夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

年度末こだま集会改め・・・

2015-01-29 19:55:52 | 教室経営
 そろそろ年度末こだま集会のネタ決めをしなければならないと、子どもたちに迫っています。初めての子も多いので、一応説明しよう!
 年度末こだま集会とは、年間に3度しか顔を合わせることのないこだまの子どもたちが、お互いに得意なことを発表しあい、発表者は自分に自信をつけて、見守る人たちは心を込めて応援する、そんな会です。人数が増えた今年は一人頭2分で披露しなければなりませんが、今のところ、縄跳びや朗読、バランスボールなど、日頃教室で取り組んでいることを選んでくれている人が目立ちます。でも、自分の得意技を見せるのだから、教室の狭い範囲でやれることなら他のことでもいいんです。今までの例を挙げれば、得意な習字を書いて持ってきてくれた子もいます。ピアノを弾いて聴かせてくれた子もいます。自分で作った工作品を持ってきてくれた子もいます。流石に、DSとかのゲームを持ってくることはできませんが、得意なゲームのことを調べて言葉で発表するのはOKです。いろんな方法を考えてください。
 なお、今年から、この会に愛称をつけました。年度末こだま集会改め、「巣立ちの会」と呼ぶことにします。この教室で頑張った人たちが毎年卒業や終了で、ここから旅立っていきます。当たり前のように1週間に1度通っていた教室が、二度と赴くことのない場所に変わるのです。送り出す側としては、初めて巣から飛び立っていくひな鳥が成長したのを見送る気分です。たくさんの新しい友達とのコミュニケーションが上手くいきますように。そんな思いを込めて、残るひな鳥たちと一緒に元気よく送り出したいと思います。立派に巣立っていく姿を最後に見せてくださいね。往年のこのブログ読者の方々には、どこかで聴いたことのある名前だと思う人もいるかも知れませんね。
 3学期の通級もあと6週間!泣いても笑ってもそれでおしまい。今年度最後に悔いを残さないように、言葉の勉強の方も頑張りましょう!
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このままでいいのか!?

2015-01-20 17:56:41 | 教育・躾全般
 年が明けて、通級児童たちと冬休み中のことについて会話をしました。「クリスマスプレゼントは何をもらったの?」「お年玉はちゃんと貯金するんだよ!」そんな話をしている毎日ですが、最近の子どもたちの懐事情は大変豊かなようで、「クリスマスプレゼントはスマホだった!」とか「お年玉は10万円貯まった!」とかいう子どもたちも複数見られます。携帯電話を持つ小学生が増えているのはここ数年の問題となっているわけですが、私は携帯にしても、スマホにしても、与えていけないとは思っていない。親も携帯がなくては生きていけない!というほど依存する世代が大多数となった昨今、子どもに持たせるのは当たり前の必需品となりつつあるでしょう。でも、親は責任を持ってその正しい使い道を子どもに教えているのでしょうか?大人になってからインターネットに出会い、使いこなすようになった我々は、善悪の判断もつくだろうし、何より、仮想と現実の区別をつけることができるでしょう。それまでのアナログな時代からの技術革新を肌で感じて見届けてきたから。しかし、人の親になってみて、まだろくに善悪の判断もつかない子どもに、当たり前のように携帯やらスマホやらを与えているのはいかがなものか…。それを与えることで、どんな影響が待っているのか想像さえしなかったのだろうか。うちにも高校生になった息子がいる。初めてのスマホで嬉しくて仕方がないらしい。夜遅くまでLINEで連絡を取り合っている。肝心な親からの連絡には返事もよこさない。休みの日は日がな一日オンラインゲームで時間をつぶす。私自身、我が子の堕落ぶりを見ていると偉そうなことは言えませんが、周りが小学生で携帯を持ち、ネットのSNSで悪口を書かれただの、仲間はずれにされただの、ゲームの課金を知らずに使い込んで請求書が10万円単位でやってきただの、挙げればきりがないくらいのトラブルを聞いてきました。だから、買い与えるときにいろいろな制約をつけて持たせました。ネット上の危険から子どもを守るのは、親のつとめだと思います。しかし、今の子どもたちはかなり低学年であっても、平気でスマホを持ち歩き、オンラインゲームが遊び道具と化している現実が…。彼らは親からどんなネチケットを学んだのだろう…。学校でも平気で人と喧嘩し、現実と仮想が生活の中で区別もつかない状態の子どもの何と多いことか!
 数年前に小学校で起こった同級生の殺人事件でも、被害者の子に対して「あの子は何も悪いことをしていないんだからきっと生き返る!」と思い込んでいた子どもがクラスの半分以上だったと聞いて担任が愕然としたという記事を読んだことがある。ゲームの中では、自分の操作する主人公は何度でも生き返る。ゲームそのものをやめてしまわない限り、リセットしたり、コンティニューモードで蘇ったりする。でもそれはゲームの中だけ。爆弾で相手を吹き飛ばすゲームをしても自分は死なないが、現実の世界では爆弾が目の前で爆発すれば、当然自分も巻き添えを食うことがほとんど。マンガやアニメのようにヘアスタイルがアフロヘアになったり顔が真っ黒になるだけでは終わらない。それを利用したテロが横行する中、子どもたちにその恐ろしさも伝えた方が良いのではないだろうか。そう思うのは硬すぎるのだろうか。マンガだから、アニメだから、ゲームだからいいじゃないか!という人もいるだろうが、分別のあるものが楽しむのと、何も知らない幼い子どもが楽しむのとでは訳が違う。現実、子どもたちの中には戦闘ゲームの中に出てくる「織田信長」と「伊弉諾尊」が同じ戦場で戦う美少年だと思って譲らない子もいる。まさに仮想と現実の区別がついていない。それだけでなく、歪んだ知識や歴史認識をゲームによって植え付けられている。今後この子たちの誤った認識にどのようにメスを入れていくのか、周りの大人たちに問いかけたい。公立学校では「ゲームの指導」などしないのだから。
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新たな仲間たち

