新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

カタカナ語の零れ話

2014-08-04 16:10:17 | コラム
"R" の表記が面白い:

これまでにカタカナ語にされる過程で "A" の処置に難渋していたようだったとは指摘した。だが、最近になって漸く "R” にも苦労の跡が見えることに気が付いたのだった。思い付くままに "R" の後に母音をつけて「ル」にする例と、そうでないものを挙げていこう。

「ル」となっている例:
「ノールウエー」="Norway"、「コルク」="cork"、「シンガポール」= "Singapore"、「トルク」= "torque"、「ポルノ」= "pornography"、余り好ましくない例かも知れないが「アパルトヘイト」= "apartheid"、「ドル」= "dollar" 等は何れも "r" の後に母音が来ていないにも拘わらず「ル」と表記されている。私には何故こうなったかは見当も付かないが、もしかするとドイツ語かスペイン語の影響があったのかとも思うが、どんなものだろう。

ならなかった例:
一方では「スポーツ」= "sports"、「レコード」= "record"、「マイカー」= "my car"、「レポート」= "report"、「モーター」(嘗て「モートル」のように読んだ時期もあったが)= "motor"等のように全く英語の発音をカタカナ書きにしているものもあるのだ。他にも同様な例は数多くあるだろうが、ここではこれしか思い浮かばなかっただけだ。

私に出来ることは分類する辺りが限界だが、何方か何故こうなったかご存じの方がおられましたらお教え下さい。