クリスマスに、愛知県武道館で全日本強化合宿の最終日を拝見させていただく機会を得ました。5月に日本武道館で行われる世界選手権のための強化合宿で、23日から25日まで愛知県で行われていた強化合宿。大阪府警や岐阜県警、三重県警など、愛知以外の県警特錬隊の選手が大勢駆けつけて、世界選手権代表選手達の稽古相手を務めていました。見せていただいた最終日は試合形式での稽古。審判を務めるのは当然、東良美先生をはじめとする八段の先生方。その中にはかつて世界選手権の大将を努め、今や団体の監督?コーチ?をしている北海道警察の栄花直輝八段の姿も。私と同い年なんて信じられない!しかし、もっとすごいのはやはり現役代表選手達だろう。全日本選手権でおなじみの内村選手をはじめ、すごいメンツが揃っている。その選手達がぶつかり合う試合稽古は、正に、剣道漫画『六三四の剣』での一場面、六三四対日高の「打てば倒し、ぶつかれば吹き飛ばす」を再現しているかのような試合ばかり。瞬きするのも忘れて見入っていた。ビデオ映像で見るのとは訳が違う。彼らは自分の3メートルほど前で本当にぶつかり合っているので、風圧を感じることができる。あの勢いで吹き飛ばされたら、いや、面を打たれるだけでも失神するであろう凄さが伝わってくる。県武道館の剣道場は観客席と試合場の距離が近い。最前列で見るにはちょっと怖すぎる。そんな試合稽古を50分近く拝見させていただいたのだ。とてもいい勉強になった。あれほどでなければ世界で戦えないということもよく分かった。果たして、味鋺剣友会の中から一人でもあんな選手が輩出されるだろうか?是非とも出て欲しいものだ。期待してお手伝いしよう。
担当している飼育委員会の子ども達が大騒ぎをしている。相方の担当の先生がウサギをかごに入れて運んでくる。「死んじゃったの?」と覗き込むが、身体をなでさすってやると生きていると分かる。しかし、虫の息…。時々痙攣もしている。子ども達によると、別に落としたりひどい扱いをしたわけではない。禽舎の掃除にいったら倒れて硬直していたというのだ。本校のウサギは近親交配ばかりなので、確かに障害のあるウサギが多い。そのせいか、謎の死を遂げることがよくある。ウサギにしてみれば劣悪な環境かも知れない。子ども達も、先生達も、更には毎日えさをやりに来てくださるご近所の方も、とても可愛がって、大切に扱っている。武道系の男子ばかりのチームも、なかなか慣れない手つきではあるが、一生懸命に掃除にやってくる。たくさんの優しい人たちに見守られてウサギは幸せいっぱい、だと思っているのは人間のおごり高ぶりだろうか?恐らく、あのまま禽舎に入れておいたら私が帰る頃には死んでいただろう。職員室の暖かいところで、せめて最期を迎えられたら、そう考えて暖かいところに連れてきたが、恐らく誰もいなくなったあと、日付が変わる頃の冷え込みで死んでいるに違いない。生き物を学校で飼うということは、楽しみ以上に、悲しいことの方が多いかも知れない。寒くなってくると増えるウサギの突然死。一生懸命寒さ対策のビニールを貼り付けても、地面からの冷え込みには敵わない。月曜日の朝、悲しい遺体とご対面することになるのは残念だ。
※ あのあともう一人の飼育の先生から電話があり、土曜の朝でも生きていた。何とかしてあげたくて、いつもの獣医さんのところへお願いに上がって、即入院。内臓が破裂だとか…。そして連休を何とか過ごしたうさぎちゃんは、今朝方、帰らぬ人、ならぬ、帰らぬうさぎとなった…。冥福を祈りながら、夕方遺体を引き取りに行こう…。
