最近、疲れがひどい。身体がだるくって、ひどい時は昼寝を二度もする。39歳の時に倒れて以来の持病で、ちょっとしたストレスで自律神経が乱れてしまい、疲労感が増幅する。だから殆ど人に会ったり遠出はしなくなった。すぐ疲れるからだ。ストレスは最近の蒸し暑さといった気候の変化や精神的なものも疲れとなって現われる。二週間前、息子に突然大声で罵倒され、そのショックもアタマから離れない。20年前倒れた原因である出版社の社長の罵倒を思い出したくらいである。昨夜は暗転閃光といって、眼がチカチカしだした。いつもの持病で、横になった。そんな時は、抗精神薬ホリゾンと精神安定剤ドクマチールを飲むと、少し疲労感が取れる。もう20年以上も飲み続け、手放せない状況になっている。病気の人や歳老いてくると「生きること」が人生の生きる目標になってくる。元気で若いときは、人生の目標は「自己表現」であったり、「仕事」であったり、「子育て」であったりするが、身体が思うように動かなくなるとそれどころではなくなる。まず、生きることが目標になる。近くの土手を歩いていると、老人たちが一生懸命歩いたり、走ったりしている。今日も一日健康で生きられますようにと願いながら。それにしてもあと一ヶ月もこの蒸し暑さが続くかと思うとぞっとする。