夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

七夕

2009-07-09 13:08:42 | Weblog
 もう2日も過ぎているのですが、この話題でいきます。
 二日前の七夕、皆様は星空を見ることはできましたか?数年ぶりに七夕の晩に星を見ることができました。「織り姫と彦星」に出会うことができて良かったです。当日のものではありませんが、夏の大三角を撮影したときのものをつけてみました。見にくいですが一応。
 昔は学校でも必ず「七夕祭り」は伝統の行事としてこの時期に行われておりました。大きな笹飾りを学校の子どもたち全員、若しくは低学年の児童たちで飾り付けて取り組んでいたものです。でもいつの頃からか、宗教上の理由で参加できない子どもたちに配慮して、一切行われなくなりました。もちろん他の宗教色が強い行事も同様です。公立の学校だから宗教教育はいけませんと若い頃に言われたことを思い出します。学校で行われなくなったからでしょうか、子どもたちに七夕ってどんな日か知っているか?と聞いても6年生でさえまともに答えることができなくなっています。家庭で教えない限り、このように伝統文化でさえも正しく継承されていくことが困難な時代になってきているのは寂しいことです。昨年の秋にお祭りのことで記事を書きましたが、本来の収穫祭の意味がある祭りは息を潜め、代わりに新たな文化としてハロウィンが盛んに取りざたされるようになったことを書きました。生活スタイルがだんだん欧米化してきて新たな文化が受け入れられていくことは興味深いことですが、同時に古くからの日本古来の文化が子どもたちに受け継がれて行かなくなってしまうのは寂しいことですね。
 我が家のトイレには「トイレカレンダー」というのが貼ってあり、今年のカレンダーには「日本の歌」というコーナーがあります。今週の歌はやはり「七夕様」です。「笹の葉さらさら~♪」というあの有名な歌も、きちんと歌える子どもは減りました。公教育の場で取り扱うことがないのであれば、家庭教育の中で取り扱わなければ伝統文化も消えて行くのみです。七夕の伝承とともに、歌も伝えていきたい文化の一つですね。各ご家庭では七夕の笹飾りを飾りましたか?「短冊」という単語さえも知らない子どもたちをこれ以上増やさないためにも、是非来年こそはお取り組みください。
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