他意はないが「お花祭り」の日だった:
昨8日は好天にも恵まれたので、染井霊園に母のお墓参りに出かけた。20度と天気予報にあったので、一応それに備えた出で立ちだったのだが、巣鴨の駅に降りた辺りでもう暑さに負けたのか、大分足に疲れが来ていた。
染井と言うくらいだから、霊園内の染井吉野は未だ見事な花盛りで、何年振りかでその美しさを楽しめた。一時(イットキ)は観光バスが何台も止まっていたものだが、昨日は花見に来ていた人影もまばらで静かだったのは良かった。
園内で中山道(17号線)寄りの所にある、直径が2mもあるかと思わせられる古木の大きく広がった枝に咲く花の美しさを充分に堪能出来たのは幸せだった。毎年、これが見納めかと思うが、今年も見られたので「来年もまた来よう」とついつい欲が出る。
墓参を終えた後は定例の地蔵通り商店街に。ここをマスコミは「お年寄りの原宿」などと言うが、最早見当外れだ。コンビニも出ているし、「肉のハナマサ」も店を構えているし、大繁盛のOSドラッグ等ではレジに長い列ができている状態。普通の商店街に高齢者用の洋品・雑貨の店舗もあると言う方が早いのではないか。
2年ほど前までは、この後で中山道沿いにある「寿司ざんまいで昼食を」と家内と洒落込んでいたが、何故か閉店してしまった。そこで、昨日は大型のAPAの隅に「鰻重」の幟を立てていた店に試しに入ってみた。鰻重に刺身がついてお椀に小皿にデザートがついたし、ドリンクバーもあって充分楽しめた。これで¥2,000以下とはお値打ちか。なお、この料理屋はホテルの食堂ではない模様。
昼食の間に少し猛暑?から逃れたので、もう一息と巣鴨駅まで歩いた。その駅構内にアンパンで有名な木村屋の売店が出来ていたので「アンパンが幾らになったか」と好奇心から覗いてみた。COVIDの所為で何年も銀座に行っていないので、以前とは比較出来ないが、税込みで¥216だったのは「時代だな」と思わせられた。これに相殺関税分が賦課されれば、一体如何ほどになるのかなと考え込んでいた。
帰宅してみればほぼ午後1時過ぎ。水分と塩分を補給しようと昆布茶を何杯か飲んで、暫く休憩することにした。多少疲れはしたが、染井吉野も観賞出来たし、鰻重も楽しめた実り多き半日だった。でも、4月初旬で20度は超後期高齢者には暑すぎた。
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