夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

授業参観中間報告&保護者会開催

2009-06-25 13:31:02 | 教室経営
 前任校で取り組んでいてかなり好評だった「通級の授業参観」を本校でも今年は開催してみました。昨日まででようやく半分の先生方の参観と懇談を済ませました。授業では子どもたちも「見られている」という感覚があるためか、いつもと違ってちょっと「よそ行き」のような…。でも先生方曰く、学級では見られない姿だとのこと。よほどリラックスしているらしいですね。良いことです。多少の堅さはあるものの、ほぼいつもの様子のままで授業をお見せすることができたのは何よりです。いつもの半分の時間だから、乗り始めた頃に終わってしまう感じは否めませんが、当初の目的(理解啓発)は達成しているので、多少不完全燃焼だろうが構いません。あとは担任の先生方が学級でどのように説明してくださるかということ。普段通級児童が学級を抜け出て別の学校で授業を受けている、それを担任の先生が「なぜあの子は途中でよその学校へ行くのか」ということをクラスメイトに説明できなければ、学級内でその子は「謎の多い子」として孤立してしまうでしょう。関心がない子どももいるかもしれませんが、それでもクラス全員に説明をすることによって通級児童の謎の部分がクラスのみんなにとって解明されるのであれば、理解は深まるわけです。それだけのために6時間目に参観してもらっていると言っても過言ではありません。出張命令が出せるのは授業時間以後となっているので、本当はいつものように7時間目に授業参観をすればよいのですが、先生が授業時間の途中でクラスのほかの子どもたちを他の先生に預けて、たった一人のクラスの構成員のために出かけることを知らせることに意義があると思っています。教室を出てくるときに「○○さんのがんばっている様子をみんなの代表として見に行ってくる」と説明してもらえればそれでいいわけですから。クラスの39人と1人がそれぞれ分かれて勉強しているのですから、そのどちらもを大切にする義務が担任の先生にはあるわけです。私はその大切な一人を預かる側ですから、もっとがんばる義務があるわけですね。これからも啓発は一生の課題です。
 そういえば先週は保護者会も開催しました。今回は「子どもの長所・短所・得意なこと・苦手なことを言えますか?子どもと会話していますか?」という切り口で攻めてみましたがいかがでしたでしょうか?参加できなかった保護者の方も、ぜひ「子どもとの会話」を振り返る機会としてください。ちなみにうちでは「勉強はやったの?」「宿題は?」「お風呂入ったの?」「歯は磨いたの?」などまるでドリフの加藤茶のような台詞ばかりが、怒り口調で飛び交っています。もう少し柔らかな口調で言えばまだしも、かなりの怒り口調。当然子どもの返事も怒り口調になります。それを反抗的だと妻は言いますが、私からしてみれば、子は親の鏡。あまり怒ることなく、もっと優しい口調で、もっと楽しい話題を心がけてあげると良いのに、と苦言を呈すると、100倍の苦言が返ってくるわけで…。何はともあれ、子どものやる気を引き出す言葉かけを、夫婦で模索しているところです。皆さんのご家庭ではどんな風に言葉かけをしていらっしゃるのでしょうか?また是非ご意見をお聞かせください。
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