matsumo's blog II(写真・旅行)

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2021年11月21日(日)の「山の辺の道」(1)

2021年11月21日 22時07分01秒 | 旅行
2021.11.21(日)、本日は今回の旅行の4日目で、ちょうど中間日です。朝の天気予報によると、午前中は晴、午後は曇りとのことだったのですが、その後に表示されたのはなぜか、1日中曇りのマークです(苦笑)。ホテルの窓より空を見ると、かなりもやった感じの白っぽい青空ですが、直射日光は射しています。しかしながら、これでは青空の下の写真とはなりません。加えて、本日も京都の紅葉の有名地は人だらけでしょうから(事実、泊まっているホテルでのバイキングスタイルの朝食は、トレイに好きなものをとる人達の大行列になっていました)、このため、本日は近畿日本鉄道の京都駅から桜井駅まで行き、そこより「山の辺の道」を歩いて、天理駅まで行くこととします。このルート、以前に2回に分けて歩いたのですが(なぜかと言うと、桜井駅から北上したのですが、途中で道を間違えてJRの巻向駅に出てしまったからです。このため、その翌年だったか、今度は天理駅から石上神宮に行き、そこまで南下して、間違えた場所まで行ってから、巻向駅に出ました)、今回、通しで歩きたかったからです。本日のGPSログです。昨日は「当尾の里」を歩いたのですが、その時のGPSログの軌跡がひどく暴れたものであったため、これは、ウェストバックにスマホとHP-200LXを同時に入れていたためではないかと言うことで、本日は、スマホはザックのポケットに入れてGPSログをとったのですが、本日はほとんど暴れずに綺麗な軌跡になりました。



ホテルを出て、京都駅に行き、近畿日本鉄道・京都駅7:14発橿原神宮前行急行に乗り(日曜日のためか、非常に空いていましたが、大和西大寺駅を過ぎてからは、スポーツ関係の高校生達やハイキング・スタイルの人達が乗って来て、立っている人がいるようになりました)、8:17大和八木駅着。8:23発大和朝倉行区間準急に乗り替え、8:29桜井駅に着きました。大和八木駅でハイキング・スタイルの人達も大量に降りましたが、私が乗った大和朝倉行区間準急には乗らなかったので、山の辺の道を歩く人達ではなかったようです。

駅の外に出ると、もやった白っぽい空で、弱々しい直射日光が射しています。昨日、近鉄奈良駅にて、山の辺の道の案内地図を入手していましたが、この桜井駅にもありました。8:23それを見ながら、まずは、駅に直角の道を進みます。8:39広い通りに出たので右折し、8:43JRの踏切を渡り、8:47左折して進み、8:50自動車道路の高架の下をくぐると、8:51川に出ます。右折して川に沿った道を進み、8:52左折して大向橋を渡り、すぐに右折して堤防の上の道を進みます。堤防の上の桜並木は葉が既に散ってしまっていいます。8:58「海柘榴市(つばいち)観音堂」の道標があるので、道標に従って、右折、左折して進むと、9:00「海柘榴市(つばいち)観音堂」に着きました。お堂は最近の民家みたいな感じでしたが、境内に石仏があるのが良いです。

9:06ここを発ち、9:07元の道に戻ります。9:11道標に従って右折し、上りの坂道を進むむと9:14「金屋の石仏」に着きました。コンクリート製の建物の中に2体の石仏が安置されています。

先程の川の辺りから、道標が充実している上、それに従って、結構、細かく右折、左折をしなければならないので、この後は右折、左折はあまり気にせずに道標に従って進むこととします。9:17ここを発ち、9:23「平等寺」に着きました。ここはそれほど広くはない境内に、本堂、三重塔、多数の石仏、石の中の不動尊等があるほか、モミジの木がありますが、これらは紅葉はしているが、色が薄い感じです。

9:36ここを発ち、道標に従って進むと、9:41「大神(みわ)神社」に着きました。今までは、歩いている人に会ったのは数名でしたが、ここに来たら大量の人がいます。これではとても撮影できないので、すぐに発ちます。9:47「狭井神社」に着きましたが、ここにも人がいすぎで、池と弁天堂の写真を撮っただけで、9:51ここを出て、更に進みます。この辺りより、急に歩いている人が増えてました。団体で歩いている人達も沢山いて、ともかく、「ここは高尾山か」と言いたくなるほどです。

9:57「八大竜王弁財天」の分岐点に着いたので、右折して進むと池に出るので、その池に沿って進むと、9:00「八代竜王弁財天」に着きました。モミジの木があり、紅葉が逆光で光っています。



