大阪で、韓国MAと再会してきました^^
会場のドアに貼られていたポスター

上映会のキャストはこちら。

韓国で観た時とは、マルグリットとフェルセンが違うキャストでした。
字幕付きでもう一度観ることができて本当に良かった。
細かいセリフがわかって、もっと作品に近づくことができました。
ああ、やっぱり韓国MAのマリーの人物像が興味深い。
日本版マリーの人物像との描写の違いが面白いです。
例えば、マルグリットと初めて会ったとき。
日本版では、身なりでマルグリットを軽蔑し、「物乞いさん」などと呼ぶマリーが、
韓国版では、マルグリットにシャンパンをかけられても、「あなたを許すわ」と穏やかに言うんです。
そして、首飾りを勧められたときのマリーの反応が、
日本版では、ボーマルシェの語りで「いくら王妃といえども簡単に買えない」とだけ説明されるところ、
韓国版では、「国が財政難だから」とちゃんとマリーが断っている。
他にも、韓国版では、ギヨタンが「より人道的に首を切り落とせる」とフルーツか何かでギロチンの切れ味を説明をするシーンで、
マリーが 「やめてちょうだい、すぐに片付けて」と半泣きで顔を覆って嫌がるシーンもとても印象的。
そんなマリーなので、日本版での、節約を忠告したムッシュー・チュルゴーをクビにするようルイに言うシーンや、
民衆の苦しみを和らげるよう忠告するフェルセンにそんなくだらないことを言うなとキレるシーンは韓国版にはなく、
首飾り事件が起きるまで、マリーが本気で怒る場面はなかったような気がします。
マリーのルイや子供に対する愛も描かれ、
ルイも家族をとても愛しています。
最後、息子と引き裂かれたあと、処刑前にマリーが毅然と歌うシーンで、マリーの歌詞の中にこのような言葉が。
「復讐に人生を費やさないで 堂々と人生を生きなさい」
息子へのこの言葉に泣けました・・
マリーが処刑されたあと、韓国版ではマルグリットが裁判で証言するシーンがあり、「私は反逆に関する証拠を持っています。」と言うマルグリット。
オルレアンやエベールが作り話をしたことを証言し、悪い奴はやはり痛い目に合う結末。
ここはスカッ!としますね。
そのあと、処刑された3人(ルイとマリーとランバル夫人)が白い服を着て中央に登場し、マルグリットたちと歌います。
何のために、誰のために多くの人が死す
これが正義なのか?
死だけが天国に続く道
真の正義はどこに?
答えを探すのだ
正義とは何なのだろう?
ざっくりこんな感じの歌だったかと。
日本版が「自由」を連呼するのに対して、韓国版は「正義」を連呼して、このあたりの違いも面白かったですね。
そして韓国版フェルセンは、どこかアニエスの役も兼ねているような道徳的な存在で、
マルグリットに対しても、「君の中に愛を切望するもうひとりの君がいる・・」というような、彼女の心の闇を分析し、癒すような、そんな歌を歌うシーンがありました。
ここの歌の歌詞をちゃんと知りたいと、今切実に思っていますTT
韓国版には、シンプルな登場人物により、より感情移入しやすいという良さがあり、
日本版には、いろんな登場自分の存在によって物語を少し客観的に観ることができる良さがあると、個人的にそう思いました。
日本版の再演も激しく希望します。
そして、またこのような上演会があればぜひ行きたいです^^


[キャスト]
マリー・アントワネット: キム・ソヒョン
マルグリット・アルノー: ユン・ゴンジュ
フェルセン: カイ
オルレアン公: キム・ジュンヒョン
ルイ16世: イ・フンジン
ランバル公爵夫人: イム・ガンヒ
ジャック・エベール: パク・ソヌ
レオナール: ムン・ソンヒョク
ローズ・ベルタン: キム・ヨンジュ
ソウルから帰って
インフルエンザ
ノロウィルス
とどめの
ヘルペスと…ボロボロでした(笑)
U+B9C8U+B9AC U+C559U+D22CU+C544U+B124U+D2B8KAIフェルゼンで見てくださってありがとうございます
日本版とそんなに違うんですね~
日本版も見てみたくなりました
KAI君機会があったら
また、見てやってください
えええええ・・!? そんなことになっていらっしゃったとは・・・
大変でしたねTT
そういう私も醜い風邪をひいて鼻がつまり続け、口呼吸の日々から解放されたと思ったらぎっくり腰に。(軽めではありましたが・・)
まだまだいろんなものが流行っているので、お互い慎重に過ごさねばですね^^;
MA上映会、良かったです~^^
KAIさん、初めて拝見しましたが、歌も素晴らしく、ナチュラルな演技に引き込まれ、私の中でこの作品の中のフェルセンの存在価値がものすごくアップしました!
日本版は、洗濯のシーンが面白いですw(マイナーな見どころ)
マリーの描き方に関しては私は絶対に韓国版派です^^
私もぎっくり腰持ちなので…
よくわかります
こちらのブログ
韓国語ダメなんですね
宇宙文字書いてごめんなさい
KAIフェルゼン
たけこさんのような
方にお褒めいただき
本人に成りかわりお礼申し上げます♪
マリー日本のは見てないのですが
韓国では、二人のマリー見て
母親になってからは
断然ソヒョンさんが私は好きでした
なかなか辛いものがありますよね^^;
KAIさんの舞台、機会があれば今度は生で拝見したいです!
韓国マリー、ソヒョンさんしか観たことないのですが、ああ、やっぱりいろんなキャストで観てみたくなりますね。
母のソヒョンマリーいいですよネ^^
このブログのコメント欄、ハングルだめなんですね、今知りました^^;
一部の顔文字もダメでぜんぜんイケてないですが、これに懲りず今後ともよろしくお願いいたします。
そろそろいいかげん精進料理のレポを書かねば!!(笑)