ma_kunの徒然日記

日々の出来事を綴っていきます。

風に揺れる紫のカーテン「ノダフジ」

2015年04月24日 | 季節の花



古来より和歌に詠まれてきた「野田の藤」の発祥地とされる春日神社
周辺で、日本固有のフジの一種 「ノダフジ」 が見頃を迎えていると
新聞記事を見てチャリンコで走って見に行ってきました。






ノダフジはつるが右巻きで50~70㎝程度の長い房を付けるのが特徴。




春日神社あたりの旧野田村(福島区玉川)に古くから自生し、
鎌倉時代には貴族などにも知られていた。
風に揺れる優雅な様子から「吉野の桜 野田の藤 高尾の紅葉 」と呼ばれ、
和歌や錦絵にも登場。豊臣秀吉も見物に訪れたという。

第二次世界大戦などの戦災で何度も焼失し、一時衰退したが、
昭和43年から地元住民らが復興活動を開始。



下福島公園

9年前までは手入れが行き届かず、開花しなかったが、
ボランティア団体「のだふじの会」が枝の剪定や鳥よけなどの世話を始め、
少しずつ花が咲くようになった。
フジ棚にはネットが掛けてあります。




白フジ

白藤は、昭和46年頃、戦災でかろうじて生き残った
旧藤家の庭にあった枯死寸前のフジの古木から、
大阪市公園局が長居植物園で接ぎ木により増殖したもので、
ノダフジの一種である。




大きな木に絡んだフジ




阪神電車野田駅前ロータリーのフジ

近くに勤めていた会社があり、この辺りは良く知っているつもりですが
フジを見るのは初めてです。



駅前のフジは滋賀県草津「三大神社」より寄贈

ポチィー


満開はこの週末辺りのようでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする