夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

冬休みに入り・・・。

2011-12-26 09:21:39 | Weblog
 長かった2学期も終わり、宿題であった研究所のお手伝い原稿も何とか締め切りに間に合い、3連休のうちクリスマスイブイブ(23)には休日出勤までして仕事をしたおかげで、今朝雪で遅刻したにもかかわらず何事もなかったかのように落ち着いて教室で仕事している私。その仕事も一段落して、おもむろに2学期を振り返ってみました。
 今年は夏に愛知大会があったせいか、1学期からずっとエンドレスで仕事し続けてきたような気がします。研究所のお手伝いもさせて戴いていたため余計にそれを感じたのかもしれませんが、自分なりに何とかまとめていこうと必死でした。また、行事の多い2学期はたくさんの子どもたちの様子を見る機会を与えて戴きました。授業参観、作品展、学芸会。そして本校の造形展。いろいろなところで活躍する子どもたちでした。
 今年度末での終了を目指している子どもたちが最後の追い込み?を頑張る姿も印象的でした。「発音を意識する」「苦手な音を意識する」ということは難しいことだと思います。うちの息子など、どれほど剣道で弱点を教えてやっても自分の下手な部分や癖を意識して直すことは出来ません。意識できなければ上達はあり得ないのです。どんなことでも同じでしょう。その点ではつばさの子どもたちは自分の苦手音に対する意識が高まってきている子どもが多いことに驚きます。みんな頑張っているんです。我が子にも爪の垢を煎じて飲ませたい!「努力は人を裏切らない」通級児童Rちゃんが教えてくれた言葉です。素敵な言葉だと思いませんか?息子の嫁にほしいよ…。
 さて、今日は雪が降り続いています。こんなことになるとは思っていなかったためスタッドレスに履き替えることを忘れていました。昨日の時点でやれば良かったものを、朝寝坊して9時まで布団にいたので車屋へ行けませんでした。昔は自分でタイヤを替えていましたが、車が大きくなって油圧ジャッキが使えなくなったこともあり、自分の体力と相談して今は全部車屋任せ。ある人がタイヤ付け替えに行ったら2時間待ちだったと聞き、今回は諦めようと思ったら、今朝のような状況になっている。自然の力には抗えません。この雪の中、次男坊がエコ学習会の閉講式に向かいました。鯱城ホールとかいう場所が分からずネットで調べて出かけましたが、初めての場所にも怯むことなく「分からなければ駅員さんに聞けばいい」と少し凛々しくなりました。何でも自分の力でやりきることの大切さを学んだ2学期でもありました。みんなが成長した2学期。忙しいけれど充実した2学期でした。私もおなかの周りが成長したので、先日主治医に怒られましたが、3学期には心も体も、そして汚い部屋もすっきりして新たな年を迎えたいと思います。年賀状書かなきゃ!
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皆既月食がつなぐ人の輪

