夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

三つの教え

2016-08-29 17:29:31 | 剣道


夏の暑さに耐えかねて、柄にもなく白い剣道着と袴を買っちゃった。太っているのが目立つだけなのだが、自分が作る最後の袴になりそう。お盆休み前に、テトロンの袴ならすぐに名前を入れてもらって使えるから、と思って店に行くと、白い袴はテトロンだと女子用にウエストが細くなっていて、晒でなければ私のような「恰幅の良い」=「太った」 人には似合わないことがわかり、特注品で作ることに。同じ作るなら、ちゃんと教えを縫い付けたいと思い、「直心是道場」「経文緯武」に引き続き、敬愛する師匠、範士九段、鷹尾敏文先生の道場訓「剣心活人」を刺繍して本格的に作ってもらった。師匠の尊い教えが縫い込まれた袴が三枚揃った。稽古に精進して少しでも師匠の教えが子ども達に伝わるような剣道部にしたい。
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親分の授業

2016-08-26 22:12:49 | 言語・難聴

昨日、愛知県言語・聴覚障害児教育研究会の講演会がありました。午前中から研修をして、午後から講演会でした。私は午前中の研修の部長の1人として取り回しがあったにもかかわらず、家庭の事情で遅刻することになってしまうアクシデントに見舞われてしまいました。でも午後からの講演会には何としても参加したかったのです。今回は私が「親分」と仰ぐ御方が講師だったからです。全難言協で長年事務局長を務めた、あの御方のお話。何度聞いても元気をもらえるお話。自分が落ち込んだときや、悩んだときに、初心に帰ることができるお話。「親分」のお話は、私にとって、言語のお仕事を続けていくためのカンフル剤?アンプル?栄養ドリンク?みたいな位置付けなのです。全て良くわかっているつもりで、私自身も名古屋の若い先生達に同じことを語ってきたつもりです。でも、オリジナルはやっぱり説得力が違う。午前中までの疲れがどこへやら。心が癒される「授業」を堪能したあとは、名古屋飯でもてなしながら、全国のいろんな情報を聞きました。来年度からの税源委譲で出張が制限される中、愛知県としてどう変わって行くべきか、発達障害の教室を加えるのか、加えないのか、後継者問題、世代交代問題、会の持ち方、いろいろな課題が山積していることも伝えておきました。果たしてどうなるか。東京都でさえ、事務局を存続させるのに苦労しているようです。後を託せる人材を育てられれば、解決することもたくさんありますが、全国の同じような問題を中央で聞いている「親分」には、愛知県の様子をどうとらえて戴けたのでしょう?
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日の目を見なかったTシャツ

2016-08-26 04:06:55 | 教室経営

昨日、第五回目のデイキャンプが行われました。先週熱中症で倒れてから、ずっと体が思うように動かず、しかし休みもなく、体力の限界を感じてのデイキャンプでした。
今回はスタッフの調達もままならず、久しぶりに一人で総てを賄う形に。しかし、長年やってきて、今までで一番、保護者の協力を得られることを実感した日でもありました。立っているのもやっとの状態の私を、見るに見かねて、保護者の方々が率先して動いてくださったのです。本当に有りがたかった。立ち眩みを頻発し、本当に倒れる寸前まで行き、前日準備したTシャツは使い物にならず、欠席者も多く、巨額の赤字を出す羽目になり、いろいろな傷痕を残した結果にはなりましたが、保護者の方々の温かい声かけが身に染みた今回のデイキャンプ。場を与えてもらえることが、子ども達にとって幸せです、と仰って戴けた時、正直、嬉しくて涙が出そうでした。それに、今回特筆すべきは、1人の担任の先生のご協力。保護者の方々や子ども達に一人で指示を出す大変さを瞬時にご理解頂き、家庭科室での下拵えに、低学年児童をたくさん引き受け、庖丁の扱いから調理まで、嫌な顔ひとつせず、他校の先生とは思えないほど本校の家庭科室を指揮してくださいました。本当に助かりました。担任の先生の中には、毎年1人くらい、通級児童の様子を見たいからと、デイキャンプに顔を出して戴ける先生がいます。取り組みが定着すればするほど、教員への輪も広がっていく、それを実感した次第です。
残念だったのは、最後の子供会議大人会議が開催できなかったこと。自分の不始末だから、仕方ないとはいえ、今後の運営を考え直す時期に差し掛かっているということなのでしょう。今まででとは明らかに変わった点、つまり私の健康面。どうしていくのが一番の方策なのか、春までに答えを出さねばなりません。後ろ向きにならないことを念頭に置いて考えます。
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言語・聴覚の三重大会

2016-08-23 18:15:44 | 教育・躾全般
長い準備期間があったにもかかわらず、あまり大した発表にならなかった三重大会でした。直前にコンピュータートラブルがあり、正直、もうどうにでもなれ!と、話すことに専念したら、やはり余分なことを話してしまい、自分でも何が言いたいのか分からなくなってきました。そろそろ看板を下ろす時が来たのかな。悩むところです。
でも、聴いてくださった方々の中から数人、とてもいい話だったとお褒めの言葉を頂き、これが、明日の活力になっていく訳です。もう少し頑張ってみます。
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いざ、初陣!

