昨日は中秋の名月でした。家に帰った時間が珍しく早かったので、月が昇る前に望遠鏡をセットして月見をしようと画策しました。すると、習字教室から帰った娘が「今日の宿題は月の観察なんだ!」と言いながら部屋へ上がってきました。私が天体望遠鏡の準備をしているのを見て、喜びながら「見せて見せて!これで宿題が出来る!」と接眼レンズをのぞきます。でも、まだ地平線に上ったばかりの月は、隣の屋根に阻まれて望遠鏡ではキャッチできません。私も久しぶりの望遠鏡で、調整をしていなかったので、スコープと鏡筒の照準が合っておらず、目測で鏡筒の照準を合わせるのに時間がかかりました。それでも、やがて隣の屋根も邪魔にならない高度まで昇った月を捉えることに成功しました。時刻は7時頃。理科帳に貼り付けると言いながら窓から見える月の様子をスケッチする娘。月の「海」をうさぎにも、女の人の顔にも、蟹にも見えると言いながら描いていました。それから1時間後にもう一度観察すると言い、夕食に降りていきました。その間、私は食事も忘れてスコープの調整です。ほぼ合わせ終わった頃、用意してあったカメラで、20mmレンズ越しに満月を撮影。その他にもバローレンズを取り付けて月面を「どアップ」にしての撮影も試みました。最近目の状態が悪く、ピントを合わせづらいのですが、何とか撮すことに成功しました。
それにしても久しぶりの「満月」での中秋の名月。娘の担任の先生もなかなか粋な宿題を出されたものだと思います。こうしてまた思いがけず、娘の宿題につきあうことになった父。食後の散歩も月の話題でした。宇宙へ目を向けるきっかけになれば、それもまた素晴らしいです。娘は「お月様には本当にうさぎがいるのかなぁ?」と聞いてきます。「いない」と答えるのは忍びないので、「いるかどうか、自分で調べてみるといいよ」と答える父。かくいう私も、幼稚園児の頃、テレビで見ていた「ウルトラマンA」の南夕子隊員が月へ帰っていったことを頑なに信じていたものです。5年ほど前に放送していた「ウルトラマンメビウス」で北斗と南が再会したシーンで、いい年こいたおじさん(私)が涙流してみていましたから…。
それにしても久しぶりの「満月」での中秋の名月。娘の担任の先生もなかなか粋な宿題を出されたものだと思います。こうしてまた思いがけず、娘の宿題につきあうことになった父。食後の散歩も月の話題でした。宇宙へ目を向けるきっかけになれば、それもまた素晴らしいです。娘は「お月様には本当にうさぎがいるのかなぁ?」と聞いてきます。「いない」と答えるのは忍びないので、「いるかどうか、自分で調べてみるといいよ」と答える父。かくいう私も、幼稚園児の頃、テレビで見ていた「ウルトラマンA」の南夕子隊員が月へ帰っていったことを頑なに信じていたものです。5年ほど前に放送していた「ウルトラマンメビウス」で北斗と南が再会したシーンで、いい年こいたおじさん(私)が涙流してみていましたから…。