夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

定期演奏会

2012-03-29 16:31:30 | Weblog
今日はOGのRちゃんが所属する中学校合唱部の演奏会に行ってきました。今日はピアノ伴奏をする大役を任されているとかで緊張の面持ちのRちゃん。少しばかり間違えても慌てずさっと流すところは成長を感じますね。小学生の頃なら大舞台でミスしたら演奏が止まって困っただろうなと思いながら見ておりました。度胸もついて素晴らしく成長した姿を見ることが出来て嬉しかったです。来年度はいよいよ3年生。卒団ステージに立つ彼女をまた応援に行きますよ。
さて私も急いで卒業準備しなくては!まだ巣立てる状態じゃないんですよね…。
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巣立ち

2012-03-22 09:59:56 | 教室経営
昨日巣立ちの会が行われました。恥ずかしがりながらも、自分の得意技を一生懸命に披露する子どもたち。練習の成果がうまく表れて得意満面の子どももいれば、うまく出来なくて少し落ち込む子もいる。様々。それでも精一杯頑張った発表は感動を呼ぶ。少なくとも私の心には響きました。高学年は特に頑張ってくれました。やることも自分で決めてこっそり自宅で準備してきたし、完璧でした。みんなの巣立ちを見守りながら、いよいよ自分がここを巣立つときが来てしまった。私もまた、渡り鳥(Wander Vogel)のように、南の学校へ旅立ちます。ここで出会ったつばさの仲間達のように、新しい出会いを待っている子どもたちがいることを信じて。
 つばさの仲間達と紡いできた物語は今日で終わりましたが、私と繋がる新たな人々との物語でこのブログは続いていきます。私の巣立ちを見守ってください。いつかまたお目にかかるその時まで、So long!
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さくら組

2012-03-14 14:28:13 | Weblog
今日は今年度最後の特別支援学級さくら組での給食。毎日可愛い子どもたちと楽しく給食を食べてきたけど、1年の一番最後の給食というのはそれなりに考えることがある。6年生のTちゃんとは本当にこれで最後の給食だし。最後の給食ということで子どもたちから質問攻めに遭った。結婚しているのか?誕生日は?好きな食べ物は?好きな動物は?たくさんの質問に一つ一つ丁寧に答える。いつもはぐらかすような答え方しかしていなかったけど、最後はやはりきちんと答えてあげなくちゃね。Tちゃんはここぞとばかりに質問しまくり。楽しそうな笑顔。いよいよ来週の月曜日は卒業式。来年度から中学生になるTちゃん。中学の勉強は難しいから頑張るんだぞ!と声をかけながら、さくら組の教室をあとにする。明日はさくら組の子達だけの「水入らず」の給食。楽しんでね。つばさの子どもたちと同じくらい長い間共に過ごした「さくら」の子どもたち。Tちゃんとのお別れまであと5日。
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退室式

2012-03-13 11:16:29 | 教室経営
いよいよ退室式のシーズン…。毎年この時期になるとちょっと寂しい気もする。やはり別れは寂しい。特に長い間通ってくれた子の退室は寂しさ倍増。6年間同じ子どもを見るなんて、特別支援教育に携わる我々だからこそ味わえる喜び。初めて面接にやってきたときに自分のおなかくらいまでの身長だった子どもたちが、今や立派に成長して肩の高さくらいに顔がある。相手が女の子だとこちらは花嫁の父のような心境だ。行ってしまうんだねぇ…。と万感の思いを込めて最後のお話をする。毎年迎えるとても寂しい、でも心が晴れ晴れする日。今までこんな思いで何人の子どもたちを送り出してきただろう?この学校だけでも40人近い子を送り出している。前の学校の子達を含めたら80人ほどかな?今年度この学校で送り出す子どもはあと2人。まだまだ寂しい思いは続く。でも、巣立つ親子を見るのはとても気分晴れやか。飛び立ちたくなさそうな親子もいる。ずっとこの場にいたいと言ってくれる子もいる。でもいつかはお別れの時が来る。私はここで、そんな親子の背中を押してあげるだけ。もうみんなには翼がついているんだよ。自分で飛べるんだよ。自信を持って!退室おめでとう!!
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武道の必修化

