夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

推し活

2024-06-14 23:40:57 | Weblog
視覚障害者になってから、いろいろなことに貪欲になった気がする。それまで仕事一筋の、ただ職場と家の往復だけだった日々からは考えられない。働き方改革とか言われ、それまでの自分の「一生懸命さ」を否定されたような気がしたところへタイミング良くコロナ禍。あれもやめ、これもやめ、と言われるがままに捨て去った。身体も悲鳴を上げていたのだから丁度良かったのだ。これからは自分のための時間の使い方をしようと思い立ち、始めた矢先に目が見えなくなり、車の免許も取り上げられた。電車とバスでの移動を強いられるが、これはこれで結構楽しい。白杖を突いているとは言え視力ゼロではないから、まだまだ観て楽しむことができる。楽しみだしたことのひとつが「観劇」。ヒデキ感激!のかんげきではないぞ。ひたすら我慢していたオーケストラや歌舞伎などの高額な趣味を遠慮なく出かけるようにした。それこそ北九州まで銀河鉄道999を観に行ったり、大阪まで日帰りオーケストラに出掛けたり。鉄道の旅がもたらす駅弁という楽しみもあり、「観劇」は正に「感激」なことだらけなのだ。
今日の観劇は部活動の教え子、Hちゃんが出演する演劇舞台公演。剣道部仲良し三回生の紅一点だったHちゃん、今回の役は時代劇のくノ一!女忍者である。殺陣があることをとても喜んでいた。殺陣のある役は二回目だからか、今回は余裕に見えた。剣道とは違う足さばきが巧くできるか楽しみにしていた。なってるなってる!くノ一の動きに!やるなぁ!どちらかというと、そのかわいい風貌から少女やお姫様みたいな役が多かった気がするが、実は「きつい表情」の豪快な女将役がぴったりハマることを知っている。ギャップ萌えというやつだ。彼女の演技の幅広さに、一気に引き込まれて、気がついたらファンになっていた。市教委の選挙権に関する広報動画にも女子高生最後の歳にしっかり出演し、フツーの可愛い女子高生の顔も覗かせながら、いつか主人公を手玉に取る悪女役なんてはまりそうな気がしてならない。自分が関わった子どもの発表会には欠かさず参加して、たくさんの感動を味わってきたが、まさかこんな形でその道のプロになる子と出会えるとは。定年間際で女子高生相手に推し活をする事になろうとは!これからももっと精進して、誰からも求められる大女優になっておくれ!私の願いはそのただひとつ。


追伸
でも、誰が何と言っても今回の演劇の殊勲賞は太鼓演奏のお兄さん。最初から最後まで休みなく、しかも力の必要な和太鼓でできたドラムセットをうなるように激しく叩き続けた。感服致しました!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スイッチ行脚 その陸

2024-06-11 23:44:19 | Weblog
先日もまた朝から丸1日病院デーだった。しかも超絶時間のかかる眼科の日。木曜日が主治医の診察担当の日なので、今年も休暇が取りやすいような授業の組み方をしてある。その分、授業しても帳簿上は出勤してないことになって毎回無料奉仕という形を取らざるを得ないのが寂しいが・・・。そうしないと有給が足りないくらい休まなければならなくなるので文句は言っていられない。事情はさておき、木曜日の通院で困ること。それは近くの食堂が全て木曜日休業なのだ。だから、いつもコンビニ弁当を買って待合室で食べるのだ。ところが、珍しく眼科が早く終わった!これはずっと行きたかった店にチャレンジするチャンスかも?と、病院から歩いて30分かかる食堂へ行ってみることにした。スイッチで紹介していた居酒屋「やっとる?」である。昼間のランチタイムの海鮮丼を食べに多くのサラリーマンがやってくるので、海鮮丼がすぐ売り切れる。しかも、いいネタが入らないと唐突に臨時休業やら、海鮮丼の中止がネットで掲載される。この店に行くのはある意味冒険なのだ。しかも時間的制約があり、なかなか機会に恵まれない。今回も眼科が予想外に早く終わり、行けるかも?という希望が生まれただけ。行ってみたら臨時休業かも知れない。だが、この機会を逃したら二度と行けないだろう。地図で確かめはしたが、見落として辿り着けないことも考えられる。昼からの内科に間に合うように戻れるギリギリの線だ。天気もいいし行ってみよう!と歩き始めた。息子が世話になっているインターンシップ先の裏を通り過ぎると、お目当ての交差点がある。間違えて南へ曲がってしまったことに50m程で気がついて、180°反転して北へ進む。先程の交差点から30m程で店に着く。13番目の整理券をゲットできた!食べられるようだ。待つこと10分程で私の前にいた10~12番が呼ばれる。だが、10番は戻っていなかった。ディズニーランドのようなシステムで、呼ばれたときにいない人は飛ばされる。繰り上げ当選の13番!中に入って海鮮丼を注文すると丼を渡され、好きなだけご飯を盛れと大将は言う。山盛りにすると食べきれなくなるのを知っているので、普通盛りに。そこにこれでもかと言うくらい海鮮ネタが敷き詰められ、ランチセットの海鮮丼「極」が完成する!

約20種類のネタがご飯を埋め尽くす!そして骨が骨粗鬆症か?というくらいボロボロになるまで煮込まれたあら汁!スゲー!しかも、これが二千円以下で食べられるのだ。更に言うとこの日から丁度一週間後のランチから物価高により値上げを断行するというタイミング!それでも破格値は変わらないが、値上げ前に滑り込んだことが申し訳なく思えるくらい内容が贅沢な海鮮丼。二度と味わえないかも知れない贅沢を噛み締めながら頂きました!ごちそうさまでした!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハニーフラッシュ!はもう聞けない・・・。

2024-06-03 19:34:39 | 皇大26期生向け
増山江威子さんが亡くなられてしまった。不二子ちゃんばかり取り上げてあるが、私の頭の中はキューティーハニー、如月ハニー



がぐるぐる回っている。最新の二つ以外は全て見てきたキューティーハニー。誰が何と言ってもハニーちゃんは増山さんしかいなかった。土曜日の夜に放送していたちょっぴり大人向けのハニー。増山さんだから演じられたのだと思う。それ以降のハニーは明らかに女の子向けのファッションアニメやドラマになりさがっていたからだ。原作を読めば分かるがキューティーハニーはエッチなだけの男の子向けアニメじゃない。怪人にされてしまった女性たちにも悲しいドラマがある、とてもグロテスクな描写の多い原作だ。今思えばよくアニメ化されたな!と思うが、グロいエッセンスは抜いてあるから問題なかったんだろう。結果的に強くてセクシーなキャラに増山さんの声がぴったり合った名作となった。歌も良かった。何で最新作の二つを観てないかというと、歌が違うから初めからみる気にならなかっただけだ。それまでずっと使い続けたものをやめたのは、単に使用申請を忘れたかららしい。ますますばかばかしい。話がそれてしまった。つい一年ほど前に増山さんが素顔で不二子ちゃんを演じていらっしゃったのを観て、まだまだセクシー不二子がイケルなら、ハニーもいけちゃうんだろうな?と思いながら番組を見ていた。残念だ・・・。あの世で先に旅立った山田さんと小林さんと井上さんと納屋さんに迎えられて、楽しくやってるんだろうね。ご冥福をお祈りします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする