夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

Little Glee Monsterと 「ことだま1月号」

2017-01-18 01:04:54 | 教室経営
 私と「Little Glee Monster」との出会いは、丁度1年前の冬休み最後の日、1月6日に遡る。冬休み中なので、車も少ないからと、珍しく7時過ぎてもまだ家を出ておらず、ゆっくり着替えて支度していた。日テレのZIPを観ながら。するとそこへ、枡アナウンサーの紹介と共に6人組の女子高校生(いや当時は最年少manakaが中学3年生だった)ヴォーカルユニットが現れて、歌を歌い始めた。聞いた瞬間「あ、上手い・・・。」とこのオジサンの心にその名の通り「歌声で爪痕を残す」6人組。私は滅多にJ-POPなんて聴かない。歌唱力のない歌声は嫌いだからだ。最近の歌手で同様に「あ、歌唱力がある」と感じてCDまで購入したのは「いきものがかり」だけ。それも今や「放牧」という名の休養中。そこへ久しぶりにオジサンのハートを鷲づかみする、しかも我が子と同い年の女子中高生。しかし、出勤しようとしていたのでもう行かねばならぬ。そこへ、麻珠が語る。「今日はファーストアルバムの発売日なんです!」と。何?ファーストアルバム?まだデビューしてそんなに経っていないということか?こんなに上手いのに、自分が知らなかっただけか?と思い子どもたちに聴いてみるも、誰も知らない。間もなく出勤だというのに、名前だけ暗記して、速攻でパソコンを起動して調べると、少しだけ出てきた。この子達に違いない。とりあえず、CDを買ってみよう。Amazonポチッとな!それから慌てて出勤した。ギリギリセーフ。夜には黒猫の館(配送センター)へ到着したので取りに行く。翌朝の出勤にファーストアルバム「COLORFUL MONSTER」を聴きながら高速道路を疾走する。歌声が心地よい。思春期の女の子の気持ちが伝わってくる。久々にハマった歌手だった。勤務時間をを終えて夜、教室のパソコンで仕事のBGMにと、今度は初回限定生産分の特典DVDを観ながら教室便りを作成する。そこへ、当時隣のクラスの担任だったR先生がやってきてパソコンの画面に映し出される映像を見て「あ、リトグリですね?」と聞いてきた。知ってるの?やっぱり若い人は違う。その後、DVDを最後まで観ていくと、manakaが武道館への夢を語って、感極まって泣く場面がある。いつぞや、リトグリのラジオを聴いたとき、「カラモン」の中でオススメの曲は?と聞かれたアサヒが、曲を選ばずに、このDVDを指して、特にこの場面を語っていたことを思い出す。一番の見所だと。当たっているかも知れない。
 私はこのDVDの、manakaが語る「武道館への夢」の実現が決まったとき、素直に「同じ場所で一緒にその感動を味わって、夢の達成を見届けたい!」と思った。今までいろんなアーティストのコンサートに出かけたが、せいぜい名古屋市内だけ。わざわざ新幹線で東京まで行き、ホテルに一泊してまで武道館コンサートに参加したいと思ったのは当然初めてだ。しかも、仲間に引きずり込んだ娘と二人きりの「デート」でもある。娘と楽しむはずが、コンサート中は自分の世界に浸ってしまう父。目の前で駆け回り、歌いまくる、元気な娘達に涙が出てくる。まだ1年と少しのおつきあいだが、この間、一日もリトグリの曲を聴かない日はなかった。ライブのチケットを手に入れるためにファンクラブに入り、その特典欲しさにこだわって使っていたガラケーをあっさりとスマホに換え、アルバムを買ったくせに、結局全てのシングルも初回版を購入し、リトグリ貧乏の父。娘にも祖父(私の父)の形見の携帯電話を与えてファンクラブに入れてやったら、とても感動してくれた。3月の芸文大ホールのコンサートも娘の友達と3人連れで行くことになっている。それほどにリトグリに入れ込んでしまったのだ。(ただの親ばかという説もあるが、ファンになったのは私からなので、乗ってくれた娘がファザコンなのか。)
 リトグリの6人は、まだ客の入りがほとんどない頃から頑張り続けて、新曲のためのリリースイベントにも積極的にファンサービスを行ってきた。歌がうまい上にファンサービスまで凄ければ、ファンが離れるはずはない。武道館のチケットが秒速完売だったことからも察しがつくが、ファンを大切にする人たちは長続きする。しかも、自分たちの夢にファンを取り込んで加速していく。今回の武道館も、ライブで夢を語り、ファンがその夢の実現に力を貸したのだ。会場には小さな子どもから、私のようなオジサン、おばさん、更には確実に私よりうんと上の世代の方々まで足を運んでいた。女子中高生ばかりでも若い男性ファンばかりでもない、幅広い層を取り込んでいるのだ。多くの世代に共感を得るリトルグリーモンスター。その夢の実現=有言実行は、当教室の教室便り「ことだま」の創刊号に書いた、そのタイトルの名付け理由とリンクする。言霊信仰=言葉には霊力(魂)が宿る。声に出して言ったことが現実に作用する。リトグリの6人は声に出して自分たちの夢を語り続け、その言葉通り、武道館に立った。夢は叶えることができると証明して見せたのだ。このことを「ことだま1月号」に書いてみた。職員室では早速反応があった。やはり、頑張っている人のパワーは、みんなに勇気を与えるのだ。廊下の掲示板にも貼ってある。リトグリを知るお母さん達も、高学年の子どもたちも、足を止めてみる。いつかこだま教室のみんなが、自分の夢を実現させて、ここを巣立っていくその日まで、こだま教室にはリトグリの音楽が流れ続ける。君が好きだ~ホントに好きだ~♪
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