夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

良いお年をお迎えください

2007-12-31 01:55:59 | 教育・躾全般
とうとう大晦日。掃除も年賀状も全く終わっていません。家の掃除は昨日から取りかかり始めたばかり。教室掃除は出来ないままに仕事納めを迎えてしまいました。年が明けたらあまり行く機会はないので,閉庁期間中にこっそり掃除に行こうかな?朔日だけ暇だし・・・。
 皆様のご家庭では,お子様に何か大掃除のお手伝いをさせてあげましたか?我が家では結局お風呂掃除を手伝わせるのみにとどまりました。あとの掃除については経験させたことがないので,この忙しいときに教えることに時間をとられたくないというのが理由です。もっと前もって掃除が進んでいれば,一つ一つ丁寧に教えながらでも出来たのでしょうが・・・。我が家のどら息子たちはWii三昧でしたが,忙しそうに一日中掃除しまくる私を見て,4歳の娘が「お手伝いする!」と大張り切り!ここがチャンスなのですが,愚かな私は「これは難しいからお兄ちゃんと遊んでおいで」と追い返してしまうのでした。せっかくやる気満々だったのに,残念なことをしました。でも,いずれ娘にも大活躍してもらえる日が来ると信じていますので。昨日私の両親と子どもたちとともに,病気で寝たきりの伯母を見舞いに訪問したときの話です。点滴や痰取り作業に追われる伯父を見て,娘が「お手伝いするね」といって,取り込んであった洗濯物をたたみ始めたのです。日ごろ母親が洗濯に追われている姿から学んだのでしょうが,母(娘の祖母)が喜んで一緒にたたんでいました。その姿に息子たちも「たたむのは得意なんだよね」とお手伝いを始めました。風呂掃除と洗濯物たたみしかまだやらせていませんが,覚えたことをその場で使って人様のお役に立てるということは,親としては当然ですが,おそらく本人たちも嬉しかったのでしょう。これを見て,父(子どもたちの祖父)と私は洗濯物たたみをしつけた我が家の奥方を褒め称えたのでした。本人は大掃除のために留守番させてきましたが,普段から親の背中を見て育つとはこういったことなのだなと・・・。良いところだけを見て育ってくれればいうことはないのですが・・・。
何はともあれ,2007年も残すところ本日のみとなりましたので,各ご家庭でも是非ともお子さんを有効利用,いや,家族の一員としての役割分担を与えて,新しい年を迎える準備をされると良いのでは?え?もうやっている?すでに終わった?それは大変失礼いたしました。我が家はもう1日頑張ります。車でも洗わせようかな!それでは良いお年をお迎えください
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もういくつ寝るとお正月♪

2007-12-26 11:03:21 | Weblog
早いもので,2007年もまもなく終わりを告げようとしています。今日は私,日直勤務。クリスマスも終わりほっと一息つきたいところですが,やはりというか,案の定,仕事に追われてトッピンしゃん,抜けたらどんどこしょ♪?残務整理も終わらぬうちに新たな仕事を抱えて,家計共々火の車ならぬ火だるまになりつつあります。体型がダルマであることは言わずと知れたことですが・・・。ただ今,日直仕事を放棄して,事務さんに任せつつ,教室でやることがといいながら職員室を抜けてきて,息抜きにこれ打ってます。
 今年を総括いたしますと,何はともあれ,自分のキャパを超えた大会運営という仕事を背負ってふらふらになっていただけ,という気がしますが,そのくせ新しいことにも手を出し,全てが中途半端で情けない状態になっているのが現状です。このブログがなかなか更新できなかったのもその悪い例ですね。一番の反省は担任の先生方に連絡を怠ったこと。ノートで連絡をと息巻いていましたが,結局書いたのは7月の1回と,一部の人だけ出来た12月。まだ手元に残っているノートも。最悪です。子どもたちに宿題をと言っておきながら,自分は出来てないというところが情けない。3学期開始までにどこまで片付くか・・・。
 自分の愚痴ばかりを書くためのブログではないので,まじめなお話しも一つ。
子どもたちにとって,食べる機会の多い冬休み。ケーキにお餅にお節料理。私も体重を気にしながらの食生活が続きますが,これは「噛む」訓練のチャンスです。堅いものを噛むことは嫌いな子どもたちが多い中,特にお節料理には「たつくり」などの噛みごたえのあるものや,黒豆のように柔らかくても噛まなければ食べられないものがあります。顎を動かすことはその先の神経や筋肉が舌とつながっているため,発音を育てる上で効果が期待されます。いっぱい噛んで発語器官の成長を促しましょう。私も発語器官と共におなかの周りの成長過剰に気をつけて生活したいと思います。
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悔しさをバネに

2007-12-13 18:30:33 | 教室経営
先週のことです。Rちゃんが「発音できなくて悔しい音があるから教えてほしい」と真剣な表情をして通級してきました。今までも練習はしていた音でした。でも,聴覚に障害のあるRちゃんには,耳からのフィードバックがないため,大変難しいとされる【s】と【z】の音。なかなか出来る音ではないのです。でも今回は覚悟が違います。正しく言えなくて友達の前でつらい思いをしたことが,今回Rちゃんを燃え上がらせたのです!
耳から教えることが出来ないので,舌の動きや口蓋との接し方を模型や手を使って表し,何度も間違えながら特訓しました。そしてついに,二つの音を出せるようになったのです!!しかもその1日だけで!!
つらいことや悲しいことがあると,一旦は落ち込んでしまったり,逃げ出してしまったりすることが,我々大人でもあるわけですが,Rちゃんは決して逃げたり落ち込んだりしませんでした。その苦い思いを力に変えたのです。80分もの間,ずっと集中して訓練し続けて,きっとクタクタだったでしょう。泣き言一つ言わずに,全ては自分のために,出せなかった音を完成させたのです。私はその頑張りに感動しました。
私は医者でも魔法使いでもありません。つばさに通ってくる子どもたちを迎え入れてはいるものの,その子たちが悩む「ことば」について,私の力で治してあげることは出来ないのです。全ては子どもたち自身の努力。身につけたいという気持ち。私はその気持ちに応えてアシストしてあげるだけ。ご家族の方も同じだと思います。ただそこに何らかの調味料(今回は「悔しさ」)が加わって集中力を増すことが出来ると,人はとてつもない力を発揮する,ということを目の当たりにした日でした。私もRちゃんに負けないように仕事を頑張ります。その先に待つを楽しみにしながら・・・。不健全な終わり方でごめんなさい・・・。
コメント (2)
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