ma_kunの徒然日記

日々の出来事を綴っていきます。

時間が止まった場所

2012年09月29日 | 風景・風物



大阪市淀川区西三国にある渡邊家は鬼退治で有名な源頼光(みなもとのよりみつ)の四天王の一人、
渡辺綱の子孫と伝える渡辺久良左衛門源忠綱(天正十年1582年没)が構えた屋敷跡と伝えられ、
もしそうなら大阪落城より以前からあった大阪市中最古の民家の一つとなります。
敷地内は江戸時代に建てられた本家や広い庭、井戸などが昔のまま現存しているそうです。


ここが渡邊邸ですが草も伸び放題です。

中は公開されていませんので、外からだけの紹介です。



約800坪の敷地だそうで、板塀が続きます。






庭の楠木







蔵の屋根には家紋も見えます。蔵の鬼瓦は「大黒さん」の様に見えました。




裏門が壊れ、板張りのため低く、コンデジを翳すと庭が少し垣間見えます。



奥に人影が見えます。解体が始まっているんでしょうか・・・?




屋敷から少し離れた所に渡邉家の墓地。

墓地の入り口のあった家紋「丸に渡邉星」


所有者が相続税や維持費が払えず、解体の危機に・・・
親族の一人が関係者に声を掛け合って20人程が発起人になって保存会を発足したそうです。


保存会の起点の「自敬寺」




お尋ねしたときには、ご住職が渡邊邸の写真の整理をしておられました。
奥に写ってる人はma_kunと同じく訪ねて来た人です。



上空からの渡邊邸

邸内には立ち入る事が出来ませんので
ご住職が整理されていた写真を写させて貰い往時の姿を想像します。



神崎川と三国地域の「考古絵地図」で矢印の所が渡邊邸







往事の渡邊邸








この辺りには古い旧家がいくつか残っています。
大阪市内とは思えない風景です。


ma_kunの家からママチャリで十数分ですからね。
知らなかったです。

 




 

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大和三山とホテイアオイ  ②

2012年09月19日 | 山行



ミルク工房からはカンカン照りの舗道をひたすら歩いた。



本薬師寺跡辺りが本日一番のビューポイントであり、今日の目的でもあったホテイアオイの
淡青色の明るい色の花が見事に咲いていました。(13:40)



数年前から休耕田を利用してホテイアオイが植えられ、観光地としての人気が高まっています。
近くの畝傍北小学校の子供たちが近くの農家の人達をいっしょに植栽したのだそうです。



ホテイアオイは葉柄(ようへい:茎の根元)の中央部がふくれ、これが浮き袋の役割をしています。
名前の由来は、この姿を七福神の一人「布袋様(ほていさま)」のお腹に例えたものだそうです。



すみれ色の花が見事に水田にひろがります。
特に日ざしが強い日は開花が多いようで、この日はカンカン照りで花も一段華やかでした。




ホテイアオイを堪能した後は畝傍山へ




畝傍御陵前駅の地下道を通り抜けて県道125号線を左折し、県道を横断して橿原神宮へ(14:15)



橿原神宮の鳥居をくぐり、殉国の碑と絆の錨がある所の横が登山口である。
傾斜はかなりきつく展望もないのをしばらく我慢していると畝傍山の頂上に着いた。




三山の中ではこの頂上からの展望が一番良くて金剛山、葛城山方面がよく見えました。(15:00)


畝傍山山頂で

下りは緩やかなルートをとったので危険な箇所はなくのんびり歩きで橿原神宮に着き参拝。

橿原神宮は、御祭神・神武天皇が畝傍山の東南・橿原の地に宮を建てられ
即位の礼を行われた宮址に、明治23年に創建された。(16:10)

 


橿原神宮表参道



少しですが今回の収穫



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大和三山とホテイアオイ ①

2012年09月18日 | 山行



9月16日

大和盆地の南部にそびえる三つの山(畝傍山、天香久山、耳成山)、
万葉集にも詠まれたこの三つの山を巡ります。
そびえるって言っても、畝傍山の198m、天香具山152m、耳成山139.6m、
なので、ハイキング気分で歩けます。

 

「行程」
近鉄上六駅=八木駅→耳成山→藤原宮跡→昼食→香具山→みるく工房→本薬師寺跡→ホテイアオイの花道→近鉄畝傍御陵前駅→畝傍山→樫原神宮=上六駅 


八木駅を出発し、舗装道を耳成山へ(9:50)




耳成山139.6m




耳成山の麓の舗道を左に回ると井戸(耳無井)がある。
平安時代に空海が掘った、明治天皇もお飲みになった等の説明が付いている。(10:00)




ここから少し急斜面を登ったらまもなく頂上に着いた。(10:12)
今は展望はないが、明治41年に天皇が統監されたことを示す石碑があるので、
当時は見晴らしが良かったのだろう。




耳成山口神社    (10:26)



拝殿の前で記念撮影




耳成山から下って来て気温が33℃の所へ舗装の照り返しで一層暑く感じます。(10:44)




池から南に進み藤原宮跡に着いた。
持統天皇文武天皇藤原宮跡と表示した石碑がある。(11:10)




