すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

「緊縮財政」に洗脳されてる人は自分で自分の「洗脳」を解け

2024-01-05 11:52:12 | 政治経済
10年前は私も見事に「洗脳」されていた

 2009年に自分自身で書いた以下の記事をひさしぶりに読み、「ああ、自分は財務省と自民党政権にすっかり洗脳されていたんだなぁ」と実感する。

民主党はマニフェストを国民投票にかけろ』(2009年12月14日付)

 上記の記事のなかで私は、以下のように書いている。

「鳩山首相は財源がない今の状況下、民主党が掲げた今回の(カネのかかる)マニフェストをあなたは実現してほしいと思うか?」と国民投票にかけてみればいい」

 とか、

 その国民投票で「『マニフェストはいったん押入れにしまっておき、今は財政規律を優先させろ』てな結果が出ればだれも文句はいわないだろう」

 などと書いているのだ。

 つまり当時の私は財務省を頂点とする官僚機構や自民党政権にすっかり洗脳され、「財源がない」「財政規律を優先させろ」てな主張をしている。

 いま自分が10年以上前に書いた上記の記事を読み、「ああ、オレは騙されていたなぁ。というより『自分の頭で考えることができてなかった』『恥ずかしい』」と実感する。

 なんと上記の記事のなかで私は「財源がない」という財務省の洗脳にすっかり騙され、恐ろしいことに「緊縮財政路線」を説いているではないか?

国民よ「財源がない」「財政規律が必要だ」てな洗脳から脱出せよ

 たぶん当時の私と同様に、長く続いた自民党政権と財務省にすっかり洗脳され、「財源がない」「緊縮財政が必要だ」と思ってる人はまだまだ今でもいるんじゃないか?

 特におそらく立憲民主党の支持者にかなり多いはずだ。

 ちなみに私がその洗脳から解かれたのは、山本太郎によってだった。「財源がない」「緊縮財政が必要だ」なんて完全な嘘っぱちだと気づいた。(あるいは山本太郎を知ったのが先じゃなく、このページの最下段に上げた本を読んだのが先だったかもしれないが)

 かつて私が掛かったのと同じ洗脳状態にある国民は、いまも多いんじゃないだろうか?

 ならば、まず国民が掛かった洗脳を解く必要がある。

洗脳から自分で脱出するにはこの本を読め

 日本は「財源がない」なんてことはない。また「緊縮財政が必要だ」などというのは、カネ(予算)を使いたくない財務省の騙しのテクニックにすぎない。

 こうした自分自身が掛かった洗脳を解くには、れいわ新選組のYouTubeチャンネルを見るのがいちばん手っ取り早い。

 だがもし抵抗がある人は、ぜひ騙されたと思って以下の本を1冊だけお読みいただきたい。表紙に「目からウロコが落ちる」と書かれているが、まさにその通りだ。

 この本には、基本的な経済のメカニズムと積極財政の仕組みが(どんなバカにもわかるように)とても明快かつ簡便に書かれている。私でさえ理解できたのだから何をかいわんや。おすすめだ。

目からウロコが落ちる奇跡の経済教室【基礎知識編】』(中野剛志・著/KKベストセラーズ)

 この本を読むか、あるいは、れいわ新選組のYouTubeを見て、かつて自分が掛かった洗脳をまず自分自身で解こう。

 話はそれからだ。

 政権交代は「その向こう側」にしか存在しない。

そのほか積極財政で参考になるYouTubeは?

 なお、このほか積極財政を唱える人物のYouTubeチャンネルには、以下のようなものがある。

安藤裕チャンネルひろしの視点

三橋TV

週刊クライテリオン 藤井聡のあるがままラジオ

風花未来チャンネル

 ちなみに積極財政を唱える人は保守系の人が多いが、このさい政治的な左右の問題なんて関係ない。

 まず必要なのは適切な経済政策だ。

 さあ自分で洗脳から脱出しよう。

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