2011-12-13 00:21:09 | Weblog
 土曜日に起こった皆既月食は御覧になりましたか?夜11時頃外へ出たらほとんど一面が曇り。これは無理かと諦めたら、しばらくすると雲がみるみるうちに切れて行くではないですか!ちょうど皆既になる直前に完全に晴れ上がった空。私は運がいい!とカメラと三脚を持ち出して写真撮影に入りました。珍しくカミさんが一緒に見るというので写真を撮りながら説明している内に皆既になり月が赤く染まりました。そこで、せっかくの機会だからと天体望遠鏡を持ち出して天頂の月へ照準を合わせました。二人で覗いていると、一台のタクシーがすごい勢いで寄ってきて止まり、中から車を放棄して運転手さんが駆け寄って来るではないですか!もちろん知らない人。よほど天文ファンだったのでしょう。是非望遠鏡を見せて欲しいと頼んできます。もちろん遠慮なく見てくださいと照準を合わせ直してレンズいっぱいに大きく広がった赤い月を見せてあげたら、運転手さんは大喜び!さんざんお礼を言って、職務に戻っていきました。カミさんと顔を見合わせて「よほど好きなんだねぇ」と笑って見送っていました。すると、今度は通りすがりのカップルがいかにも見せて欲しそうに「見えますか?」と問いかけてくる。「見ますか?」と誘うと女性の方が積極的に「ほんとにいいんですか?」と喜んで望遠鏡をのぞき込む。宇宙とか天体とかは男性の世界だと思っていましたが、それはSF映画を見て育った私世代の男性のみに適用される言葉なのかもしれない。このカップルに見せ終わったあとも合計3組のカップルが通りすがりに見せて欲しいと寄ってくる。そのうちの一人は車で通りがかって天体望遠鏡が視界に入った瞬間、彼氏に車を止めさせて、一人で降りてきて見せてくれという。そのあと申し訳なさそうに車から降りてきてどうでも良さそうに望遠鏡を見ていく彼氏。この彼氏も彼女といい仲になりたいのならもう少し彼女の好みをリサーチしておけばいいのに…。思わず下世話なことを考えるおじさん…。知る限りのうんちくを語るおじさん。目が輝き、一生懸命に聞き入る彼女と、対照的に「早く行こうぜ!」と言わんばかりの顔をしている彼氏。対比がおもしろい。
 まだ話は続く。月食がまもなく終わろうとしていたので、明るすぎる月を見ることをやめて、40度くらいの仰角まで下がった木星に照準を合わせてガリレオ衛星を見ることに。するとタイミングを見計らったかのように女性がリードしながら男性と共に近づいてくる。先ほどのカップルと雰囲気は似ている。「月食綺麗でしたね!!」と目を見張る女性。「綺麗だったねぇ!もう終わるから今度は木星に向けてみたけど、ガリレオ衛星も見えますけど見てみますか?」と誘うおじさん。大喜びの女性。今夜のナンパは百発百中である。相方の男性は眼鏡が邪魔で見えないといっているが、モータードライブを装着していなかったので手動で軸を回さなければならない。レンズの範囲から抜けてしまっていただけなのだ。合わせ直して見せてやるとようやく見えたという彼氏。彼女の方はガリレオ衛星にも気がついたようで、というより、衛星や大赤斑などの言葉を知っているところから察するに結構な宇宙オタクか?喜んで帰って行くカップルに、「いいことをしたのか、お邪魔をしたのかわからん?」という不思議な気持ちになってしまった。1眼レフで撮った写真も良かったけど、望遠鏡のレンズ越しに携帯で撮った写真の数々が意外と良かった。携帯電話のカメラごときでは普通はこんな風に撮れないでしょう。木星の縞模様は高倍率のバローレンズでは撮影に向かないので低倍率で我慢するとして、結構しっかり撮れました。子どもたちにも見せてやらなければ。月食一つでこんなにもたくさんの見知らぬ人とお近づきになれた夜でした。バニラムードの女の子たちともツイッターで会話できましたし、良いことずくめの晩でした。
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がんばルンバ!

2011-12-09 12:25:23 | 教室経営
 教室にロボット掃除機がやってきた!!17年間使い続けた掃除機が壊れたからだ!!この際新しいのに買い換えようと、思い立ってロボットにしてみた。持っているという先生に伺うと、あまり評価が高くなかった。しかし、それから改良されて製品の質も上がっているという。それが今回発売になった新製品。国内用に改良されたものらしい。水曜日に教室へやってきたので、この私が珍しく取扱説明書を隅々まで読んでセッティング。夜8時から働いてもらうようにプログラムをして教室をあとにした。
 次の朝、ちょっと仕上がりをわくわくしながら教室へ向かう。見せてもらおうか、ロボット掃除機の性能とやらを!と確認のためにあらかじめまき散らしてあったゴミがなくなっている!ロボット掃除機め、やるようになった!旧製品とは違うのだよ!旧製品とは!!とまるで自慢しているかのようにホームベースに戻って充電完了しているロボット。掃除機の性能の差が、清掃能力の決定的差ではないことを教えてやる!と旧式の掃除機を担ぎ出さねばならない場所があるとしたら、ロボット君の苦手な隅の方。流石に入り込むことの出来ない場所もあるので、壊れたとはいえまだ動く旧式は捨てられない。この旧式とて、私と百戦錬磨の掃除の時間をくぐり抜けてきたのだ!俄作りの新型掃除機など蹴散らしてくれるわ!古きものの全てが悪しきものではないでしょう?この2機は終生ライバルとして教室をきれいに保っていくのであった!!掃除に掛かる時間が大幅に削減できて、ますます仕事に没頭することになる私であった!
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クリスマスリース

