団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

少年少女のような付き合いでした

2014-03-20 12:50:24 | 日記
今朝の中日新聞に「旅立ちの日 宇津井さん婚姻届、栄のママ、病床寄り添う」というタイトルで14日に82歳で死去した俳優、宇津井健さんが亡くなる直前に結婚していたことが分かったという記事が掲載されていました。
すでにネットでも載っていましたのでご存知の方が多いと思いますが、相手の女性が名古屋の方でしたので地元の新聞ということもあり、宇津井さんと相手の方が6年前ハワイで結婚された写真とともに紹介されていました。

相手は、名古屋市中区栄3で高級クラブ「なつめ」を経営する加瀬文恵さん(79)。
晩年の宇津井さんを支えた。
「喪主になってくれ。そうしたら一緒に墓に入れると言っていました」。これからも夫婦として寄り添う。
 
 出会いは四十数年前、ある会合で一緒に写真に納まった。数十年後に再会し、宇津井さんが前妻を2006年4月に亡くした後に交際を始めた。6年ほど前には旅先のハワイで、宇津井さんから突然「ここで(結婚式を)挙げよう」と言われた。ドレスの用意はなく白いジャケットとスラックス姿。二人は花束を手にカメラの前に立った。

 間質性肺炎を患っていた宇津井さんは体を治したいと半年ほど前に加瀬さん宅へ。一時入院したが、深刻な状態ではなく、二月に退院。加瀬さんの元で療養していたが、亡くなる三日ほど前に悪化した。

 宇津井さんは十三日に「婚姻届を出してほしい」と加瀬さんに伝え、十四日午前、代理人が役所に出した。報告を受け「よかったね、文恵さん。ありがとう」。にこっと笑った。同日夕、両手を握られたまま五時間ほどたって静かに目を閉じた。

 「私のことを心配ばかりして・・・。少年少女のような付き合いでした」。告別式では喪主を務めた。「これからですよ。悲しくなるのは」と気丈に語った。

 宇津井さんの父は愛知・知多半島の出身。加瀬さんが経営する「なつめ」は、地元経済界のトップが出入りする社交場だ。

という記事でした。

昔結婚2度説という本が流行ったことがあります。
女性が最初の相手は年上、二度目は年下と結婚するという説だったように思います。
今の中高年の男性芸能人が、自分の娘より若い女性と結婚されることが多いですが、宇津井さんのように同世代の方と結婚される方が好ましく思えます。
宇津井さんは幸せな男性だったと思います。この世でふたりの女性から愛されたのですから。
奥様の「私のことを心配ばかりして・・・。少年少女のような付き合いでした」と語られた言葉に、良いお付き合いだったんだと思いました。







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コメント (8)
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