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すちゃらかな日常 松岡美樹

積極財政などの政治経済をすちゃらかな視点で見ます。ワクチン後遺症など社会問題やメディア論、サッカー、音楽ネタも。

【総崩れニッポン】日本は今まさに崩壊の危機にある

2025-05-09 11:22:49 | 政治経済
米の輸出量「8倍」計画や牛・鶏を殺処分する政策など「国家の自殺」が進んでる

 こないだX(旧ツイッター)を見ていたら、「俺は鼻をつまんで自民党に投票するんだ」という若い人がいた。

 びっくりだ。

 もちろん日本の若い世代は完全に右傾化している。だからそのせいで「どうしても自民党に入れる以外ない」という発想がわくんだろう。

 でも彼らは状況をわかってない。

 例えばいま日本政府がやってることを、ひとつひとつ精査すれば全体像が見えてくる。すべてひとつに繋がってるんだ。

 それらの政策は「日本という国家が今まさに自殺しようとしている」としか思えない。

 まず政府は2030年までにコメ(米)の輸出量を、2024年実績(約4.6万トン)の8倍近く(35万トン)まで増やす計画だ。

 このヘンな政策の根拠って、国内のコメ価格の高騰の再発防止や、需給が逼迫した場合の国内供給への対応をするんだ、ってことらしい。

 でも穿った見方をすれば、これなんか外国に言われるまま米を輸入するため、その代わりに自国の米をわざと「事前に輸出する」んだとしか思えない。

 狂ってる。

 つまり自国の生産物を自分で吐き出しておきながら、その損失の補填分を外国から輸入しようというわけだ。

 これがいったい何を意味するか、分かってる人にはすぐピンとくるはずだ。

 例えば以下のような分析もある。

政府の意図は?品薄&高騰なのに米の輸出量『約8倍』の目標 専門家「不足基調の中で輸出を増やせば国内の価格は上がるだろう」【解説】』(MBS NEWS)
https://www.mbs.jp/news/feature/specialist/article/2025/03/105600.shtml

農家の牛や鶏を殺処分する「国家の自殺」政策も行われている

 一方、農水省は以下の通り、2023年に畜産農家が乳牛を殺処分すれば「補助金を15万円出す」という生産抑制を行った。

【国家の自殺】牛や鶏を○せば国から補助金が出る「謎の仕組み」とは?
https://blog.goo.ne.jp/matsuoka_miki/e/3a7c207fe9f83d8e3538fe175a18c038

 件の農水省に直接、話を聞いたが……あくまで建前は「コロナ禍で学校給食や外食産業の需要が激減したからだ」というのだ(詳しくは上記を参照のこと)。

 でも、これだって米の輸出という「国家の自殺」と同じさ。

 自ら自給率を下げ、そのぶん外国(たぶんあの「米」がつく国だろう)から輸入してご機嫌を取ろうって話だ。

 ほかにもこれに先行し、卵を生む鶏を処分すれば1羽当たり310円、屠殺する食鳥処理場には1羽につき47円が支払われる政策も取られた。

 鶏は一度に何万羽も屠殺するから、農家には膨大な補助金が入る。例えば2020年には、16億円が支払われた。

 めちゃくちゃだ。

 すべてが一時しのぎにすぎない政策であり、長期的な視点がまったくない。

 刹那的の一語に尽きる。

 これだって「国家の自殺」に等しい。

かたや「mRNAワクチン」を打ちまくる厚労省

 一方、厚労省はどうか?

 某国の言いなりになり、一部の専門家から疑義を呈されている(危険な可能性がある)「mRNAワクチン」を打ちまくった。

 その次には第二弾として、また新しい次世代ワクチンも登場した。

 これも同様に厚労省へ直接、話を聞き記事にしたが、状況は以下の通りだ。まるでお話にならない。

【厚労省に電凸.1】今年10月1日以降、日本で世界初のレプリコンワクチン接種が行われる
https://blog.goo.ne.jp/matsuoka_miki/e/9e0da46ca0b8edf52dc8847628681575

 厚労省は、なんとこう言うのだ。

「日本を魅力ある治験市場にする」

 もう狂ってるとしか思えない。

 どう考えても「米」のつく国の差し金だろう。

 またレプリコンに先立ち「mRNAワクチン」の接種が行われたが、これだって膨大な被害者を出している。

 現に私は(コロナ怖しで)、ついmRNAワクチンを数回接種してしまい、おかげで目下、その後遺症に見舞われてる。

 で、ビタミンDを摂取したり、ウォーキングをする治療を受けてるんだ。

 幸い、私は今のところ死に至るような兆候はないが、でも何年かすれば「本番の症状」が出る可能性だってあるらしい。

 だから、みんなも気をつけたほうがいい。

ほかにも農水省の政策はこんなふうだ

 そのほか近年の日本では、古くは1970年から2017年まで行われた米の減反政策あたりから「国家の自殺」が始まった。

 例えば「民間企業による品種開発の活性化を促す」(つまり新自由主義)という建前で、種子法(主要農作物種子法)が2018年4月に廃止された。

 その結果、安定的な種子の供給が難しくなり、地域ならではの品種が失われて行った。

 また自家採種や特産品の生産が困難になったのも弊害のひとつだ。

 その代わりに起こったのは、民間企業による種子の私有化である。また種子の価格が高騰する可能性も懸念される。

 これなんかも典型的な新自由主義に基づく「民営化」の弊害だ。

 またその後、「国内の優良品種が海外に流出するから」てな名目で、お次は「種苗法」が2022年4月1日に改悪された。

 これで農家による登録品種の自家増殖には、育成者権者の許諾が必要になった。

 おかげで農家の自家増殖の自由が制限され、コストの負担が増えた。

 また品種が海外へ流出するリスクも増大すると同時に、農家が持つ権利が侵害された。

 どうだろう?

 これら多くの政策には、ある種の統一感がある。

 つまり明らかに「一定の価値観や方向性」に基づいているとしか思えない。

 それをひとことで皮肉にいえば「国家の自殺」なのだ。

 こうした政府の政策は、いったい何者の指示による、何を根拠に行われているのか?

 想像するに難くないが……このままでは日本という国はおしまいだろう。

 それを「よし」としている自公政権を、このまま野放しにしていいのか?

 しかも「左が嫌いだから」なんていう理由で自民に投票する? それで「国を自殺させる」つもりなのかい?

 それでもすっかり右傾化した若者たちは、「鼻をつまんで自民党に投票する」というのか?

 みなさん、そこでちょっと立ち止まり、よく考えてみて欲しい。

 いま何が大切で、いったい何を優先すべきなのか? 過度に「右であること」にこだわるあまり、そのせいでいったい何を失ない、何を得るのか?

 それらを差し引きした結果はどうなのか?

 差し引きトータルで、大きなメリットがあるのか?

 右か左か? なんていう「瑣末な案件」にこだわって、「国を誤る」ことがあっていいわけがない。

 何を捨て、何を取るのか?

 しっかりバランス感覚を働かせ、よく考えてみて欲しい。

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