2016-08-21 18:40:36 | 剣道
 本校剣道部の初陣となった、市民スポーツ祭剣道大会。4月以来、素人の集団に足さばきと素振りを徹底して教え、7月から剣道着と袴、防具の着装を頑張ってきました。徐々に剣道部らしくなってきたところでした。もちろん、正直まだ試合がきちんとできるような腕前ではありませんから、完全に「負けを知る」ための試合出場でした。
 始まる前から「先生、もし試合で優勝したら、みんなにジュースをおごってくれるんだよね?」「もし準優勝だったら?」などと、まるでオリンピック選手にでもなったような気分。私も気持ちよく「優勝したら全員、アイスクリームを買ってやろう!」とか、「準優勝ならジュース1本ずつかな!」とか、夢を語ります。夢はでっかい方がいい!もちろん、対戦表がくじ引きで、優勝候補の一角が先頭に書いてあるリーグに2番手として入ってしまいましたので、つまり、初戦の相手が優勝候補のチームだったわけで・・・。しかも、開会式直後の、上座への礼も含めた、一番注目を集める試合でスタートです。当たり前ですが、全員2本負け。しかし、強豪チームを相手に、秒殺じゃなかった!!敵の足さばきの速さ・上手さに圧倒はされていましたが、参加チーム中最弱だろうという下馬評はある程度覚悟の上の出陣でしたから、意外なまでの粘り強さと、礼式を徹底的に取り組んできたので、そのミスの少なさがとても誇らしい試合運びでした。
 大会に参加するまで忘れていたのですが、ブロックリーグ戦があるということは、試合は少なくとも3回戦戦えるということで、初戦のような敗退の仕方では、選手達もつまらないだろうと思っていました。2試合目、3試合目と進むにつれて、引き分けに持ち込める子どもや、1本負けで終える子も出始めました。試合の雰囲気にも慣れてきたのでしょう。確実に進歩していってくれています。彼らにとって剣道が新鮮に取り組めている分、今は伸びしろが大きい訳です。
 参加できずに応援を頑張った子どもたちも、一番遠い会場までその声が聞こえるくらい頑張ってくれていました。参観できるようにと、座席の確保に走ってくれたのも彼らです。みんなが一体となれて、とても良い試合経験を積むことができました。それもこれも、子どもたちをここまで育て、鍛え上げてくれたR先生のおかげです。彼女無しではここまでたどり着けなかったです。これからも「頼りっきりで」頑張りましょう!
 次は個人戦。緑区大会の予定。それまでに少しでも実力を付けて臨めるように、2学期からの稽古に力を入れたいと思います。ここで暫く夏休みに突入する我が校剣道部でした。私はこれから教室経営を中心に据えた行事や研修が続きます。本業頑張ります!
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熱中症対策

2016-08-18 00:28:57 | 剣道
先日、R先生の母校の合宿にお邪魔させていただいた時、体育館で一生懸命頑張っていた剣士達は誰も倒れていないのに、風通しの良い外から参観していただけの私が、立ち眩みを起こして気絶したことがありました。驚いた娘と大学生の皆さんが、熱中症だと大騒ぎして介抱してくださったという、恥ずかしい顛末でした。あの時、自分に何が起こったのか、何故周りに人が集まって自分が横たわっているのか、一瞬理解出来なかったのですが、意識を失う直前に立ち眩みを起こした事を思い出し、そこでやっと全てが繋がりました。よく考えてみれば恐ろしい体験でした。目の前で倒れた父を見て、どうしたら良いか分からなかった事でしょう。心配させて悪いことをしたと反省しました。連日の暑さに、仕事に追われる体に、無理が祟ったのでしょう。
そんな体験を身をもってしておきながら、昨日の部活で、遂に1人、熱中症寸前までさせてしまいました。普段のその子の稽古量からは、恐らくオーバーしていたに違いありません。頑張りを見落としては危険ですね。猛烈に反省していました。しかし、稽古が終わったあと、私自身が再び気分悪くなり、更衣室で全裸で横になる羽目になってしまいました。誰も来なかったから良かったのですが、流石に人様にはお見せできない状態でした。それほど暑い講堂と剣道の服装です。昼御飯を食べずに家に帰る筈だったのを、休んでいる内に4時過ぎになり、残る仕事を片付けて、5時半に帰宅して冷蔵庫の前に水分補給しに行きました。
すると、そこに娘が床に転がって寝ています。いえ、様子が違う。起こそうとしたら身体中がお茶でべたべたです。熱中症で気絶していたのです。流石にヤバイと思い、意識確認。反応がない。揺すって声をかけること1分ほど、ようやく目を開けてくれましたが、頭が熱く、身体は冷えきっています。間違いなく熱中症でした。風呂に連れていきシャワーでお茶を洗い流し、冷えきった体を温め、部屋をエアコンで冷やし、朦朧とする娘を寝かせて、水分補給して、医者へ連れていきました。本人いわく、恐らく一時間ほど失神状態だったようです。点滴を受けて事なきを得ましたが、そこへ帰宅した妻も熱中症寸前。熱中症が如何に侮れないかを、痛いほど解りました。
この異常なまでの暑さは、これからも続くことでしょう。場合によっては死に至ることもあり得る熱中症。本当に気を付けなければ大変なことになってしまう熱中症。皆さんもお気をつけて。
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剣道の合宿

