今回の投稿に関しては、詳細な資料記録等が無いので、
あくまでも自分のあいまいな記憶をもとにした投稿になりますので、
正確な情報をお持ちの方は、コメントお願いします!
80年~90年頃にかけての事、栃木県安蘇郡田沼町に「おんざけ」と言う音楽集団があった。
現在、今井さん・林さん・悠庵さん・自分で再結成したフォークグループ「おんざけ」とは違う。
いうなれば「オリジナルおんざけ」だ。
集団と言ったのは、バンドのメンバーだけではなく、
それをサポートしてくれるメンバーも含めての総称だからだ。
この集団の母体になったのは、以前このブログで投稿した
「谷力さんとの出会い カトリーヌ」で紹介した、貸しきりライブ?に参加した仲間達だ。
「カトリーヌ」での貸しきりライブも、2回3回と回を重ねていくうちに、
「今度は野外コンサートをやろうじゃないか」ってことになった。
とりあえず主催者の名称を決めるにあたって「おんざけ」と言う名称にしたらしい。
「おんざけ」は、夏の野外イベント「カントリー・フォーク・フェスティバル」を自主企画で主催した。
このイベントは都合9回行われており、自分が参加したのは確か最初の3回と、
最後の1回、の計4回だったと思う。
雨の「カントリー・フォーク・フェスティバル」と言われるくらい雨に悩まされた記憶がある。
一番印象に残っているのは、確か2回目の時だったような気がするのだが、
会場は今はなき「佐野ファミリーランド」。
その年は、参加者募集のオーディションがあったり(確か全員OK!!)、
今ではオカリナ奏者として有名な「宗次郎」さんも、栃木県芳賀郡茂木町の山奥からやって来た。
ちなみにオーディション合格者の中には、
後にヤマハのポプコン第24回全国大会で準グランプリを取る「殿岡隆(とのおかたかし)」さんがいた。
ところが、開演してしばらくすると、いきなりの大雨。
トラックを背中合わせにした特設ステージも、観客席の芝生も水浸し。
急遽、手狭ではあるが、メインステージを「ファミリーランドの事務所」、
サブステージを「ガレージ」で行う事になる。
何しろ、入場料500円取ってしまっているので「はい、中止にします」なんて事はいえない。
ぎゅうぎゅう詰めの臨時会場で、入れ替わり立ち代り演奏をするのだが、
自分はサブステージでギターの弾き語りを始める。
実は、その時メインステージでは「宗次郎」さんのオカリナ演奏の真っ最中。
かすかに聴こえてくるオカリナの音色を耳にしながら「自分もオカリナ聴きたかったなぁ」
なんて思いながら歌っているのだから、
その時サブステージで聴いてくれていた皆さんには申し訳ないことをしたような気がして、
今でも悔やまれる。
追伸 今回の投稿、正確な情報と違っていたら、訂正しますので、コメント宜しくお願いします。
四日市市に住んでいる、唐見(からみ)さんから、メール便が届いた。
「鈴鹿馬子唄のしおり」のコピーが入っていた。
「正調鈴鹿馬子唄」の譜面付だ。
唐見さんは「馬子唄」をオカリナでやりたいと言う事で、わざわざ探し出してきたらしいのだ。
「magouta.pdf」をダウンロード
この譜面を見るとかなりガチガチだ。
その証拠に、表現できない部分を、譜面の下部に節回しみたいな記号があり、それでカバーしている。
でも、正調に近い形で演奏するには、この譜面を参考に
指導者からレッスンを受けなければものにならない、ということは目に見えている。
自分は常々思っているし、言っている事がある。
「譜面とは、単なる記号だ」、それにもうひとつ「歌と唄は違う」と言う事。
これは、自分が高校生の時に購入した、
「高石ともやとザ・ナターシャー・セブンの107SONGBOOK」で学んだ事だ。
「magouta107.pdf」をダウンロード
そういえば、谷力さんも同じ様な事を言っていた。
多分、自分と同じく「107SONGBOOK」から、学んだ事ではないかと思う。
ちなみに、今回唐見さんから送っていただいた譜面は、その通りに演奏すると、
オカリナの音域を越えてしまっているので、どおしても吹きたければアレンジをする必要がある。
そーすると、正調じゃーなくなってしまいますが・・・
そういえば、自分が吹く「馬子唄」は、谷力さんの「馬子唄」をまねして
