新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

ラグビーW杯開催に思う

2019-09-19 07:49:10 | コラム
私のラグビーW杯に関する思い:

もしかすると「偏見だ」とkazk様に叱られるかも知れないが、私の思いを述べてみようと考えた次第。

20日に調布だったかでロシアとの試合で開幕されるのだが、その先発メンバーを見て私は「この大会はサッカーでも行われている世界のクラブテイームのW杯大会と同じだ」との見方を一層強くした次第。すなわち、その顔触れの半数がカタカナの名前の選手たちなのであるから。そうなっている理由は既にkazk様から繰り返し解説して頂いたので、分からず屋の私でさえ承知している。だが、我が国の代表が参加していたスーパーラグビーの頃から「あれほど外国人選手が多くても我が国の代表というのは・・・」と感じていた。しかし、それが世界のラグビー界の取り決めである以上、異議を唱えることは無意味であると認識している。

私が感性として思うか、または願うことは「世界の取り決めはどうあれ、一度だけでも良いから日本人の選手たちだけで英連邦の競合の諸国の代表と試合をして貰いたい」なのである。海外の諸国にも外国の国を代表するテイームにも異国の選手が入っている場合もあるだろうが、それと我が国の代表テイームに大洋州や英連邦の人たちが入っているのとは訳が違うと思う。嘗ての大畑や現在の田村や山田章や福岡等の実力の持ち主を集めればそれなりの世界的な代表テイームは結成出来ると思っているし、私は単独テイームの方が優れている場合が多いのではという論者でもあるのだ。

ここで誤解なきよう申し上げておくと、私は外国人選手を排斥しようと言っているのではない。純粋に日本人選手たちの強さと上手さが世界に何処まで通用するかを知りたいだけだ。とは言ってきたが、折角我が国でクラブテイームの世界選手権が開催されるのであれば、我が国を代表するテイームが予選リーグを突破して世界の8強や4強にまで勝ち上がってくれることを期待するものである。

このW杯の開催が迫ってくるに従って、テレビを見ていても新聞を読んでもこの関連の番組も記事も非常に増えてきたと思う。ここから先は「嫉妬」と責められても仕方がないが、私は何故我が国のマスコミはラグビーをあれほど有り難がるのだろうかと思っている。テレビドラマなどでは「男のスポーツ」だの「ノーサイドの精神の美しさ」を称えているのは妬ましい。同じUK系のサッカー出身者である私は「サッカーは男らしくないのか」とか「我が国の代表は常にフェアープレーの精神で戦っていると世界的な大会で認められているではないか」などと言いたくなる。

NHKなどは関東大学対抗戦グループの旧国立競技場で行われた早稲田対明治の試合などはずっと中継放送していた。だが、同じフットボールであっても(アメリカカン)フットボールとなると関東大学1部リーグの試合など中継放送されたことなどない。精々甲子園ボウルだけだ。偏向しているとも言いたくなる。いえ、サッカーの関東大学1部リーグの試合など中継放送された記憶がない。ここまで言えばもう十分だろう。

最後に一言申し上げておけば「何故世界のラグビー界ではサッカーのようなW杯の大会を開催しようとは考えないのか」となるのだ。何れにせよ、我が国の代表の健闘を祈って終わる。



コメントを投稿