2016-08-14 17:27:24 | 剣道
R先生の母校が、小学生から高校生までを対象にした合宿をするというので、剣道部の子ども達に参加を促したのですが、さすがに誰もおらず、せっかくの機会なので、うちの娘が参加することにしました。会場は遠かったけど、参加者が多くてびっくり!
 午前中は小学生が多く、基本に重点を置く構成でした。一つ一つの動きに詳しく説明が入り、とても分かりやすい稽古でした。内容はいつも味鋺剣友会で行う稽古と同じなので、分かりやすい分、有意義な二時間半の稽古だったと思います。味鋺の子ども達も、このくらい時間を掛けたら、もっと理解が進むでしょうね。我が校の剣道部の子ども達にも、このくらい丁寧な指導を心掛けたいです。
 午後は一変して大学生だらけ。地元の中学生が一団体と、名城高校剣道部団体が残っているだけで、大柄な選手ばかり残っています。娘はデカいので、大学生の中に入れても見劣りがしません。人数は午前の半分程ですが、大人のぶつかり稽古なので、勢いがあります。一つ一つの解説は更に細かくなりました。基本が大事なのはどの先生に代わっても同じです。説明が少し大人向けになったようですが、どこをどう直すのか、よく分かります。解説は私も県稽古会でお世話になっている八段の先生です。ありがたいことです。
 1日を通して合宿に参加して、如何に味鋺剣友会の稽古の内容が濃いのかを再確認することが出来ました。今日1日掛けて行った稽古を、たったの二時間で同じ内容を徹底的に行う訳ですから、高校生やOBが剣友会の稽古がキツイと言う筈です。娘も「身体は疲れなかった」と言う位です。体力的には楽に出来た合宿だったようです。しかし、さすがに教師を目指す学生の合宿だけあって、娘だけでなく、この私も話を聞いていてとても分かりやすい説明だったことが、最大の収穫だったと思います。R先生の母校の稽古方法、しっかりと参考にさせていただきます。なるべく同じように声かけできるようにすることが、私の目あてでもあるので。
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級審査!

2016-08-13 21:18:51 | 剣道
 本日は、我が校剣道部創部以来初の「昇級試験チャレンジ」でした。R先生お気に入りの「挑」の部旗の下、ずっと稽古を続けて頑張ってきた子どもたち。希望者だけとはいえ、5人の子どもたちが挑戦してくれました!チャレンジする級を3級と4級に絞っていたのですが、一人は飛び級が連盟から却下されて、そしてあとの4人は直前に不安になって、結果的にみんなが5級に挑戦することに。お盆休みの真っ最中、各ご家庭の協力を得て、大勢の家族達に見守られて、恐らく頭の中は「真っ白」だったに相違ない面々ですが、日頃の稽古をしっかりと思い出しながら、ぎこちない動きで何とか試験をクリア!見事全員合格しました!!基本打ちで間違えて逆胴を打った瞬間は、流石に「やらかした!」と思ったのですが、そこは初受験に対するご愛敬で、審査員の先生方も、笑ってごまかしてくださったようで・・・。次の級ではそんなわけにはいかないぞ!!と言い聞かせておかなければ。
 何はともあれ、さい先の良いスタートで、子どもたちも自信満々の表情になりました。次の級へ向けて、頑張ってもらいましょう。その前に、市民スポーツがありますね。試合初参戦も間近です。気合い入れていきましょう。
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父の誕生日

2016-08-12 06:38:49 | Weblog
 父の余命宣告を受けてからもうすぐ1ヶ月になろうとしている。放射線治療が効いたのか、最近の父は体調がかなり良いようだ。体調が良いうちにと、恐らく最後になるであろう、尾鷲の墓へ連れて行って、更には尾鷲の伯母=父の姉にも会わせることができた。一昨日は無事76歳の誕生日を迎えることができ、昨日から正式にデイサービスを受け始めた。今のところ大きな異常もなく、無事に生活できているようだ。流石に誕生日を最後とは言いたくないが、それでもその雰囲気を感じ取ったのか、泣いていた。孫に囲まれ、ケーキを食べる。そんな誕生日を迎えたのは久しぶりだからだ。ここ数年は子どもたちも忙しく、尾鷲の墓参りをその日に当てるなどしてきたが、ケーキを囲んでゆっくりすることはなかった。正に最後の晩餐のようだ。放射線がどれほど効いたのかは分からない。でも、少しでも長く、楽しい時間を送ることができれば。そう思う私と母でした。
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