新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

UNもUNESCOも公正で公平か

2015-10-11 06:58:25 | コラム
ありもしない南京大虐殺を世界遺産に登録:

私はそもそもUN信仰を否定し、それこそ無意味なことであると信じていた。しかしながら、我が国には敵国条項まであるこの組織をご信頼申し上げる政治家も有名人も多かった。UNが中立ではないことは先頃の潘基文(韓国人である、念のため)が中国の抗日勝利記念式典に出席し、それを我が国に咎められれば「UNは中立ではなく公平・公正だ」とほざいたことで、いみじくも事務総長自ら証明して見せた。

UNESOとは”United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization”の略語である。邦訳は「国連教育科学文化機関」だ。何処が教育的で科学的なのか。また、ここでもUNの正体が現れていないか。中国はUNの”Security Council”の”Permanent member”である。これらの邦訳も何度も指摘して来たようにお為ごかしであるから原文のままにした。

そこに今回の南京大虐殺の一件の事態である。我が国では心ある有識者や論客や学者によってかかる事実はないと証明されていたにも拘わらず、一部の偏向した新聞と論者や有識者は如何にも事実であったが如くに唱え続けて来た。私は残念ながらこの事実無根である事の外国語による情報が海外にどの程度の頻度と正確さで発信されていたかは知らない。だが、今回の登録を見れば不十分だったのだろうと推定出来る。

週間AWACS氏も、

「日本のメディアも中共の戦略通りに動いてきたために日本の自爆を招いている。分担金の削減の話が出ているが、そんなことをすれば、それは中共の思うつぼとなる。分担金の倍は有効利用しなければならない。それができない不器用さを改めねばならないのだ。金は出すが口は出さないと言う日本的な美徳は海外では何の役にも立たない。口を出さないことは全て了承したことになるからである。相手は日本が文句を言わないことに慰安婦問題や南京問題を進めてきたのだ。」

と指摘しておられた。全くご尤もである。政府も担当官庁もこれまで以上に論争と対立を怖れることなく、抗議すべきは敢然と立ち上がって抗議すべきだし、中国の虚構の大虐殺に関する情報の不当さを否定する公式の情報を全世界に正々堂々と発信すべきではないのか。此処まで来て未だ「論争と対立」を怖れているべきではない。UNを敵に回しても言うべき事を言って何を失うのか。


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