2015-01-16 18:12:49 | 教室経営
 年が明けて、にわかに忙しくなってきたところです。何故かと言いますと、こだま教室に、新たに二人のお友達が入室することが決まったからです。一人は本校の自校通級児のA君、もう一人は区内最遠の学校の1つから他校通級児のTさん。総勢16人になるこだま教室です。3月20日にはみんなが最後に顔を合わせる予定ですが、どんなこだま集会になるのか楽しみになってきました。仲間の細かな様子や人となりはいずれ教室便りでご報告するといたしまして、まずは新しい仲間たちの通級を、心から応援したいと思います。A君は水曜5限、Tさんは月曜1~2限の通級です。また、来週から授業参観に出向く学校が数校あります。こちらもお楽しみに!
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所信表明演説!?

2015-01-07 16:06:16 | 教室経営
 あけましておめでとうございます!2015年がスタートいたしました。今年もよろしくお願いします。
 昨年は片眼失明したり、一度にたくさんの病気が発見されたりして、通級していただいている方々には大変ご心配をおかけいたしました。現在のところ、小康状態と言いますか、何とか持ちこたえ、新しい年を迎えることができたようです。今までのように「フルスロットル!」でひた走り続けることは難しいかも知れませんが、可能な限り、自分の持てる「最高の」状態で、これからも教室経営に邁進する所存でございます。何かとご協力いただくことも出てくるかと思いますが、是非お力をお貸し戴き、楽しい、そして、通って意味のある教室になればと思います。まずは明日からの3学期の授業で、そしてもうすぐ行われる各校の授業参観・学校開放で元気な姿を見せてください!
 3学期始業式の今日、ご家族の名古屋への転勤に伴って、わざわざ当教室を探し当てて通級することを最優先に転校してきた男の子と初顔合わせをいたしました。お話を伺ったのは冬休みになってからでしたが、お話ししたのは今日が初めてです。緊張していたようですが、きっとすぐに楽しくなる、ここはそんな学校であり、通級指導教室です。新しいお友達を迎えて15名。実はそのほかにも現在検討中というお子さんが二人。そろそろ時間割がいっぱいかも…。たくさん受け入れても提供できる教育の質が落ちないように頑張りたいと思います。
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