シニアー個人旅行のかわら版

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紀三井寺・和歌山城・県立博物館へ東京からの日帰り旅

2016-04-17 11:32:36 | Weblog

和歌山市は東京から日帰りができるギリギリの位置にあります。
新幹線、特急くろしお号を乗り継いで最短4時間弱で行けますが、
ほぼ半額の交通費で済む、LCCジェットスターを利用しました。
成田空港9時35分に出発、関西空港20時15分で戻りました。

関西空港から紀三井寺へ

西国三十三所観音巡礼第二番の札所として参詣者が絶えない。宝亀770年、唐僧・為光が開設、自ら彫ったといわれる十一面観音菩薩像が名高い。
和歌浦を望む名草山の裾野にあり、和歌山県の桜開花を告げるソメイヨシノの標本木が本堂前にある。
紀三井寺駅から徒歩10分、駐車場脇の裏門からジグザクの参道を上り、231段の階段を楼門へ下りる。






アクセス

 関西空港11:47→12:01日根野12:06→11:37和歌山11:40→12:56紀三井寺


紀三井寺から和歌山県立博物館へ

 和歌山県の歴史を学ぼうと県立博物館に。太地の捕鯨史跡・鯨舟の彩色絵写真パネル展が行われていた。古式捕鯨に使われた鯨舟には豪華な彩色が施されていたことを知る。

 また、明治11年に背美鯨を追って荒れた冬の海に乗り出した太地鯨組が100名以上の行方不明者を出した艱難事故があり、「背美流れ」として後世に伝わったことも冊子「災害の記憶」に載せられている。

 和歌山の古代史の陳列では、紀伊国造(きのくにのみやっこ)が6世紀には朝鮮半島との交流があったことが紹介されていた。展示されている古文書(複写)には「新羅」、「百済」の文字が見える。663年の白水江の戦いには紀伊国からの出兵もあったのだろうか。



アクセス

 市内バスの路線は多いが、本数が一時間に一本と不便。紀三井寺から15分歩いて医大病院へ。複数のバス路線が乗り入れており、タクシーも待機している。
 和歌山市駅行きのバスで県庁前で降りる。県立博物館・和歌山城が目の前。

和歌山城へ

 豊臣秀吉の弟・秀長が紀州経営のために築城。関ヶ原の戦い以降、徳川家の「南海の鎮め」として西国諸藩を監視した。勇壮な天守閣は国宝とされていたが、太平洋戦争での空襲を受けて焼失、昭和33年に再建された。
 鉄筋コンクリート造りの天守閣の内部は趣に欠けるが、和歌山市街が一望できる景観は素晴らしい。城郭は和歌山公園となっており、市民の憩いの場となっている。


        (名草山の遠景、右手の裾野に紀三井寺が見える)


           (紀ノ川の河口を望む)

アクセス

 和歌山城から徒歩でJR和歌山駅までは30分、南海本線和歌山市駅までは15分。

 和歌山市(南海特急サザン52号)18:29→18:58泉佐野18:59→19:08関西空港
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