せっちゃんの毎日

せっちゃんの日々の記録

開業医は突然の休みは取れない?

2018-05-30 08:19:37 | 日常
今朝は、気温も穏やかで曇っては居ますが過ごしやすい

先日 掛かりつけの内科の事務長さんからお電話で
『先生のお母様が危篤で、北海道に帰っています。
せっちゃんの薬が切れそうなのでどうしますか?』と
お電話頂きました。
私は「まだ10日分程ありますが
それまでに帰ってこられませんか?」と聞きますと
事務長さんが『なんとも言えませんが、もしそちらの地方で
診ていただける病院があるならそれでも良いですが…』と

この病院、私の今住んでいる場所からは40分程かかります。
以前(震災前)、住んでいたところの近くで、
宇都宮から引っ越しして来たときに
総合病院から紹介して頂いた病院です
先生は、私達同年代でとても親切で私に合った先生です
あれ程、辛かった症状も直ぐに改善して、もう10年程になります
震災後も一月程、開いていませんでしたが(病院も被災した)
開いてからは『生きていて良かった!心配していました』と
安否を喜んで下さいました。
精神的に落ち込んで居た時も黙って話を聴いて下さり
事務長さんや看護師さんたちも気遣って励まして下さいました。

今更、他の病院に移る気もないですが
とりあえず(薬が切れたらどうしょう?)と
事務長さんに尋ねましたら『同じ建物中に神経内科があります。
そちらの先生に処方箋を出して貰いますので良いですか?』と
「それでは…」とお願いしました。

病院に行ってみて、やはりお母様が亡くなったとの事で、
もう暫くは帰れないそうです。

お一人で開業されてる先生は、突然のこのような休業に
対処するのは大変ですね。
以前にも風邪を引かれて休まれた時も
『医者の不養生ですよ…』と言ってられましたが
先生だって人間ですので、体調の良い日も悪い日も
あると思います。
帰って来られてからお疲れが出ませんようにと願っています。

そして、この事務長さんも今月一杯で退職されるそうですが
お世話になった皆さんが退職されて行くのに
寂しさを感じずにはいられない今日この頃です。

”謹んでご母堂様のご冥福をお祈りいたします”

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