新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

8月29日 その2 中国の対日政策に思うこと

2016-08-28 10:06:13 | コラム
中国に対して拱手傍観で良いのか:

私が先日採り上げた産経のトップ記事の「中国、尖閣での法施行規定」について畏メル友尾形美明氏と佐藤隆一氏から寄せられたご意見を紹介しよう。

尾形美明氏の最初の意見は、

<諸外国と関連のある問題を、国内法で決めて、それを一方的に実施するというのです。尖閣を「自国領土」とし、「国家総動員法」?を制定し、有事には海外にいるシナ人も強制的に動員する、などと言います。

つまり、国内の共産党の方針・政策と力が全て、なのです。しかも中国は相手の力が弱いと実際にその通りに遣って来たのです。チベット・ウイグルなどの"解放”。インドやベトナムとの戦争。西沙諸島や南沙諸島で軍事力を行使し、長年他国が実効支配してきた島やサンゴ礁を奪ったのです。後は、人口島を作り、「軍事拠点にはしない」などと言いながら、ご覧の通りです。

この現実を見ても、平和憲法を守れ!、自衛隊解散・日米安保破棄、戦争法案絶対反対!などと叫ぶ反日サヨクがいます。彼らのおつむは一体、どうなっている
んでしょうか?>

となっていた。

佐藤隆一氏は次のように指摘された。

<中国の軍事力は防衛ではなく攻撃の為の軍事力です。あれだけの軍事力を維持するにはそれなりの金もかかります。まぁ、彼らの軍事開発費はスパイ活動費でしょうから、米国やロシアのような膨大な費用はかかりません。その分、安上がりではありますが、いつまで金が続くかが彼らの軍事力の底力と言う訳になります。

中国の嫌っているのは、自国の優位性である核兵器を無効にするようなTHAADの配備です。安いレールガンなども日本の本格的な研究を嫌うでしょう。ハーグの裁定も彼らを動揺させました。我が国はこうした相手の嫌がることを推し進めることでしょうね。>

尤も至極である。

尾形氏からは更に、

<ただ、「何時まで金が続くのか?」は難しい問題ですね。共産党は国民の生活などは余り気にしません。北朝鮮を見ると良く分かります。毛沢東も、「国民がパンツを履けなくとも、核兵器を持つ」としてその通り、実行しました。現在の中国共産党も共産党員と家族、その予備軍には配慮しますが、それ以外の国民
は人間とは見ていません。

ですから、中国がどうであろうと、日本人は「日本の国は自分たちで守る」という常識を取り戻すしかないと思います。それを、村山元首相のように「丸裸の日本を誰が攻撃するか。そんな事は絶対に無い」などとバカを言うのは、もう止めるべきですね。ここは憲法改正を急ぐことしかありません。>

という反応があった。矢張り憲法に行き着くようだった。

私からの纏めとしては、

私は戦争末期に本当に「米軍が上陸してきたら竹槍で戦う」と言って本気で訓練していたのを覚えています。私は訓練を受ける年齢ではありませんでしたが。今や、このまま何も対中国策を講じなければ、またぞろ竹槍になってしまうかと半ば本気で危惧します。

28日の産経で門田隆将が朝日新聞がSEALDsの解散を惜しむ記事を何回か載せたことを厳しく批判していました。私はSEALDsの大学生どもには呆れるだけで、その存在を「学生が良くやった」と歓迎する風潮も政党もあったのが理解出来ませんでした。そういう手合いの代表が朝日であったのは誠に寒心に堪えません。何処かで誰かが書いていましたが、「翁長知事は基地や米軍駐留に反対するが中国船が領海に入ることに一度も抗議したことがない」と。彼のような中国の回し者が未だ未だいたのです。



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