新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

1月30日 その2 岸田内閣が国会で攻めまくられているが

2024-01-30 13:16:38 | コラム
岸田総理は動じていないように見えるのだが:

何とか一部だけ国会中継を見た。衆参両院では野党の岸田内閣と自民党攻撃を専門にしているかのような野党議員たちが、ここを先途と厳しいとは思わせる質問の連発で岸田総理を攻め(責め?)まくっていた。

私が岸田総理の答弁から受けた印象は「岸田総理はそれほど動揺していない様子だったのは、質問の内容にさして目新しい事実もなく、予想してあった範囲内だったので、苦労しておられない模様」だった。それだけではなく、岸田総理は何時も通りに質問に直接答える事なく、抽象的というか具体性に乏しい事を言っておられただけ」だった。換言すれば「何も具体的に確約はしなかった」のだった。

国会での論戦からは外れるが、私が安倍派の五人衆の無責任振りにはあらためて「何とも救いようがない連中で、彼ら如きを信じて任せてきた私をも含めて多くの国民にも責任があるのでは」と落胆していた。それは彼らが「お詫びする、それは自分自身の監督不行き届きで、秘書を信頼して任せていたのが悪かった」と、見事な程全員一致して「秘書(事務方)が悪い」と責任逃れしか言わないのだった。

特に、西村康稔は新型コロナウイルス担当の時から責任回避の姿勢を貫き、何か問題が生じれば全て尾身茂氏に任せて、苟も一国の大臣たるものが逃げ回っていた狡賢い姿勢には呆れ返っていたので見放していた。故に、今回の逃げ口上を聞かされても「こういう輩が次期総理の座を狙う位置にまで上がっていたとは、自民党も人材不足なのだな」と再認識できていた。

私は収支報告書不記載や、政治何とか費の使途不明だとかを悲憤慷慨する前の事で、こんな程度の責任感しか持ち合わせていない者が5名もいて、政権与党を牛耳っていた事には、我が国の政治の危機感を見出しているのだ。その連中の上に立って、解決すべき難問山積の現在に「政権維持に汲々となっている岸田総理にも反省して貰いたい」と考えている。

この様子では「一将功成って万骨枯る」ではなく「一将功成る前に万骨枯る」となってしまうのではないかと、危惧している。国も国民も苦境に立たされてしまはないかという危機感だ。岸田総理には何卒「皇国の興廃現在の我が振る舞いにかかる」とばかりに奮起されて、雑音に動じる事なく「一将功成って万骨が栄える」ようご努力願いたいのだ、切れるものならば責任逃れの衆らを切り捨てても。



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