2011-12-06 11:54:37 | 教室経営
 例によって、クリスマスのシーズンは当教室が工作教室と化す!今年の第1号はクリスマスリース。既にほとんどの子が製作を体験しているので、今年これに取り組む子は少ないけど。私もちょっと作ってみました。ピンクの包み紙をひねって輪にして赤いハートのリボンでぐるぐる巻き。松ぼっくりを付ければそれらしく見えるでしょう?ちなみにこのピンクの包装紙は伊勢の名物「赤福」なかなか「ええじゃないか!ええじゃないか!ええじゃないか!」
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虹の部屋

2011-12-05 12:00:00 | Weblog
 ただ今空き時間中だったので、一生懸命に事務仕事をやっていたときのこと。目に飛び込んでくるキラキラと光るもの。教室の窓には私が家から持ってきた「レインボーメーカー」というインテリアがあるのをご存じでしょうか?子どもたちが時折授業中に目に飛び込んでくる光に気づいて「なに?これ」と質問してきますが、太陽電池で動くモーターの先にスワロフスキーダイヤがぶら下がっています。夏場は太陽が高いところにあるのでほとんど働きませんが、冬が近づいてくると太陽の高さがちょうど電池の最大発電量にぴったりの高さになるため四六時中回り続けているんです。そこへスワロフスキーダイヤを通して差し込む日の光が、教室中に虹を作り出します。ちょっとカーテンを閉めてみたのですが、より一層虹がくっきりと見えたので写真に撮ってみました。天気が良くないと見られないし、観察室からはあまりよく見えないので、保護者の方々はこのきれいな光景に出会ったことがあまりないと思います。せめて写真だけでも見てください。きれいでしょ?虹の乱舞する姿を一人だけで見続けるのももったいないので。仕事の合間にパシャ!ちなみに、ここへ赴任する前の教室は「にじ組」という名前でした。
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熱い思い

2011-12-04 18:50:00 | 言語・難聴
 先週までに、お二人の先生方が当教室を見学に来られました。お二人とも言語の教室経営について学びたいと積極的且つ意欲的で、授業参観後も言葉の指導に関する意見を熱く語ってくださいました。与えられた仕事に全力を尽くす。社会人なら、公務員なら当たり前のことですが、ここ最近、若い人たちの間でそのような仕事への責任感、自覚が見られなくなってきていると聞きます。気に入らなければ仕事をしない、仕事をやめて「自分探しの旅」という言葉ですぐ片付ける。どんな仕事もバイト感覚。まじめにやることがかっこわるい、ださい。私の周りにもそんな部下を持って嘆いている上司の方々が時々いらっしゃいます。教育の分野に限らず、いろんな分野で。そのくせ、収入の低い企業は嫌だだとか、安心感のある大企業しか興味がないだとか、就活問題は社会のせいだとデモまで起こる始末。必要とされているにもかかわらず、自分にはこんな仕事は向いていない、とその大変さに逃げ出す若者。誰かがやらなければ社会は成り立たない、等という自己犠牲的な考えはまっぴら御免。悲しいことですが、教育の世界でも「特別支援教育は嫌だ!」という声がよく聞こえてきます。教員の側からも保護者の側からも。根底にあるのは日本人の昔からの「差別意識」。教師になったからには「通常の学級を担任してこそ一人前」という差別意識。学習についてこられないのは「自分の教え方の工夫」が悪いのではなく「子どもの能力」「親の躾」が悪いと考える教員も実際に多い。保護者の側も同じで、障害のある子どもに会った教育が出来るのは「特別支援学級」をおいて他にはないと分かっているのにもかかわらず、「自分の子どもは『あんな学級』で勉強させたらいじめられる」という保護者の何と多いことか!そんなことのないようにと頑張っている担当者たちの気持ちも、そこでゆったりと自分のペースで学習することを選んだ家族の気持ちも、全く理解しようとしない一部の保護者たち。
 こんな時代にあって、久しぶりに見学に訪れたお二人の先生方は、『言語・難聴』が専門ではない、いわばこの世界の素人。しかし、熱い思いだけはそんじょそこいらの人々とは訳が違う!与えられた仕事に全力投球をするという心意気が伝わってくる。当たり前のことがこんなに気持ちよく思えるのは何故だろう?当たり前だと思われてきたことが通じなくなってきているからだろう。そんな風潮を変えていくことも、教育に、社会に、いえ、家庭に求められている使命なのではないでしょうか?若く志のある先生方とお話しさせていただける機会を持つことが出来て、とても良かったと思う今日この頃でした。我が子もこんな風に育てられればと、これが最大の検討課題かな?
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