晴走雨楽(せいそううがく) 風の又三郎

晴れている日は山やロードを走り、雨の日は音楽や楽器演奏しています。風の吹くまま、気の向くまま・・・。

三線(さんしん)の紹介/ギターとの比較②<三線各部の名称編>

2010年12月16日 00時20分48秒 | 音楽・楽器
■今季一番の寒さ、朝晩の通勤時、寒かった。
最近、三線のブログを観ているので前回の続きを。


■三線(さんしん)の紹介/ギターとの比較②<三線各部の名称編>
弦楽器なのでアコースティク・ギターと共通している部分も少なくありません。

▼三線各部の名称
全体の大きさ(長さ)は約80センチ

・天(てぃん)・・・・三線の顔ともいわれる部位<ヘッド>
・カラクイ・・・・・・・調弦するとき巻き上げたり、緩めたりする部位<チューニング・ペッグ>
・上のカラクイ・・・・真中の弦:中弦(なかぢる)  2弦
・下右カラクイ・・・・下の弦 :女弦(みーじる)  3弦<ギターと違い上が1弦>
・下左カラクイ・・・・上の弦 :男弦(うーぢる) 1弦
 (弦は上から、1弦、2弦、3弦<ギターと逆>)
・歌口(うたぐち)・・<ナット>
・棹(さお ソー)・・<ネック>
 (黒たんの木に漆が塗られます)
 (フレットレスのため、歌口から距離を測定して、ポジションマークのシールを貼付)  
・勘所(ポジション)
・胴(どう チーガ)・・・・<表面板>
 (人工皮、通常はビルマニシキヘビの皮)
・駒(こま うま)・・・・・・<サドル>
 (ウマは竹やプラスチックでできている、ウマを立てる)
・胴巻(てぃーがー)・・・<側面板の飾り>
 (刺繍が施されるなど、いろいろなデザインがある)
・糸掛(いとかけ ちるどぅみ)・・・・<ストリングス>
・猿尾(さるお)・・・・・・・・<ブリッチピンやエンド・ピン>白の木

▼三線の歴史
・600年前、琉球王国と呼ばれていたころ中国から伝わってきました。
初めは宮廷楽器として身分の高い人(それも男性のみ)しか演奏しなかった。
1560年から沖縄から大阪に伝わり三味線音楽として発展。

次回は「ちんだみ(調弦)」を紹介します。

★まとめ




コメント
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