民家が途切れて田圃のある所には彼岸花も咲いていました。




興福寺(八釣山地蔵尊)に着いた頃に雨が降り出し境内の休憩所を借りて早い目の昼食。
(11:30)


山地蔵尊を少し過ぎた辺りから実をたくさん付けた栗の木があり、
柑橘類などの果樹畑の道を通り抜けて天香具山神社に着く。(12:40)







拝殿のみで本殿はなく、天照大神が隠れられたとする巨石が四個あるそうです。




神社のすぐ横からの登山道を登ったが、北麓ということもあってかジメジメした道で、
まもなく香具山頂上に着いた。(12:50)




展望は良くないが、畝傍山方面は見通せました。




山頂から南の方へ下って耳成山と香具山の二山終ってホッとした所に
ミルク工房という店がありその前で小休止です。



いい場所にあるものです。
殆どの人がソフトクリームを買って食べていました。(13:15)

 

《続く》


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歩く

2012年09月12日 | 健康



「生涯を自分の足で歩く」・・・当り前ですけど大切なことですよね。
朝起きて、トイレに入り、歯を磨いて朝食を作って食べる。掃除をして昼食。
庭の手入れをして、買い物に行って、ご近所さんと立ち話。
夕食後お風呂に入って、テレビを見て寝室へ。

こんな何気ない日頃の行動も歩けるから出来るのですね。
歩けなくて一人で出来る事は、「テレビを見て寝る」だけになります。

「豊かで楽しい老後」を過ごす為に一番大切な事は、

「自分の足でいつまでも歩ける」事だと思いませんか?

誰もが簡単に続けられる「生涯を自分の足で歩く」為の予防法とは・・・「歩く」ということですね。




阪急嵐山駅の人力車に見立てたベンチです。


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天下峰・日野岳

2012年09月11日 | 山行


8月9日


8日の天気予報より当日9日朝の天気予報が良くなっており中休みの晴れ間を狙って
醍醐寺の西南に位置する「天下峰」・「日野岳」に行ってきました。


「コース」

京阪淀屋橋駅=六地蔵駅=日野誕生院バス停~登山口~鴨長明・方丈石~香水~供水峠~天下峰~供水峠~日野岳~パノラマ岩~ユーレイ峠~鉄塔~車道~醍醐寺南門~京都地下鉄醍醐駅=京阪淀屋橋駅



「日野誕生院」は親鸞聖人の誕生地らしい・・・、(10:00)




住宅街を行くと立派な案内の石碑が立っている!(10:15)




北に向かってしばらく歩くと「鴨長明・方丈石500m」の道標で右折、
棚田の田園風景を見ながら山麗に進むと「青少年野外センター」がある。
そこから僅かで車道は終点とって登山口があった。




雑木林の中に入ると石がゴロゴロした歩き難い道を行くと大きな石のある「方丈石」に出る。
鴨長明が「方丈記」を書いた所らしい。
間口、奥行き共に一丈四方であることから「方丈石」と名前が付けられたとか・・・(10:40)




京都の最高気温が33℃とかで風もなく暑く一汗も二汗も・・・




供水峠の手前に大きな巨岩と社、石の前に祠と石仏が何体も並んでいました。
右端の石仏が髷(まげ)を結った石仏なのですよ。(11:10)




近寄って撮ってみましたが髷を結っていますよね。武士でなく商人だそうです。




稜線は雑木林の綺麗な山道が続く、緩やかに下って植林の中を登りきると天下峰の頂です。
植林の中で展望は効かない。



天下峰
348m    
天下峰と名前だけは立派です。(11:56)



丸木の椅子とテーブル、日除けがやすらぎを誘う・・・時間が早いが昼食を摂ることにした。
今日はアルコール抜きですよ。

(12:42)

昼食後、供水峠に戻って北に向かって小ササの茂る斜面を登る。
今日、一番の登りかも・・・フーフー言いながら登りきると「日野岳」の山頂である。
大きなケルンを作り、周りの樹木に沢山の山名を記した札がぶら下がっていました。




日野岳山頂373m  (12:50)



日野岳山頂で記念撮影




京都市と宇治市との境界尾根尾根が切れて左に僅か下って天空が開けると「パノラマ岩」がある。




パノラマ岩からの景色は素晴らしく、山城平野が一望できます。
北は愛宕山から南は生駒山までが見渡せます。
(13:10)


(13:15)
充分展望を楽しみ、山道を下りきると「ユーレイ峠」です。
右に下れば水晶谷、左は「牛馬の道」で醍醐へ通じる。
左に道をとって牛馬の道を下る。



牛馬道は岩肌だけのツルツルの巡視路となり、竹林が出てくれば僅かで車道に降り立った。
100mほど歩けば醍醐寺の南門。
陽射しのきつい道を地下鉄醍醐駅を目指して・・・



醍醐寺仁王門



醍醐寺唐門
(14:30)


醍醐寺で解散。
京都地下鉄醍醐駅から六地蔵駅へ、京阪六地蔵駅から淀屋橋駅へ
今回は反省会も無く真っ直ぐ帰宅しました。


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