最高に楽し過ぎたイスタンブール。
正解。
9日間まるまるイスタンブールに居たけど、正解。
全然飽きなかった。
2、3日で他の街へ行ってしまう人は、もったいないな。
モスクは山ほど有るのでいくらでも見れる。
これは超~有名なブルーモスク。
壮大。
でも、どこも似たり寄ったりの構造だから、いくつか見たら飽きる。
男性と女性は、お祈りの出来る場所が分かれている。
外には手や足を清める水場が有って、そこで洗ってから入るけど、そのあと「あの人綺麗だな♪」みたいな邪念を持ってしまったら、洗い直しらしいw
女性は、観光客でも必ずスカーフで髪の毛を覆わないといけない。
あれ・・・、なんでなんだろうね・・・。
あんな暑くなる国で、ずっとあんな暑いもの被ってなきゃいけないなんて拷問だよ・・・。
ワタクシなんて、モスクに居る間しか被ってないのに、出る時には汗だく・・・。
同じ国に、髪を覆わずに暮らしている女性もいっぱいいる中、自分たちだけが髪を隠さないといけない状況、どう思っているんだろうね。
トルコの男子も、めっちゃ積極的に女子にアプローチして来ると分かった。
トルコも、というのは、トルコ同様イスラムの国だったモロッコも、そうとう凄かったから。
イスラム系はそうなのか?
元々親切さんで、めっちゃフレンドリーなお国柄であるけれども、会話にとにかく男女の関係を持ち出してくるのが煩わしさの極みw
レストランでご飯食べてれば、デザートとかお茶とかサービスしてくれるのはいいんだけど、「この後、一緒に出掛けない?夜景の綺麗なとこに連れて行ってあげるよ」とか言われても、一日中歩き疲れてクッタクタで、メシ食って眠くなったからもうベッドに倒れこんで泥のように眠りたい状態の深夜にそんなことを言われて、でもそのお気持ちを害することなく、やんわ~りとお断りすることを繰り返すウザさといったら・・・。
食い下がってくるのを、やんわり、やんわり、断るエネルギーを絞り出すのに必死w
お土産屋さんでも、お茶とか出されて「まぁ、座ってゆっくりしていきなさい」と言われることもあって、「いや、さらっと覗いて次へ行くつもりなんだが??」が通用しないw
さらに、欲しくもない高級絨毯とかいろいろ見せられて、「僕のガールフレンドになってくれるんなら、安くしてあげるよ」とか、恋愛を絡めたトークをしてくるのも苦手。
ワタクシ、恋愛に興味ないんよ・・・・・。
「今日、友達の誕生日パーティーが有るんだ。一緒においで。」とかも言ってくるが、はいはい、それは付いていったらイカサマ賭博とかに巻き込まれて大枚奪われるあれでしょ?
もーね、そんなのには引っかからんのよ・・・。
とにかく、あらゆるものから解放されるまでが大変・・・w
今回お泊りは全部旧市街にしたけど、新市街にももちろん行ってみた。
ヨーロッパよ。
景色はすっかりヨーロッパ。
メインストリートのイスティクラル通りには、路面電車が走ってる。
なんか大騒ぎが始まったから、何事かと思って聞いてみたら、サッカーで地元のガラタサライが優勝したってんで、サポーターが集まってチャントで大盛り上がり、というシーンだった。
まるでスタジアムの大歓声の中に居るようで、ジェフサポとして毎週サッカー見に行ってたワタクシとしては、とても懐かしい楽しさが蘇ってきた。
このへんで食べた、このデザートがめっちゃ美味しかった!
カイマック。
クリームみたいに柔らかくて滑らかな、癖のない水牛のチーズに、蜂蜜がたーっぷりかかっているもの。
パンに山盛り塗って食べたら激ウマ!
これは旨過ぎる。非常に気に入った。
ちょっと脇道に外れると、メイハネと呼ばれる居酒屋さんがたくさん並んでる通りが有ったりして楽しい。
どこも道にはみ出したテラス席が有って、外飲みが好きなワタクシの心を躍らせる。
便利なのはロカンタと呼ばれる食堂。
ここはお食事がずらーっと並んでいて、好きなものを指差しで注文できるのが旅人にはとても有難い。
もちろん選ぶのは羊♪
美味しかったのよぉ~。
別日には、見学の出来るお城に行った。
有名なトプカプ宮殿より豪華だ、という場所なんだが、内部撮影禁止なのがいただけない・・・。
中はとても豪華で見ごたえが有るのに、どうして写真を撮らせてくれないのか・・・。
もう忘れちゃうよ、どんな部屋が有ったのかw
とても広くて、中に何か所かカフェが有るから、そのうち2つでお茶をした。
こっちは中庭の、温室みたいなカフェ。
もう一つは、撮影禁止の建物の中に有るけど、この部屋だけは写真撮っても怒られない素敵な場所。
海沿いの宮殿だから、海を眺めながらお茶出来た、最高♪
フルーツ、美味しかった。
あと、駅にも行ってみた。
オリエント急行の終着駅だったんだよ。
パリからイスタンブールまでを結んでいた、超豪華列車。
すごい距離。
王侯貴族や外交官、裕福な商人や旅行者などに愛用されていた。
イスタンブールは、当時はコンスタンティノープル、と呼ばれていた。
駅舎は当時の面影が残っているようね。
レストランが有るので、そこでご飯を食べたかったが、なんか店員さんが感じ悪かったんで食べなかった。
ちょうど、薔薇とジャスミンの季節だった。
あちこちからいい香りがして、散歩が楽しかった。
続く・・・