自分なりに解釈しまねしたもので、もちろん譜面なんて無い。
谷力さんに教えてもらったのは、吹き始めは「レ」、それだけだった。
谷力さんの「馬子唄」や、宗次郎さんの「馬子唄」は、火山久さんの「馬子唄」を、
それぞれ自分なりに解釈したものだ、と思う。
谷力さんが、「馬子唄」は、その人それぞれの「馬子唄」があって、
いかに自分のものにするのかが大切なんだといっていたように
演奏者(唄い手)の思い入れが大切なような気がする。
自分の好みで言うと、箱根馬子唄、小諸馬子唄、等々いろいろあるが、
多分、谷力さんのオカリナによる「馬子唄」が一番シンプルで味わいがあるような気がするし、
ベストだと思う。
そして、それをさらにシンプルにしたのが、自分がオカリナで吹く「馬子唄」だ(下手クソですけど・・・・・)。
最後に、自分の音楽のバイブル「107SONGBOOK」の、
一番最後に、コメントが載っているのを紹介します。
オカリナやる人は、ギターを、オカリナに変えてみてください。
ギターがうまくなるにはギターが何より好きになること。
ギターがうまくなったら、今度はそれを聴いてくれる人、人間を何より好きになることです。
1976年1月 高石ともや
ビートボックスでフォーン端子を購入してから、「高谷オカリナの里」に向かう。
宝来軒でラーメン食べた後なのだが、なんとなく小腹がすいてきたので
途中セーブオンでハムカツパンと牛乳を買って食べながら向かった・・・
「高谷オカリナの里」には斉藤一さんが来ていてオカリナの練習をしていた。
自分は、昨日使用したPAセットを片付けをしてから、早速ケーブルの修理に取り掛かる。
自分が持っていった半田ごての容量が小さくて半田付けに手間取ったが無事終了。
斉藤さんが持ってきたカセットテープ(9月26日、10月2日に
RADIO BERRY B-UPでオンエアーされた録音)を聞かせてもらう。
この放送を聞いて「里」を訪ねてくる人が来るかななんて期待して行ったのだが、
他に「里」に来た人は、東二さんだけ。
放送で「高谷オカリナの里」のHPを紹介してもらったのだが、アクセス数もあまり増えていない。
まあ、こんなもんでよいのかもしれない、と自分に言い聞かせる。
それにしても、今日も涼しい1日だった。
東二さんが、だるまストーブに火を入れて暖をとるほどだ。
今日はオーナーは、お孫さんの運動会で
太田方面に出かけているらしい。
斉藤さんから、「昨日オーナーから、
来週の定期演奏会は新米のおにぎりを目玉にしよう
と相談があった」と、言われた。
先週も、オーナーと東二さんと自分でそんな話をしていた事を思い出す。
と、言う事で来週の「定期演奏会」は、便乗で「新米のおにぎり試食会」をする事に決定します!
それにしても、涼しいと言うか、肌寒い1日だった。
16:30「里の大屋根」に雨が落ちる音がしてきた。
そんなわけで、今日はお開き!
斉藤さんの持ってきたカセットテープの件ですが、
結果はどうあれ「高谷オカリナの里」の良い宣伝になったと思います。
今日は来なかったのですが、和子さんとオーナーは昨日テープを聞いて、
良い宣伝になったと喜んでいたそうです。
来週は「定期演奏会」、楽しみにしています。
昨日トラぶったケーブルを修理するため、フォーン標準端子の金具を探し回る。
宇都宮の島村パルコ店や新星堂に行けばあるのは解っているのだが、
昼過ぎには「高谷オカリナの里」に着きたいので、
10:00過ぎ半田と半田ごてをカバンに入れて自宅を出る。
コジマ電気栃木店、カインズモール、ハードオフ佐野店を見て回るのだが見つからない。
宝来軒でラーメンを食べてから、有限会社オンダ楽器ビートボックスに行く。
ビートボックスの店長の船江さんは「安佐地区の伝説のフォークシンガー」と呼ばれた人で、
故・谷力さんとも親交のあった人だ。
「高谷オカリナの里」のPA機材のほとんどはビートボックスで購入している。
それから、谷力さんが亡くなってしばらく「風工房」に置きっぱなしだった、
つとむさん愛用のS.YAIRIのギターの駒が浮いてしまったのでオーバーホールをお願いした事もある。
楽器や機材の事でいろいろ相談にのってもらっているのだ。
今日は、在庫最後の1個だったフォーン端子の金具を購入したのだが・・・
本題は、ここから!!
