コロナ禍の中ではありますが、GoToトラベルの企画に乗って南紀白浜方面へバスツアーで行ってきました。まずバスに乗る前に検温と手の消毒、車内でのマスクの着用と徹底したコロナ対策を行っての出発でした。車内も座席の間隔を空けての着席で定員の半分程の乗客を乗せての旅でした。また立ち寄った先では入口で消毒しての入場は徹底していましたし、立ち寄り先から帰ってバスへ乗る時も消毒でした。こういったコロナの感染防止に気を使っての旅でしたので以前とは違う状況でしたが、それなりに楽しんできました。高速道路をいくつか乗り継いで最初に行ったのは安珍、清姫の芝居で有名な道成寺でした。ここで昼食を済ませ向かったのは南紀名物の一つ梅干し工場。夜に宿の夕食で食べた南高梅の梅干しは実が柔らかくて大変美味しかったです。その後三段壁と千畳敷という岩と海の波が創った景勝を見学して今日の宿である白浜温泉の柳屋へ到着し初日の旅は終わりました。宿の温泉も良かったし夕食も美味しかったです。2日目はまず串本町の橋杭岩へ。南の風が強く岩に当たって砕ける波しぶきが豪快でした。その後、青岸渡寺と熊野那智大社へ向かい、青岸渡寺の朱色の三重塔と那智の滝のコラボがすてきでした。昼食は三重県に入り七里御浜の道の駅で摂り、最後に花窟神社(はなのいわやじんじゃ)へ寄って一路名古屋に向かって帰路につきました。順調に走って予定より1時間以上早くバスセンターへ帰着し旅は終わりました。旅先で撮ったまたいつもの拙い写真ですがご笑覧いただければ幸いです。
三段壁:長さ2㎞、高さ50~60mに及ぶ柱状節理の大岩壁
千畳敷:国の名勝に指定された景勝海岸。ここから望む夕日の美しさは有名。
白浜温泉:白浜町は和歌山県西牟婁郡にある町で、千葉県にある白浜と区別する意味で
南紀白浜と呼ばれることもある。古くは奈良時代から温泉地として有名である。
橋杭岩:串本から大島に向かい海中に約800Mの列をなして大小40余りの岩柱が
そそり立っている。その規則的な並びが橋の杭に似ていることからこの名がついた。
橋杭岩:当日は風が強く波もあって岩に当たって波しぶきを上げる様子。
青岸渡寺の三重塔と奥は那智の滝
熊野那智大社:那智勝浦町にある神社で熊野三山の一つ。ユネスコの世界遺産
七里御浜:熊野市から紀宝町にかけて熊野灘に面した浜で日本の渚百選の一つ。
アカウミガメが産卵のため上陸する。
花窟神社(はなのいわやじんじゃ):伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と(かぐつちのみこと)
を祀る。社殿はなく高さ約45mの巨岩である磐座(いわくら)が神体である。