、消費税を減税すると同時に数百兆円規模の大胆な財政出動をする必要がある。

 岸田首相にそんな覚悟があるのだろうか? あるわけがない。

 要するに岸田首相は、

「国民の50%は選挙に行かないバカだから、政治のニュースなんか見ないだろう」

 と、国民をナメ切っているのだ。

 こんなんで来る衆院選で自民党に投票する、あるいは選挙を棄権するなんてありえない。

 衆院選で岸田政権を完膚なきまでに叩き潰してやろうじゃないか。

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