先々週から再開した啓発授業は、今まであまり人様にご覧に入れることはなく、私一人の独断と偏見の塊のような授業展開をしてきました。今回、この授業を、専門家たる市言聴研の会員の先生方に見て戴くことで、多少なりともご意見を戴こうとの目論見から、大げさに公開授業にするために、わざわざ教育センター主催の新任通級担当者研修に当てさせて戴くこととなり、徹底的に自分の授業を見直すところから始めました。新しい方式になった指導案を細案にして書き直し、アンケートも取り方を工夫し、特総研の先生にご助言戴いた内容を取り入れて、今までの内容から進化したものにしてみました。以前の指導案はおおよそ1ヶ月前に配付してあったので、授業の大筋は理解されているものと思いました。当日に新たな細案を配り直し、いよいよ大々的に授業研究会の開催。
しかしながら、私の考えていた通りにはならず、先々週の元気な子どもたちとは、少し違う表情を見せる子どもたち。主任の先生のクラスだからか、センターの大切な授業研究だと思っているからか、子どもが堅い。まじめすぎる。元々のノリは同じようなはずだが、勝手が違うのが分かるのです。予想していたことだから、何も気にならなかったのですが、こちらが話しかけることがストレートに入っていく子どもたちでした。アンケートの結果を見ても、事前では殆ど変わらない反応だったのに、事後は模範回答のようなアンケート結果でした。話を聞いていてくれたのはよく伝わってきましたから、きっといいことが書かれているのだろうと思いましたが、予想以上の出来でした。
ここまではいつもと変わらないのです。問題なのは、専門家集団がこの授業をどう見るのか、ということです。専門家でも理解啓発授業は避けて通る人が多い、生涯の課題です。私がライフワークにしている理由も、やればやるほど奥が深く、毎年対象とする人が変わるので、終わりがないのが理由です。だからこそ、みんなが「やらなければいけないなぁ」とは思いつつも、条件が揃わず、やれないままでいる人が多いのです。案の定、今回の授業研究の事後検討会では、「自分もこれを参考にして、取り組んでみたいとは思っている。」といった消極的な感想しか出てこなかった。若い人ばかりだから仕方がないのか?45を過ぎたおじさんの授業に、意見を言う若者なんていないのか?褒めまくる人ばかりでつまらない。これでは検討してもらう意味がない。唯一の救いは、昨年新任通級担当研修会を受講してくれた11年目の若者で、今や特別支援教育研究会で名をはせている先生が、私が授業内容を一部飛ばしたり順序を変更したりと、臨機応変に流れを変えていたことに気がついて、後からこっそり聞きに来てくれました。よく流れをみていたなと思うし、指導案の流れよりも、実際の流れの方がスムースで良かったことも見抜いてくれていたのです。意見が出たことはありがたいが、それを後から言ってくるのではなく、検討会の場で発言すれば盛り上がったのに…。
週の初めにやった授業だったけど、週末には事後アンケートも全て回収できたので、これをアンケート結果としてまとめて、最終報告書を作らねばならない。まだまだ授業は完了していないのです。アンケート結果を見てから確実にまとめておきたいです。そして、まとまったら、DVDと共に、特総研や全難言事務局の先生方に見て戴くことができればいいのかな?と考えますが、どこまで行けるでしょうか?土曜日には他校通級児童の学級が授業参観会を開催してくれたので、早速「小さな一歩」から、お隣の子どもに自己紹介を兼ねてご挨拶をしてきました。できることから着実にやらないと、守山の時のように一朝一夕にはできないことは承知済みです。草の根活動で頑張りますよ!!
しかしながら、私の考えていた通りにはならず、先々週の元気な子どもたちとは、少し違う表情を見せる子どもたち。主任の先生のクラスだからか、センターの大切な授業研究だと思っているからか、子どもが堅い。まじめすぎる。元々のノリは同じようなはずだが、勝手が違うのが分かるのです。予想していたことだから、何も気にならなかったのですが、こちらが話しかけることがストレートに入っていく子どもたちでした。アンケートの結果を見ても、事前では殆ど変わらない反応だったのに、事後は模範回答のようなアンケート結果でした。話を聞いていてくれたのはよく伝わってきましたから、きっといいことが書かれているのだろうと思いましたが、予想以上の出来でした。
ここまではいつもと変わらないのです。問題なのは、専門家集団がこの授業をどう見るのか、ということです。専門家でも理解啓発授業は避けて通る人が多い、生涯の課題です。私がライフワークにしている理由も、やればやるほど奥が深く、毎年対象とする人が変わるので、終わりがないのが理由です。だからこそ、みんなが「やらなければいけないなぁ」とは思いつつも、条件が揃わず、やれないままでいる人が多いのです。案の定、今回の授業研究の事後検討会では、「自分もこれを参考にして、取り組んでみたいとは思っている。」といった消極的な感想しか出てこなかった。若い人ばかりだから仕方がないのか?45を過ぎたおじさんの授業に、意見を言う若者なんていないのか?褒めまくる人ばかりでつまらない。これでは検討してもらう意味がない。唯一の救いは、昨年新任通級担当研修会を受講してくれた11年目の若者で、今や特別支援教育研究会で名をはせている先生が、私が授業内容を一部飛ばしたり順序を変更したりと、臨機応変に流れを変えていたことに気がついて、後からこっそり聞きに来てくれました。よく流れをみていたなと思うし、指導案の流れよりも、実際の流れの方がスムースで良かったことも見抜いてくれていたのです。意見が出たことはありがたいが、それを後から言ってくるのではなく、検討会の場で発言すれば盛り上がったのに…。
週の初めにやった授業だったけど、週末には事後アンケートも全て回収できたので、これをアンケート結果としてまとめて、最終報告書を作らねばならない。まだまだ授業は完了していないのです。アンケート結果を見てから確実にまとめておきたいです。そして、まとまったら、DVDと共に、特総研や全難言事務局の先生方に見て戴くことができればいいのかな?と考えますが、どこまで行けるでしょうか?土曜日には他校通級児童の学級が授業参観会を開催してくれたので、早速「小さな一歩」から、お隣の子どもに自己紹介を兼ねてご挨拶をしてきました。できることから着実にやらないと、守山の時のように一朝一夕にはできないことは承知済みです。草の根活動で頑張りますよ!!