2012-03-05 12:29:25 | 剣道
 昨日、一昨日と丸二日間剣道の試合に関わる中で、会場にいる剣道関係者の先生から聞かされた言葉に少し疑問を抱いた私。何に対する疑問か?
 私は小学校5年生の時から剣道部にいましたが、はっきり言って剣道のことをよく知らずにいた覚えがあります。凄い先生に出会い、基本をきっちりと指導していただき、試合には負けてばかりだったけど、とても楽しい部活動だった。それだけでした。武道による日本の伝統がどうのこうのとか、礼儀作法がどうとか、あまり意識したことはありませんでした。高校の剣道部でもそうです。私が剣道についてきちんと理解できたのは(というほどしっかりと理解できたわけではありませんが)大学生になってからです。教えていただいた鷹尾先生・竹川先生の凄さももちろんですが、ある程度の年齢に達して初めて「日本の伝統」とか「礼儀作法」とかを真剣に考えることが出来るようになると思うのです。正直、うちのスポーツ少年団の子どもたちが、如何に偉大な先生(県警特錬隊監督)に教わっているのかということも理解しているとは思えない。先生方がどんなに礼儀作法を指導しても、剣道の稽古中でさえきちんと出来ない子どもが多い中、それが普段の生活の場にすぐに活きてくるとは思えない。その中での武道の必修化。中学生という多感な時期に、武道の必修で何を狙うのか?あまりに単純な考えで、理解不能である。政治が悪いのか。それともそれを前向きに受け止めて実践しようと考えられない教員の側が悪いのか?剣道を愛好する側としては、ありがたいことではある。でも、指導する側の人間にも修行する時間を与えなければ、一朝一夕に出来ることではないだろう。私が若い頃、部活動の担当を申しつけられたとき、「剣道部」を作ることを反対された。理由はいくつもあった。指導者の私が転勤したら誰も後を継げなくなるような部活動は作ってもらっては困る!というのが最大の理由。当時の私は、「高校や中学で授業で習った先生がいるでしょう?誰でもやれることでは?」と反発した。しかし、当時の管理職は「小学校の教育課程にないものをやるのは駄目だ。」と言う。野球部、サッカー部、バスケットボール部、陸上部、水泳部、ソフトボール部、相撲部、器楽部、バレーボール部。これだけの種類の部活動があった初任校はバスケット以外の部を全て指導・補助してきた。でも、それらのスポーツや器楽を専門的に経験したことは一度もない。ルールもほとんど知らなかったから、審判法も必死で勉強した。どれもこれも、私にとっては特殊技能のようなものだった。それでも目の前の子どもに教えるために覚えるしかなかった。しかし、ここに至って武道の必修化に中学・高校の教員がついて行けないと漏らしている。そのための専門の指導者を派遣しなければ出来ないと言う先生も多い。専門の指導者は先生達のために来るのであって、子どもの指導を任せるために来るのではない。そこでまた文句が出る。忙しい、やってられない、と。では私がやったこともない上記の部活動を強制的に指導させられたのは何だったのか?これも同じことではないのか?短い期間でも研修を受けて頑張れば良いではないか!!と声を大にして言いたい。研修についてはそう思う。
 しかし、言いたいことはそんなことではない。子どもについてである。中学の授業でどのくらいの時間を武道に割り当てるかは知らないが、道場の子どもでさえ1年間かけて基本的なことを覚えるのだ。それだけでは「礼儀作法」さえも身につかない。きちんとした「日本の伝統」になるまでにはかなりの時間と経験を要する。中学の3年間では「さわり」程度にもならないのだ。その証拠に、柔道を先行して学習している学校では事故が絶えず、死者も出ている。殺人の技として生まれたものなのだから、生半可な知識でやっていれば怪我をするのは当たり前。剣道の突き技が中学生以下には認められないのもそこから来ているはず。確か安倍晋三内閣が決めたことだと思うが、思いつきで日本の伝統美だの何だのと簡単に言われてもやるための素地が整わないのにやってもいいのか?武道!どうせやるなら小学生から取り入れるべきではないのか?そのくらい時間をかける必要があると思う。短期間に「お金がかからずにすむから柔道が」とか「安全だから剣道が」とか学校に決めさせるのもいい加減すぎる。礼儀作法を教えたいのならば、道徳の時間などを活用して小学生のうちからやればいいのに。中学の3年間で何が身につくんだ?疑問だらけの武道必修化。愛好家としては素直に喜べないものがある。
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