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新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

カタカナ語排斥論者は怒る(憂鬱かも)

2024-10-18 07:02:02 | コラム
産経新聞さん、「貴紙も」ですか:

今朝の構想では他のことを取り上げる予定だったが、産経新聞の23面の「ミシュラン東京三つの星は12店」を読んで気が変わってしまった。それは、他でもない英単語のカタカナ表記が猫も杓子もではなかった、全テレビ局と同じ過ちを犯していたことである。

何が誤りかと言えば「メンターシェフアワード」や「サービスアワード」のように表現していることだ。この“award”という単語を「アワード」とカタカナ表記する過ちはもう何十年も続いていると思う。何年前のことだったか、私はJリーグが所属する選手に賞を与えるときに、キチンと「アウオード」としたときには「Jリーグの快挙」とまで表現して賞賛したほど、誤表記が広まっているのだ。

英単語の「賞」と「賞を与える」の意味の“award”の発音をカタカナ表記すれば「アウオード」であっても「アワード」ではあり得えないのだ。毎回指摘してきたことは「カタカナ語製造業者(何とか言う通信社だと聞いたこともあるが)は英和乃至は英英辞典を見たことがないのか」である。「嘘の表記をした」のである。恥を知ってほしい。

解りやすいと思って言うが「戦争」の意味の“war”を誰も「ワー」とは言っていないではないか。それでも「アワード」とは何事か!キチンとした新聞社だと思って信用してきた産経新聞社には猛省を促したい。言う必要なないかも知れない事まで言っておけば「こんなカタカナ表記を木鐸だか何だかの新聞社がするから、我が国の英語力が何時まで経っても向上しない」のである。

このような英語の発音を用いた珍妙なカタカナ表記は無数に存在していて、マスコミ様御用達である。英単語ではないがRolexもその一例だ。100数十個も車ごと盗まれたというニュースでは、お定まりの「ロレックス」となっていた。ジーニアス英和にはチャンと「ロウレクス」となるような発音記号が掲載されている。「ロレックス」とは忌まわしいローマ字読みだ。こんな過ちを何時まで続ける気か。

マスコミとコマーシャルメッセージを作成する宣伝広告企業にも「真剣に反省せよ。今後は過ちを犯しませんと言え」と通告して終わる。


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