※ あのあともう一人の飼育の先生から電話があり、土曜の朝でも生きていた。何とかしてあげたくて、いつもの獣医さんのところへお願いに上がって、即入院。内臓が破裂だとか…。そして連休を何とか過ごしたうさぎちゃんは、今朝方、帰らぬ人、ならぬ、帰らぬうさぎとなった…。冥福を祈りながら、夕方遺体を引き取りに行こう…。
今までに、通知表を直接渡せないことは何度もあった。通知表を渡すべき最終授業日に相手が風邪を引いたり、学校行事と重なって通級できなかったり、連れてきてくださるお母さんにアクシデントが起こって来られなくなったり、その理由は様々。共通していたのは、全てが「相手方の都合」によるもの。
ところがついに、今回は自分がポカをやらかしてしまった…。得体の知れない感染症にかかり、それと闘うべくなのか、常に7度3分から8分位を行ったり来たりの状況になってしまった。咳も出る。顔の形が半分変わってしまっている。それが、普通に健康な子ども相手の最終通級授業ならば、マスクをして無理矢理にでも授業をしただろう。通知表を渡す最後の日だからという理由だけで。まだ3学期も来る子どもなのに。しかし、この子は翌日から入院し明後日手術を受けるのだ。私も小さな手術を何度か受けているから、少しでも熱があったり、咳き込んだりしている場合は延期になることを知っている。ただでさえインフルエンザが流行り始めたこの時期に、大きな手術を全麻で受ける子どもの身になって考えると、小さなことでも心配事はない方がいい。悩みに悩んだ挙げ句、昨日のうちに授業の休講を決断し、ご自宅へ連絡を入れる。辛かった…。手術の前にいっぱい勇気づける話をしてあげたかった。リハビリの心構えもつけさせたかった。何より、他の子より一足早い通知表、一つ一つ説明して、頑張ったところを褒めたかった。先ほどタクシーを捕まえて彼女の学校へ届けてきた。担任の先生と校長先生からお認め印を戴いて、無事本人の元へと届いたのだろうか?お手紙も入れておいたんだけど。読んでくれたかな?健康管理のできなさ加減は今に始まったことではないけど、涙が出るほど悲しい気持ちになったのは、片眼失明して娘を泣かせたとき以来。自分のせいで仕事に満足いく取り組みができなくなってきたら、そろそろ引退を考えないといけないかな…。
ところがついに、今回は自分がポカをやらかしてしまった…。得体の知れない感染症にかかり、それと闘うべくなのか、常に7度3分から8分位を行ったり来たりの状況になってしまった。咳も出る。顔の形が半分変わってしまっている。それが、普通に健康な子ども相手の最終通級授業ならば、マスクをして無理矢理にでも授業をしただろう。通知表を渡す最後の日だからという理由だけで。まだ3学期も来る子どもなのに。しかし、この子は翌日から入院し明後日手術を受けるのだ。私も小さな手術を何度か受けているから、少しでも熱があったり、咳き込んだりしている場合は延期になることを知っている。ただでさえインフルエンザが流行り始めたこの時期に、大きな手術を全麻で受ける子どもの身になって考えると、小さなことでも心配事はない方がいい。悩みに悩んだ挙げ句、昨日のうちに授業の休講を決断し、ご自宅へ連絡を入れる。辛かった…。手術の前にいっぱい勇気づける話をしてあげたかった。リハビリの心構えもつけさせたかった。何より、他の子より一足早い通知表、一つ一つ説明して、頑張ったところを褒めたかった。先ほどタクシーを捕まえて彼女の学校へ届けてきた。担任の先生と校長先生からお認め印を戴いて、無事本人の元へと届いたのだろうか?お手紙も入れておいたんだけど。読んでくれたかな?健康管理のできなさ加減は今に始まったことではないけど、涙が出るほど悲しい気持ちになったのは、片眼失明して娘を泣かせたとき以来。自分のせいで仕事に満足いく取り組みができなくなってきたら、そろそろ引退を考えないといけないかな…。