晴走雨楽(せいそううがく) 風の又三郎

晴れている日は山やロードを走り、雨の日は音楽や楽器演奏しています。風の吹くまま、気の向くまま・・・。

尾崎紀世彦 ベーコン野外術  【追記】                         463

2012年06月09日 22時39分48秒 | 山登り
■本日(2012/06/09<土>)は、昨夜から雨が降り続いています。
梅雨入りですね。
 尾崎紀世彦さんが先日(2012/05/31)亡くなりましたが、私は尾崎さん
のLPを持って います。
そうそう、以前、君津図書館で借りた尾崎さんの本を紹介します。
 
★2023.04.16:追記 写真(スキャナー取り込み更新)
 
■尾崎紀世彦 ベーコン野外術
○書名   尾崎紀世彦 ベーコン野外術
○著者名 尾崎紀世彦   (イラスト 松本孝志)
○発行所 マガジンハウス
○発行   2000年4月20日
○定価   1,300円(税別) 
 
▼まえがき
 この本はいわゆるアウトドアの解説書ではない。ましてや、
歌手としての半世紀
とか芸能界暴露本でもない。
50代半ばになって、30年以上にわたって楽しんできた、アウトドアライフについて 綴ってみようと思う。

今、サラリーマンの同世代の友人は、定年世代だ。そして、リストラのただなかにいる。
厳しい状況の彼らは、多方面に癒しを求めている。なかには、キャンプに癒しを求める
人も少なくない。そんな彼らが以前の自分の姿に重なるところがあるような気がするのだ。

「こんなアウトドアライフもありなんだ、ちょっとやってみるか」と思っていただければ
うれしい。なにしろ時間はたっぷりあるのだから。

▼目次
1章 道具編・・・・・・ナイフ、ワークブーツ、コッヘル、バックパックなど
2章 食編・・・・・・・・ベーコン、ポーク&ビーンズ、スパムなど
3章 行動編・・・・・・野グソの極意、テントも持たずに寝袋など
4章 ベーコン編・・・河原でベーコンを作る OZ流簡単ベーコン作り入門

<番号と写真が対応しています>
 01:表紙、バンダナ姿の尾崎さんベーコンを食べています。

 02:後ろの見開き テンガロンハットとバンダナの写真 髭が似合う

(1章 道具編)
 03:ナイフを使いこなす、山用品ではアーミーナイフかな

 04:命を乗せてワークブーツ 革製登山靴やトレッキングシューズ

05:調理道具は小さなコッヘルだけ
  「ベントウ箱」。アウトドアで食器にも調理器具にもなる。
   今から20年以上前のこと。このベントウ箱を沖縄で見つけた。
米軍の放出品を   扱っている店に入って、その「ベントウ箱」を見ていると。「USメスキットパン」とラベルに書いてあった。アルミ合金素材



 

06:バックパックに最小限の荷物を詰め込んで
   旅の相棒フレームザック

07:快適便利な西部風・上下一体型下着
   じつは子供のころ、この下着を着ていた。
   父が米軍キャンプで、見つけてきたのだろう。
  ※大草原の小さな家 父さん(チャールズ・インガルス)が着ていましたね。
 
08:フィールドへは帽子を忘れずに
   30年愛用のカウボーイハット 帽子の機能としては、雨避け、風避け、日避け、防寒といったところがあげられる。さらに求められる「かっこよさ」だ。

09:一枚のバンダナを様々に使いこなす
  バンダン・アウトドア・スタイル
 
10:はしはシンプルで多機能な道具だ
 

(2章 食編)
11:ベーコンとパンがあればいい
  ベーコンの旨さは脂だ、焚火で焼く
 
12:ポーク&ビーンズは西部の味がする
   ポーク&ビーンズ、チリビーンズ
    味の濃さはアメリカ製の食べ物に共通のように思える
 
13:スパムを使った「ポーク卵」
※私は、NAHAマラソン参加時、スパムを食べてから週末の朝食はスパムが。
 
(3章 行動編)
14:テントを持たず寝袋だけで野宿する
  秋が野宿のベストシーズンだ、理由の一つは、ムシが少ないということ。
 
15:ベーコンを焼く焚火
  バーズアイマッチ(カウボーイマッチ)
 
16:きっかけは西部劇だった
  馬と野営するカウボーイにあこがれた
   自分もいつかやってみたいと思った。そんな彼らが乗っているのが
  馬だったのだ。

17~18
※ここで、「USメスキットパン」について、Webで検索すると、
楽天の取引で商品がありました(売り切れですが)。
・収納時:楕円型のなかに、食器と鍋兼用フライパンがひとつに収まっている。
・パン+皿:フラインパンは深いので鍋兼用になる。皿はしきりがり、一枚で多く
 をまかなえる。



◆機会があれば、コッヘルとして購入したい。
 ↓(2023.03.16)
USメスキットパン購入

※尾崎紀世彦さんは、神奈川県茅ケ崎市出身で、父がイギリス人と日本人のハーフ
母は日本人というクォーターである。
この本を読むと、お父さんの影響もあるのでしょうが、小学生のとき、西部劇の映画を
見てかっこいいと思い、馬や野営などの興味を覚えアウトドアライフに進んだのでしょう。
「アウトドアへ出かけるおもしろさは、ものを持たないことで得られる自由や、ないもの
を創意と工夫でやりくりするところにあるのだと思う」と言っています。
2~3人の仲間と「キヨ鍋」を野外で楽しみ、焚火とラジオドラマを聞く。
癒しのひと時だったのか。

ご冥福をお祈りします。



 ★

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (マーヤ)
2012-06-10 06:04:45
こんにちは!

尾崎紀世彦さんって、意外な本を出されていたのですね。この本を読んだら、アウトドアライフもきっと楽しさが倍増しそうですね♪

図書館で見つけたのですね。私も今度図書館で探してみたいです。

尾崎さんの歌を心で歌いながら、読んでみますね(^^)

Requiescat in Pace!
返信する
Unknown (晴走雨楽 風の又三郎)
2012-06-10 07:39:52
<色:#000000>マーヤ様
こんにちは、(^○^)

尾崎紀世彦さんの歌は本当に良いですね。
「また逢う日まで」は私のカラオケ18番です。
アウトドアライフの本はOZ流で面白いですよ。
それでは、(^_^)/</色>
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