新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

マスクの着用と手洗いの励行

2021-01-15 15:05:29 | コラム
マスクと手洗いには予期せぬ副作用が:

私は新型コロナウイルスの感染から身を守る方法として推奨されているこの二つを、昨年の流行の初期以来一所懸命に守ってきた。それかあらぬか、基礎疾患を持つ高齢者は今日まで何とか感染を免れてきた。所がである、つい先日採り上げたようにマスクの紐による耳の周辺のかぶれというか湿疹というのか知らないが、痒さに悩まされてきた。それは何気なく立ち寄った薬局のポスターで原因が解り、持ち合わせのステロイド系の軟膏の塗布で食い止められた。その際、紐がゴム入りではないゆったりとした紐がついたマスクを購入して使うことにした。言うなれば偶然の産物だった。

ところがである、耳の痒さ以前に「ここが何故痒いのでしょう」と、既に掛かりつけのクリニックの先生に両手の指の付け根の湿疹を見て頂いていた。先生は上記の軟膏と保湿剤で対応しなさいという診断だった。早速その通りにしてみた。だが、余りはかばかしくなく、ついつい痒さに耐えかねてかいてしまうのだった。そこで、ふと考えたことは「これはもしかして、手を洗いすぎるせいで、これまで余り石鹸やアルコールに触れてこなかった箇所がかぶれたのではないか」だった。そして、「これは冬場の乾燥期に入った結果かな」くらいに考えていた。

だが、湿疹は中々治ってくれないのだ。そこで、ふと思い立って何年か前に国際医療研究センターの皮膚科で処方されていた痒み止めの「ドレニゾンテープ」を細かく切って患部に貼ってみた。すると、この方がステロイド系の軟膏よりも効果が挙がるようなのだ。実は、テープの袋に記された期限などはとっくに切れているのだった。それでも効果があるようなのだった。

これらの2箇所で発生したかぶれ(湿疹)が私の皮膚が弱い所為なのか、長期間続ければ誰にでも起きる現象なのか、あるいは不可抗力なのか知らないが、お医者様はそういう警告を出しておかれるべき事柄ではないのだろうかと思う。私の場合は偶々入った龍生堂で知らされたのだったが、薬局が解っていることを何故マスコミは採り上げなかったのだろうか。特に手洗いの方法はテレビでも何でも「指の間をも」と図解して報道している。「身を守る手段のコインの裏側がどうなっているか」くらいを広く知らせておくべきではないのだろうか。



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