今日は、船江さんから嬉しい情報を頂いた。
自分がギターを弾く時に、親指にサムピックをつけて演奏しているのだが
、自分の御用達のサムピックはなかなか入手困難だ。
県内の楽器屋さんではまず見たことは無い。
購入するには、お茶の水の楽器屋を探し回り
見かけたら全て買い占めている
(と、言っても3~5個なのだが)のが、現状だった。
御用達のサムピックと言うのは、スリックピックの黄色いやつ。
オレンジ色ではちょこっと硬いので、黄色がベスト。
いろいろなサムピックを使ってみたのだが、スリックピックの黄色が一番使いやすい。
その事を以前、船江さんに話したら「サンプルあれば探しておくよ!」って言ってくていたのだ。
今日ビートボックスに行ったら船江さんに突然
「おお!今、丁度電話をしようと思っていたところだったんだよ!」と言われた。
船江さんがカウンターの奥から小さい包みを出して開けてくれたら、
なんと黄色いスリックピックが1包入っていた。
本日から店頭販売するらしい。
これで、お茶の水に行かなくても購入できる事になるし、
他の人達にも試しに使ってもらえると嬉しい。
現在、自分の在庫が黄色5個、オレンジ2個(ほとんど使っていない)あるので
、「そのうちに買いに来ます」といって店を出る。
そういえば値段聞くのを忘れていた事を思い出し、夕方電話して値段の確認をする。
税込みで¥158だそうです。
このサムピックかなりお薦めなので、ギター弾く人は是非試してみることお薦めします!
ちなみに、本日店頭に出したところ夕方までに4個売れたらしいです。
今日は第1土曜日、「歌声喫茶ブレンド」でPA&ギター伴奏の日だ。
9:30自宅を出発、佐野市白岩町高谷(たかがい)にある「高谷オカリナの里」でPAセットと積み込み、
ちょこっとオカリナの練習。
12:00佐野市植下町「石臼びき手打そば 悠庵」で、
悠庵特製ランチ(10食限定)1,000円「ざるそば 十六穀米 小鉢 サラダ デザート」を戴く。
13:20小山パレスホテル別館 レストラン「彩華」に到着。
まだ食事中の一般のお客さんが数名いたのだが、参加者が集まってくるし、
開演時間が迫っているので、会場作りPAセッティングをはじめる。
14:00リハーサル打合せをする余裕が無かったのだが、予定通り「歌声喫茶」スタート。
今回は、同時刻に「歌声喫茶ともしび」が小山市立文化センターで行われているって事もあり、
どのくらいの方が集まっていただけるのか心配していたのだが、参加者30名強・・・
普段よりはかなり少ないが、心配していた程でもなかったので一安心。
アコーデオン担当・牧野さん、ギター&PA担当・自分、1部歌唱指導担当・篠崎さん、
2部リクエストコーナー担当・金子さん(佐野歌声)のスタッフだ。
1部が始まり、2曲目をやっている途中に、「んっ?、PA?」
アンプの出力メーターは振れているのだが、スピーカーから音が出ていない。
電源リセットで、復旧かかるのだが、すぐにダウンしてしまう。
アコーデオンは音が大きいので問題ないが、ギターと歌唱指導が問題だ。
1部は、だましだましやっていたのだが、当然伴奏に集中できない・・・
でも、参加者の皆さん、そんなトラブルが起こっている事も関係なく?
歌を楽しんでいるようなので、なんとなくすくわれる・・・
1部と2部の間の休憩時間中に、アンプ-スピーカー間のケーブル2本をチェックすると、
ジャックのところがぐらぐらしているケーブルがあった。
多分これだと判断して、ケーブルを交換する。
その後、問題なくPAは復旧し作動するようになった。
2部のリクエストコーナーのスタートに、自分が先月紹介した「いきる・のびる・ちから」と言う曲と
「紅葉(もみじ)」を、自分の歌とギターでやる事になっていたので、その時は必死でしたよ。
でも、ドタバタはあったものの無事終了したのでほっと一安心。
歌声喫茶は、基本的には歌本「緑」「黄色」を基本に進行していくのだが、
自分はそれを持っていないので、自分のコーナー用の別途歌詞カードを作って皆さんに配った。
「utagoe_0810.pdf」をダウンロード
それから、これがトラブルの原因となったケーブルのフォーン端子の写真。
左が正常品、右がトラブルを起こしたフォーン端子。わかりますか?
