今日は朝から太陽が輝くよい天気になりました。溜まった洗濯物が整理で
きて助かります。散歩の途中で空を見上げると、また秋の雲が出ていまし
た。
ところでここ大治町には、名古屋の西部方面へ水を供給する大治浄水場
があることは以前ご紹介しました。この浄水場の付近に下の写真のような
表示があります。
写真では少し見づらいですが、上から「終点木曽川まで１５㎞」「基点 大治町」「尾張水道みち」とあります。
このような道（地下に導水管が埋設されている）が、愛知県一宮市上祖父
江の木曽川左岸にある朝日取水場まで延々１５㎞続いているわけです。
自動車は通行できませんが、サイクリングロードとして利用されています。
まだ私は終点まで行ったことはありませんので、途中どうなっているのかも
わかりません。自転車でなら行けそうですので一度挑戦したいと思います。
今日も朝から天気が悪く、雨が降り続いています。昨日のような大降りの
雨ではありません。暑さがやわらぐのはいいのですが、洗濯物が乾かない
し、気持ちの上でも何か憂鬱なものがありますね。そこで一昨日の散歩の
時に撮った花の写真でも見ていただいて気晴らしにでもなれば幸いです。
昨夜から今日の未明にかけて東海地方で局地的な豪雨がありました。名
古屋市内でも床下浸水等があったようですが、特に愛知県岡崎市では１時
間に１４０㎜というものすごい雨が降り、河川の氾濫や低地での床下、床上
浸水など大きな被害がでました。被害に遭われた方々には心からお見舞
い申し上げます。大治町ではそういった被害はなかったようですが、田ん
ぼや用水路は普段の水量と異なり、かなり多めで水の勢いも強いように感
じました。
増水した用水路
あと少しで道路に溢れそう
この程度の水なら大丈夫
何となく秋の気配が漂ってきつつあるように感じる季節になりました。草む
らですだく虫の音が聞こえるようになり、秋はそこまできているのだなあと
の思いを強くします。８月も末に近くなり、子供達の夏休みもまもなく終わり
です。毎日が日曜日の私にとっては夏休みや盆休みの感激もなくなりいさ
さか寂しい気がしますが、それもまたそれなりにいろいろ工夫して退屈をし
ないよう過ごしております。今日の散歩道では、稲の穂が出ているのを発
見しました。まだ出たばかりですが、収穫に向かって着々と育っていること
をうかがわせます。まだ夏の名残の朝顔が咲いていますし、田んぼの畦に
はツユクサが可憐な花を咲かせています。田んぼを渡る風にも涼しさを感
じるこの頃です。
稲の穂
アサガオ
ツユクサ
当地方（愛知県海部郡）は、ここ２～３日天候が悪く、従って気温も上がらずこれまで
の猛暑と違って過ごしやすい日が続いています。今日も日課の散歩に出かけると、
雨がポツリポツリと降ってきました。しかし大降りにはならず傘も無しで１時間程の散
歩を終えることができました。その道々には、写真のようにフウセンカズラが色づき、
イチジクの実が食べ頃に実り、ケイトウが真っ赤な花を咲かせ、用水路の土手には
アオサギがたたずんでいました。秋近しを思わせる風景が見られるよになってきまし
た。日本の四季では、夏が来れば次は当然秋が来ることになりますが、今年のよう
に猛暑の夏を過ごしていると秋が来るのが本当に待ち遠しくなります。
フウセンカズラ
イチジク
ケイトウ
アオサギ
北京オリンピックが中盤を迎え、日本選手もがんばっているようです。特に水泳の北
島選手が２つの金メダルを獲得した快挙には感動しました。
毎朝の散歩道には、セミしぐれが聞かれる神社、住宅、浄水場等の林というか桜等
の木々がありますが、最近その場所からセミの鳴き声が聞かれなくなりました。よく
見るとセミの姿は見えますが鳴き声がしません。どうしたのでしょう。恋の季節は終
わったのでしょうか。８月も半ばを過ぎ、もうぼちぼちセミの季節も終わりに近づいた
のかもしれませんね。やっと名古屋の暑い夏も過ぎ去りつつあるのでしょうか。
自宅に咲いたヒマワリ
昭和２０年代、戦後まもなくの頃、私が生まれ育った名古屋市中村地方は、まだ田
んぼや畑が多くありました。惣兵衛川と呼ばれた幅５ｍ程の用水路が町の真ん中を
流れていました。水源は庄内川です。また八幡池、鈍池、大池などの池があり、八幡
池は、高射砲陣地を作るための土を掘った後の池と言われていました。縦横に幅１
～２ｍの用水路が走りきれいな水が流れ、家の前の幅３０㎝程の側溝にも田植え等
の季節になると水が溢れ、フナやナマズが泳ぎ、アメリカザリガニが雨で側溝が溢れ
ると道の中央を歩いているようなこともあり、まだまだ農村の風景が残る地方であり
ました。今は見事に開発され、マンションや住宅、商店が建ち並ぶ街と化していま
す。今私が住んでいる大治町はまだ田んぼや畑が残り、子供の頃の懐かしい記憶
が蘇ってくることがあります。川でフナやドジョウを獲ったこと、セミやトンボ獲りに夢
中になったことなど、この地方でならまだすこしはできるかもしれませんね。
水路
水路
水田
少し大きめの水路（あまりきれいな水では
ありませんがここにはフナ、カメコイなどが
います）
立秋も過ぎたにもかかわらず、名古屋地方は連日３５度を超える暑さが続いていま
す。しかしながら朝夕（特に朝方）はすこし過ごしやすくなってきたように思われます。
そんなある日散歩中に鱗雲（うろこぐも）を見ました。斑点状、または列状に広がる
雲で、秋によく現れます。巻積雲または高積雲で、高度５千～１万３千ｍに生じ、鰯
雲（いわしぐも）、鯖雲（さばぐも）、羊雲とも呼ばれています。漁師は鰯の大漁の兆し
としているとのことです。この雲が現れるということは、秋も間近にきているということ
で、暑さももうしばらくの辛抱かと思われます。そう望みたい今日この頃の暑さです。
