工場長の製作日誌

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豊橋鉄道の保存車(デワ11・デキ211)

2016-02-11 19:18:25 | 旅行


伊良湖岬へ向かう途中、渥美半島の真ん中にある芦ヶ池湖畔の「サンテパルクたはら」に保存されている車両を見てきました。






保存されているのはデワ11とデキ211
・・・この解説板、結構肝心な「いつ廃車になったか」が抜けてますね(笑

どちらも晩年はほぼマスコット的扱いだったようですが1997年の昇圧まで使用されました。



まずはデワから
珍しい2軸車です。軸間距離は3350ミリ(主に個人用メモw)



荷物扉の下にある板は何なのかなと気になっていたのですが、抵抗器のカバーのようです。





朝8時になると扉が開錠され、車内に立ち入ることが出来ました。
・・・公園管理者により大切に保存されていて、状態は良好です。

車内はまぁ、荷物車なのでがらんどうですw
運転台は超シンプル。ブレーキは手ブレーキのみです。
・・・入替用だったので最後まで問題なかったようです。
照明は裸電球・・・運転台と含めて6つ
・・・これはもしや600Vだから6つ直列に、っていうやつですかね?

ちなみに運転台でジャンプすると車体が縦に揺れます。
やっぱり2軸車だナァと思ったりw



駐車場と公園を繋ぐ橋から屋上も観察できます。
パンタグラフは畳んだ状態で保存されていますが、どちらがいいんですかね・・・?マァ好みの問題なんですけど



そしてもう1両のデキ211
こんな感じにすると貨車を牽いているようです。



木造のデワと違ってリベットバリバリの車体です。





こちらも車内に入ることが出来ます。
ボンネットの中を覗いてみると、抵抗の無い側は空っぽ
ちょっと意外でした。

前面中央の窓も面白い開き方をしますね。

私はこのサイズの車両が好みなので、保存車めぐりがメインになりそうですw



オマケ



偶然みつけた豊橋鉄道7300系
1997年の1500V昇圧時に名鉄より譲渡され、一気に全車を置き換えた7300系
2扉クロスシートで豊橋鉄道向きでは無く、しかも吊掛駆動だったりと難があって短命に終わりました・・・
この保存車は再塗装され(屋上機器も黄色になっていましたが)まだまだ現役のようです。

(訪問日 2016.2.11)


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