正常品のフォーン端子の先端には絶縁用の黒いリングがあるのだが、
右側のフォーン端子には取れてしまったのだろうか無くなっている。
これでフォーン端子のところがぐらぐらしていたしケーブルがショートしてしまって、
アンプがダウンしたんですね。
普通だったら、ケーブルショートするとアンプがパンクしてしまうのだけれど、
保護回路が働いてアンプがダウンしただけで済んだ。
さすが、YAMAHA STAGEPAS 300、値段はそれなりだが保護回路等しっかりしているので助かった。
でも、なぜケーブルの絶縁体が取れてしまったのか解らないのだが、
そういえば「館林下町夜市」でも、一度アンプがダウンした事があったなぁ~。
佐野の高校を卒業して、大学受験を失敗した一浪後、何とか横浜の大学に入学出来た。
そこで「YGS」と言うサークルに入る。
現在「高谷オカリナの里」の会員でもある「象さん」は、このサークルで知り合った友人のひとりだ。
1年の時は、同級生の西野君(フラットマンドリン)と、横川君(バンジョー)の3人で
「デビルボーイズ」と言うブルーグラスバンドを結成する。
2年の時は、前田さん(ギター)、石川さん(バンジョー)、梶山さん(フラットマンドリン)の組んでいた、
先輩バンド「NGBB」にウッドベースで参加する。
「NGBB」は、ブルーグラス半分、ナターシャーセブン半分のコピーバンドで、
自分が1年の時から入りたいなって思っていたバンドだ。
このバンドに入れた事で、バンジョー・フラットマンドリン・ウッドベース等々ある程度弾けるようになった。
「NGBB」とは、別に「3丁目27番地ヒルトップ・ストリングバンド」を作って活動をした。
メンバーは、三重県出身中浜君(12STギター・フラットマンドリン)、
佐渡島出身1年下の秋山君(ギター・バンジョー)、
茨城県出身飯田君こと象さん(ウッドベース)と、自分(ギター・フラットマンドリン)。
そんなこんなで、学業よりもキャンパス生活をエンジョイしていた時だった。
高校の後輩から「先輩に紹介したい人がいるので、遊びに来ませんか?」って、手紙が来る。
その後輩と言うのは、「悠庵さん」。
紹介したい人って言うのは、「谷力さん」だった。
遊びに行った先は、当時栃木県田沼町吉水で産業道路沿いにあった、
「カトリーヌ」と言うカフェレストラン('08.10現在は、カラオケの「千春Part.2」と言うお店になっている)。
集まったメンバーは、谷力さんの仲間、悠庵さんの仲間達、それに悠庵さんの姉さんの仲間達。
基本的には「カトリーヌ」貸切の、呑み放題食べ放題のライブだった。
その時に初めて、谷力さんと出会うことになる。
どーみてもほとんどの人が彼より年下なのだが、
みんなが「つとむちゃん」と呼んでいる。
どうやら、この集まりのリーダー的な存在で、
みんなが親しみを込めて「つとむちゃん」と呼んでいるらしい。
そんなわけで、自分も初対面?なのだが、
その後ずーっと「つとむちゃん」て呼ぶ事になる。
話を聞くと、フォークソングも上手だけれど、
オカリナをやっているらしい。
当時、自分のオカリナに対する知識は、
①小学生の頃テレビでやっていた「悪魔くん」の「ソロモンの笛」は確かオカリナだって事
②中学生の時、楽器屋さんでプラスチック製の青いオカリナを買ってきて練習した事
そんなもんだった。
呑んだり食ったり歌ったりでライブも盛り上がってきた時、
誰かが「つとむちゃん、オカリナ吹いてよ!!」ってリクエスト。
その時に吹いた曲は「馬子唄」。
その音色を、いいかげん呑んで、かなり出来上がってしまっていた自分が、
鳥肌物で聴いた記憶がある。
後に、谷力さんに会うたびに「つとむちゃん、馬子唄吹いてください!!」って、
お願いする事が恒例になる。
初対面の自分にも親しく話していただいた事で、つとむちゃんのファンになってしまった。
この写真は、その時セッションで歌った時のもの。
何を歌ったのだかは忘れてしまったのだが、
カポ無しDフォームで、
大口を開けて歌っているところをみると、
多分「遠い世界に」を歌っているのだろうと思う。
いろいろ話をして行くうちに、つとむちゃんも
「高石ともやとザ・ナターシャー・セブン」が好きだって事、
中津川のフォークジャンボリーに夜行列車に乗って
参加してきた事など、フォークソングに関して
いろいろな話を聞かせてもらった。
でも「今一番のお薦めの曲は何ですか?」って聞いたら、
「今は、箱崎晋一郎の抱擁が一番だよ!」って???
「この曲は、これからどんどんはやってくる曲だから覚えておいたほうがいいよ!!」とまで言い切る。
結論はその通りになるのだが・・・・
次にあった時は、「佳山明生の氷雨って唄が今度はヒットする」って、ギターを弾きながら歌っていたっけ。
つとむちゃん?フォークシンガーじゃーなかったの???