10:07ここを発ち、10:08先程の道標まで戻り、更に進みます。10:15「玄賓庵(げんぴあん)」に着きました。しかしながら、ここはあまり撮影する気分になりません。10:22ここを発ち、山道を進むと、10:28「桧原神社」に着きました。ここは社は無く、ご神体が山のようです。10:30ここを発って進みます。蜜柑やユズの畑が続いています。



10:52「相撲神社」への分岐点に着いたので、右折して緩い上り道を進むと、10:56「相撲神社」に着きました。名前から大きな建物かと思っていましたが、単なる祠でガッカリです。

10:59ここを発ち、11:01先程の道標に戻り、更に進みます。11:04道標に従って右折して路地を進みますが、ここは最初に来た時はわからなかった道です。しかしながら、現在は道標がしっかりしているので、大丈夫です。加えて、本日は歩いている人が多いので、見逃すことは無さそうです。11:07「ヒモロギ遺跡」の道標があります、そこは単なる田んぼです。ユズや蜜柑の畑がまだ続いています。11:13「景行天皇陵」の道標に従って右折すると、11:18天皇陵の堀が見えてきました。陵に沿って進みます。12:28陵の3/4程まわった所で、先程の道標からの道に合わさり、左折して更に進みます。11:38「行燈山古墳」、11:40「崇神天皇陵」の堀が見え始めてきます。11:43沢山の柿が吊り下げている家があります。



天皇陵の堀はまだ続いています。結局、天皇陵の後ろの部分の所を通り過ぎて、11:47「天理市トレイルセンター」に着きました。ちょうど、昼食時と言うこともあり、ここには沢山の人達がいます。11:48「長岳寺」への分岐点があり、右折して進むと、11:49門前に着きましたが、入山料を取るので入る気がおきません。その代わりに門そばのモミジの紅葉を撮影します。



道標まで戻り、11:51更に進みます。12:04「中山廃寺」に着きました。ここには多数の石仏のほか、お堂もあります。



12:06「大和神社御旅所」を過ぎ、12:09「念仏寺」に着きましたが、ここもあまり撮る気になりません。この頃から、空の一部に青空が出て来ました。更に進み、12:13「五社神社」、12:17「西山塚古墳」、12:18「萱生環濠集落」、12:20「舟渡地蔵」と過ぎ、12:21見晴らしの良い場所でベンチがある場所に着きました。ここで、簡単な昼食とし、12:35ここを発ち、更に進みます。12:41「竹ノ内環濠集落」への分岐点につきますが、道標に従って右折すると、12:42着きました。しかしながら、環濠と言われなければわかない代物です。先程の道標に戻り、12:45更に進みます。

12:57「夜都伎神社」に着きました。鳥居をくぐった所のモミジの紅葉が綺麗です。



ここの拝殿は何と茅葺き屋根です。その奥に本殿があるのですが、こちらは何と朱色に塗られています。13:02ここを発ち、更に進みます。13:07十月桜が沢山植えられている場所に着きました。最盛期は過ぎていますが、それでもこれだけの本数が植えられていると大したものです。ここは「天理観光農園」で、園内の方々に十月桜が咲いています。更に進み、林みたいな感じの道を進みますが、この辺りから、いままで嫌と思うほどあった道標が急に少なくなります。しかしながら、前から人が来るので、進んでいる道で良いことがわかります。13:24大きな池の所に出むと、急に山のなかみたいな感じとなり、13:33「石上神宮」に着きました。境内にはオナガドリが沢山、います。しかしながら、多数の人がいる上、拝殿は工事中です。これでは全く写真にならないので、オナガドリを撮影後、13:40ここを出ます。

そして、大通りに出るので、右折し、13:45橋を渡って、少し進んだ所を左折し、そのまま進むと、13:53商店街となり、それがずっと続いて、14:04天理駅に着きました。この駅は近畿日本鉄道とJRが共有していますが、改札口は別々です。

近畿日本鉄道・天理駅14:15発平端行各駅停車に乗り、14:21平端駅着。平端駅14:37発京都行急行に乗り、15:33京都駅に戻りました。

本日は朝方の天気予報よりは良い天気で、全体的には春の霞んだ空と言う感じの天気でしたが、それでも、結構、長い間弱いながらも直射日光が射していて良かったです。しかしながら、秋の日曜日とは言え、大神神社から夜都伎神社あたりまでは、まるで高尾山を歩いているような気分になる人の多さには驚きました。事実、大神神社や狭井神社、石上神宮ではまともに撮影できませんでしたし。でも、とりあえず、懸案だった桜井駅から天理駅までの「山辺の道」を1日で歩くことができて良かったです。

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